音屋Dave Rogan こと大井衆路

音屋【響音衛門商店】、のDave Roganこと、大井衆路です。三重県の民放FM局で番…

音屋Dave Rogan こと大井衆路

音屋【響音衛門商店】、のDave Roganこと、大井衆路です。三重県の民放FM局で番組制作に携わり、その後はフリーランスで番組制作をしたり、音楽コンテストの審査員などをしてきました。趣味が高じてPA機材も揃えてしまいました。三重県でイベントを企画しているあなた!仕事賜ります。

記事一覧

MEETS DUO #4

原宿クロコダイルにて、山内テツさんと、嶋田吉隆さんによるMEETS DUOのライブにやって来ました。今年の6/6に初めて来て、今回がこのお2人のライブは2回目です。前回同様…

オーディオチェック用音源

オーディオ好きな人なら誰しも「オーディオチェック用レコードやCD」なるものがあるはずで、今回は僕のチェック用の音源をいくつか紹介してみようと思います。 アメリカの…

YAMAHA MGP32Xで音楽鑑賞

テストとはいえ、大きなミキサーにあれこれ機材を接続して音が出るようにセッティングすると、確認できたからといってすぐに片付けるのはもったいないので、しばらく繋ぎっ…

YAMAHA MGP32X音出し

先月末に買ったYAMAHAのミキサー、MGP32X。音出ししたかったところ、まとまった時間が取れずにいた。お盆休みでようやく時間に余裕が出来たので、音出しできた。 機材倉庫…

ミキサーあれこれ

2020年頃、友人が突如「PA機材を買おうと思う」と機材を揃えた。彼の家は親娘の仲がよく、お嬢さんが(僕のかつての同僚だったりする)司会業をやってて、絵本の朗読会も主…

名刺頂きました!

日頃お世話になってる親娘ユニット MAMI & PAPAから僕に音屋さんとしての名刺を作っていただきました。 屋号は「音屋 響 音衛門商店」になんとなく決めておりまして…。…

舞台に関わる身として

2年前に思い立ち、音響機材を揃え始め、PA屋さんを始めた。と言ってもまだビジネスとしては成り立ってはいないけど。その前に学生時代を含め、ラジオ業界で20数年音響に関…

夏祭りのPAこれから始まります。

伊勢市の新道商店街の夜祭りのPA入りました。本日7/20(土)17時からライブが入ります。セッティング終わってリハーサルまで少し休憩。

泉谷しげる

泉谷しげるというと、最近では「渋い俳優」とか「テレビで言いたい放題してる人」という印象が強いんだろうか?実はシンガーソングライター。まずはロックミュージシャンな…

うちの視聴覚コーナー

うちのオーディオコーナーです。日々、なにか増えていってる。少し前まで隣家とは離れており、遠慮なく大きな音を出していたが、最近すぐり隣が開発されて人が住むようにな…

映画「トノバン」を見た

実は加藤和彦は大好きなアーティスト。数年前に自ら世を去った。軽井沢の万平ホテルが最後の場所だったなんて、いかにもだと思ったけど、本当に悲しく寂しかった。彼にまつ…

ピアノのネタです

このピアノはオーストリアのピアノメーカーのベーゼンドルファーのモデル290インペリアル・コンサート・グランドピアノ。 1台4000万円以上する。97鍵のコンサートグランド…

マイルス・デイビス

生まれてから50年以上に渡り殆どロックばかり聴いてきた。ビートルズに始まって以来、死ぬまで音楽の底なし沼にハマったままで生きていく。そんなロック野郎の僕のマイルス…

山内テツさんのアルバム「ききょう」

山内テツさん、Faces解散し帰国後作ったアルバムが1976年リリースの「ききょう」聴いております。 テツさんがイギリスで活動していたのは僕が中学生の頃。まだロックを聴…

2024年6月6日原宿クロコダイル。山内テツさんに会えた。音楽編

前回の投稿に続き、今回は山内テツさんと嶋田吉隆さんによるユニットのライブ「Meets Duo 3」の音の印象を、僕なりに感じたことを書いていこう。 オープニング、まずドラ…

2024年6月6日原宿クロコダイル。山内テツさんに会えた。

まず山内テツというミュージシャンについて。1970年代初頭、海外で日本人の音楽というと「スキヤキ」しかなかった時代、ベースギターを持って渡英し、FreeやFacesという英…

MEETS DUO #4

MEETS DUO #4

原宿クロコダイルにて、山内テツさんと、嶋田吉隆さんによるMEETS DUOのライブにやって来ました。今年の6/6に初めて来て、今回がこのお2人のライブは2回目です。前回同様、差し入れに赤福を持参しました。今回は地元三重県でもあまり見かけない「白餅黒餅」をチョイスしました〜。

オープニング、テツさんは写真にあるように古いフラメンコギターで登場。とても古いギターで。テツさんがFACES加入が決まった

もっとみる
オーディオチェック用音源

オーディオチェック用音源

オーディオ好きな人なら誰しも「オーディオチェック用レコードやCD」なるものがあるはずで、今回は僕のチェック用の音源をいくつか紹介してみようと思います。

アメリカのシンガーソングライターのダンフォーゲルバーグ、彼が40年ほど前に出した2枚組アルバム。アコースティックギター中心の曲が多く、このアルバムのアコギの弦の音、とてもクリアで、弦の1本ずつがよく聞き分けられる録音が成されています。アルバムトッ

もっとみる
YAMAHA MGP32Xで音楽鑑賞

YAMAHA MGP32Xで音楽鑑賞

テストとはいえ、大きなミキサーにあれこれ機材を接続して音が出るようにセッティングすると、確認できたからといってすぐに片付けるのはもったいないので、しばらく繋ぎっぱなし。
今日は、アンプをAB Internationalのシリーズ400と入れ替えて見た。

何台か持ってるアメリカの業務用パワーアンプのAB International。今回は比較的低いパワーのシリーズ400で音出し。
RAMSAのパワ

もっとみる
YAMAHA MGP32X音出し

YAMAHA MGP32X音出し

先月末に買ったYAMAHAのミキサー、MGP32X。音出ししたかったところ、まとまった時間が取れずにいた。お盆休みでようやく時間に余裕が出来たので、音出しできた。

機材倉庫…というか仏間を不法占拠してる機材たち。その中でミキサーをセットしました。大きい上に重い。ハードケースを含めて40kg。これを1人で車庫に運び、車に載せる。えらいこっちゃ!

ミキサーの背面には、手元灯り用のプラグが付いている

もっとみる
ミキサーあれこれ

ミキサーあれこれ

2020年頃、友人が突如「PA機材を買おうと思う」と機材を揃えた。彼の家は親娘の仲がよく、お嬢さんが(僕のかつての同僚だったりする)司会業をやってて、絵本の朗読会も主催したりしてるので、その時に少しでもお手軽に機材が使えるようにというのが、機材を揃え始めたきっかけだったと思う。僕もずっとラジオマンだったとはいえ、音響の専門学校も出ているし、一通りの知識はあったので、自然な流れで僕がミキサーの前に座

もっとみる
名刺頂きました!

名刺頂きました!

日頃お世話になってる親娘ユニット
MAMI & PAPAから僕に音屋さんとしての名刺を作っていただきました。

屋号は「音屋 響 音衛門商店」になんとなく決めておりまして…。
僕一人なので肩書きは「棟梁」にしました。よろしくです。

舞台に関わる身として

舞台に関わる身として

2年前に思い立ち、音響機材を揃え始め、PA屋さんを始めた。と言ってもまだビジネスとしては成り立ってはいないけど。その前に学生時代を含め、ラジオ業界で20数年音響に関わらせてもらってきた。ラジオマンとはいえ、少なからず舞台に関わることがあった。誰に教えられたわけでもないけど、自分なりのルールを作ってきたので紹介します。もっと現場経験が豊富な方々から見たら「そんなこと当たり前じゃん」と言われるかも知れ

もっとみる
夏祭りのPAこれから始まります。

夏祭りのPAこれから始まります。

伊勢市の新道商店街の夜祭りのPA入りました。本日7/20(土)17時からライブが入ります。セッティング終わってリハーサルまで少し休憩。

泉谷しげる

泉谷しげる

泉谷しげるというと、最近では「渋い俳優」とか「テレビで言いたい放題してる人」という印象が強いんだろうか?実はシンガーソングライター。まずはロックミュージシャンなんだよ。

先日観た映画「トノバン」きっかけで、改めて泉谷しげるを聞き直している。泉谷しげるの初期のアルバム「春夏秋冬」サポートミュージシャンは何とサディスティックミカバンドなんだよね。更にこの投稿のトップ画像にしているアルバム「80のバラ

もっとみる
うちの視聴覚コーナー

うちの視聴覚コーナー

うちのオーディオコーナーです。日々、なにか増えていってる。少し前まで隣家とは離れており、遠慮なく大きな音を出していたが、最近すぐり隣が開発されて人が住むようになったので、大きな音を出すのは控えているものの、迷惑かけていないか心配です。

これは最近買ったグラフィックイコライザーです。家庭のオーディオに要るのか?はっきり言って必要はない。安かったのでPA用に買ってみた。現場に導入する前に家でしっかり

もっとみる
映画「トノバン」を見た

映画「トノバン」を見た

実は加藤和彦は大好きなアーティスト。数年前に自ら世を去った。軽井沢の万平ホテルが最後の場所だったなんて、いかにもだと思ったけど、本当に悲しく寂しかった。彼にまつわる人々の取材などで構成する映画「トノバン」が上映されていて、三重県じゃ見られないだろうなと諦めかけていたら、なんと伊勢市の進富座という映画館で見られるということで昨日見に行ってきた。

ここは伊勢市の商店街の奥の方に、昭和初期からある劇場

もっとみる
ピアノのネタです

ピアノのネタです

このピアノはオーストリアのピアノメーカーのベーゼンドルファーのモデル290インペリアル・コンサート・グランドピアノ。
1台4000万円以上する。97鍵のコンサートグランドピアノ。僕は今から45年ほど前、東京の新宿区の専門学校の音響科に通っていた。その学校のスタジオでこのピアノの音を初めて聴いた。それまでグランドピアノというと、音楽室のお馴染みYAMAHAしか知らなかった。ロック小僧で、ほとんど生楽

もっとみる
マイルス・デイビス

マイルス・デイビス

生まれてから50年以上に渡り殆どロックばかり聴いてきた。ビートルズに始まって以来、死ぬまで音楽の底なし沼にハマったままで生きていく。そんなロック野郎の僕のマイルスにハマった話。

実はロックから離れた時期がある。1970年代後半、セックスピストルズが衝撃のデビューを果たし、世の中はパンクにニューウェーブ。まもなくYMOが大ブレイクすると、世の中は「長髪のむさ苦しいロックは時代遅れ」とロック受難の日

もっとみる
山内テツさんのアルバム「ききょう」

山内テツさんのアルバム「ききょう」

山内テツさん、Faces解散し帰国後作ったアルバムが1976年リリースの「ききょう」聴いております。

テツさんがイギリスで活動していたのは僕が中学生の頃。まだロックを聴き始めた頃、日本のPOPSといえばまだ「スキヤキ」くらいしか海外に馴染みがなかった頃。そんな時代に単身英国に渡り、外国人であるために英国のミュージシャン・ユニオンに登録できず、苦労しながら活動してたテツさんは、ロックといえば英国、

もっとみる
2024年6月6日原宿クロコダイル。山内テツさんに会えた。音楽編

2024年6月6日原宿クロコダイル。山内テツさんに会えた。音楽編

前回の投稿に続き、今回は山内テツさんと嶋田吉隆さんによるユニットのライブ「Meets Duo 3」の音の印象を、僕なりに感じたことを書いていこう。

オープニング、まずドラマーの嶋田吉隆さんのドラムソロから始まった。微細な音から始まり、様々に形を変えてリズムが、音が繋がっていく。

地面に落ちた雨が土に染み込み、そして石と石の間を通り抜け、やがて岩のヒビに染み込む。それから更に時間をかけて、また地

もっとみる
2024年6月6日原宿クロコダイル。山内テツさんに会えた。

2024年6月6日原宿クロコダイル。山内テツさんに会えた。

まず山内テツというミュージシャンについて。1970年代初頭、海外で日本人の音楽というと「スキヤキ」しかなかった時代、ベースギターを持って渡英し、FreeやFacesという英国を代表するバンドのメンバーになった。これがどれほど大変だったか、当時の英国は英国人演奏家を守るためという理由から、ミュージシャンユニオンという音楽家の組合に加盟せねばならず、その条件が英国人に限定されていたため、渡英したものの

もっとみる