- リスキリング vol.6 - こういう展開は想定外だった - アジアの大国 -
学校に行きだして、1か月
あー、こんなん知らずに仕事してたのか・・・とか、なんでこの人パッと答えられるんだろうか・・・とか、その手のことは日々あります。
一方、ひいこら言ってる時がないわけじゃないけど、リズムを作ると、絶えずひいこらでもない。予習と授業とグループワークと課題、で復習。1回で覚えられないことは今まで通り、何度もやる。それぞれの授業で段取りを考えるのと気を抜かないことと。やることやって、できない、わからないってのは、私がアホってことなので仕方がないです。That's it. 理解度が浅い時は大概手を抜いた時。
全然予想していなかったこと
そんな中、インド人たちとのグループワークがなんか、想定外でして。まず、中国人チームのネットワークにはやっぱり上手く潜り込めません。個人レベルで話すといろいろ和やかに話すんですが、何かやるってなると、彼らはすぐに集まる。で、流れ流れて、インド人チーム。この人たち、まとまりが全然なくて、よいです。ちなみに、とあるグループワークは私以外、みんなインド人。超絶ドギツイ巻き舌英語の若者の彼も、性格がわかってくると、ちょっと安心します。けど、正直何言ってるか、全然わからない時はあります。教授も聞き取れない時が何度かあったし。すぐに"Bro、Bro"って言ってきて、距離感近い近い。アイデアをグイグイ押し付けてくる感じもイイです。
せっかくなので、素敵な仲間たちを紹介
日本人の立ち位置を見極める?
正直、こういう人がインド人、みたいなの知らないから、とにかく新鮮です。逆に日本って中国と近いんでしょ、って他意なく聞いてきたコマルも、本当に日本のことなんてよく知らないんだって、さすが14億人の国。
偶然ですが、Background的には、バランスはいいチーム。ただ、基本みんな好き勝手なので、私は足りない役割のところにシレっと収まって、整合性チェックとか、気が付けば裏回しして、結構楽しい。意見言い合って、グループワークやりたかったんだよな、と思いつつ。
自分でやってみて思いますが、グローバルなコミュニティの中で、日本人の立ち位置って、どこかにあるんじゃないかな、と。日本人って言っても、人それぞれキャラクターは違いますけど。日本自体これだけ世界をリードした時代があって(教授の中には一目を置いてくれる人もいます)、そのエッセンス(良いもの悪いものはありますが) を元に育って、それなりのバリューはあるでしょうから、あってもいいよね、ハマりそうなところ。これは、もうちょいやってみると、もっとくっきりわかるかもしれません。グイグイ行くのが苦手なら、調整役とか。
もっとガチを目指すか、否か
このグループで作った事業計画案を冷静に見ると、もちろん私も含めてですが、レベルはそこまで高くないんだろうなってのは、薄っすら気づきました。にしてもですが、おじさんは楽しんでます。一方、どこまでマジでやる?どうせなら、精度高くやりたいよね、と思って、細かいことを言うと、それは最終提案に入れようって言われて、スルーされたり・・・。手を動かすのはスゴい面倒で大変だったり、思うようにはいかない時もありますが、まあ、おおよそいいもんです。
他のチームの資料もPeer reviewで拝見しましたが、似たり寄ったり。(あ、この要素入れればよかったとか、このアイデア、ユニークとか、実に面白いです) ただ、どこも金儲けのロジックと市場の洞察のところが弱く、一番重要な気がするんだが・・・、全体的に学校のレベルの域を出てない感はあります。勉強のための勉強になってる。いいんだけどさ、そりゃ勉強にし来たんだから。けど、目標としては、ここでガチのビジネスができるようになる、にしたいと思ってます。
またどこかで、「コマルが課題をぶっちして、サランヤがブチキレる」編というのを書こうかな。インド人女子達のケンカ。結構荒れて大変でした。
にしても、インドって大きな国
で、インドと私、ってのが意外。まあ、こんだけインドの人がカナダにいると、その可能性は大いにあるんでしょうけど、けど、意外。想定してなかった「カナダでインド人と英語で勉強する」。最近はインド英語に接してる時間の方が長い気がする。(結局インド、インド、スリランカで全部そっち系) う~ん、なんかわけわかんないけど、すごくエキサイティングな感じ。イイね。
今まで私自身が全然知らなかったってのが、ちょっと申し訳ないので、いろいろ調べています、インド。それより勉強しろよって話ですけど。仲良くなるには、Key word トークが一番。Sushi、Ramenって言われるとうれしいのと一緒です。
北インドと南インド、西にも東にも大きな街があります。とにかく、大きな国。宗教もいくつかあって、人種もさまざまな、言葉は100個くらいあるって言ってました。ヒンドゥーにタミル。文化もさまざま。食事もさまざま。歴史は言うまでもなく、古代文明から、あー、世界史で勉強したなぁ~って話がいくつも。調べて結構複雑だってわかると、この人達がまとまりないのも、コマルとサランヤのバトルもわかる(?) 気がします。
想定外の展開ってのが人生、なのかしら?
ということで、この展開は、考えてもなかったです。ちょっと考えればありそうってことくらいわかるにも関わらず。それだけ、人間の想像力なんて、現実に起こることには遠く及ばないってことです。で、想定外、想定外で、もとに想像通りに戻るのか、あるいは、200%想像できない未来があるのか。40半ばの人生不安定おじさん、まだまだスリリングな経験ができそうです。(成績はともかく、単位はちゃんと取れよってのはありますが。。。)
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