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ここがタメになった「プログラマーは世界をどう見ているのか ひろゆき」1/②

プログラミングを全く知らない人向けに HTML と JavaScript をコードを書いてもらう本です。
プログラマーはコードを入力する時間よりもそれ以外の時間の方を重視します。それはなぜなのか本を通して説明しています。問題解決をいかに効率的に行うために重要なことだからです。

教えている内容自体はプログラミングの解説サイトや本と同じなのですが、専門的な用語がわかりやすい言葉に全て置き換えているので今まで生理的嫌悪感があった人でも読めるようになっています。時々挟まれているコラムではひろゆき自身が仕事をする時に気をつけている点を述べています。
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効率上げるための考え方は企業や仕事が違ってもだいたい同じです。プログラミング思考も同じです。プログラムを書きながら部下に仕事を回して会社運営しているひろゆき氏が、パソコン使わない場面でもプログラミング思考が応用できると説くのは説得力があります。ふだん番組で雑談しているひろゆきの別の側面が見えて面白いです。

仕事や勉強でも「やること」を細かく分けていくと、あいまいで理解できていない部分が明らかになり今後行き詰る点が見えてきます。いわゆるボトルネックが見つかると人に尋ねたり頼んだり調べたりいろいろな手段が自動で思いつくようになります。
ひろゆきは昔から「自分が考える意見は客観的に考えたら自然に出てくるものであり、誰でも同じ意見に至るはず」と言ってましたがこのプログラミング思考から教えられたのかもしれないです。

~~以降は内容説明~~

なぜ簡単なコードを打ち込んで失敗するのか、根本的なところから説明しています
正しく表示しないとコンピューターに伝わらなくて実行してもらえない。これは会社の相手でも同じです。他人に指示するのがストレスで怒りっぽくなる人はプログラミングを学んでいくと解決しやすくなります。

コードはなぜツリー構造になっているのか。情報を整理していくにはどんどん分けていって似たものをまとめていきます。それらを繰り返すから自然にツリー構造になります。

ツリー構造の重要さを理解すると日常の問題でもツリー構造にあてはめて分析ができます。似ている物事をまとめてひとつにするとわかりやすくなり冷静に全体を見通すことができます。問題解決にツリー構造を用いて考えると、解決方法がいくつもあって必ず一長一短がありどれを選ぶかに注意を向けやすくできます。

プログラムというのはコンピューターへの指示書です。指示を細かく分けていくことコンピュータにとって分かりやすくなります。
会社の部下への指示でも同じです。こうすることで詳しくない人でも指示をもらった通りに実行しやすくなります。

作業を効率よく実行するのは「順番」が大事です。
することを書き出してみると同じ作業がたくさんあることに気づきます。それらを集めて一度にするようまとめると工程自体が減ります。工程を切り替えるための準備と片付けが減るからです。

作業時間が短縮に行き詰まる原因としてボトルネックが存在する場合があります。他の作業をいくら短縮してもそこで行き詰って全体の作業時間を短くできなくなります。例として、食堂で料理を素早く作っても配膳係が足らなくて仕事が進まないのがあげられます。
解決の第一歩としてボトルネックはどこなのか探すことは重要です。
少し離れたところから観察することが大事です。

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