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アトピー息子とスーダンとグローバル化の闇

それにしても、、、今のところ、アトピーの息子にとって小麦と砂糖は摂ってはいけない食品ナンバー1、2なんだけれど、

スーダンで生活するとして、この二つを拒否するってのはかなり至難の業と思われるよ。

スーダンの主食はパン(以前はそうではなかったようなのだけど、日本と同じで今やパンの手軽さと美味しさに伝統的な食生活は廃れつつあるようだ)。そして、3度の食事より頻繁に摂取するお茶、コーヒー、ジュース。。。全て日本の数倍の甘さ!!!

日本ではお酒を飲まないおかしなムスリム女。スーダンでは砂糖を拒否するおかしな日本人ママ。これは相当にコミュニケーション能力を磨かなければ村八分になりますな。

そもそもスーダンの主食はソルガムを材料に作るプリン型のアシーダやクレープ状のキスラ、パンケーキ的なグッラーサ(これは小麦も使うのかな?)などだったようだから、

アトピー息子くんとのスーダン生活を考える場合、玄米食を押し通すために精米機を買って籾殻付きの米を調達するか、スーダン伝統食を極めるか。。。アシーダは練るのが相当大変らしいから、こちらも餅つき機などを持ち込むのが良いだろうか。うーん、ソルガムが体質に合うのかどうかも試してみないと分からないしなぁ。

ところで、ソルガムとアシーダについてググってみたところこんな記事を見つけてしまった。

自家採種して代々受け継がれてきた在来種を、一世代限りで種の取れない改良種が駆逐する恐れが垣間見えるお話。我が国の種子法廃止を思い出す。このスーダンのソルガムの改良種にもグローバル企業が関わっているのだろうか。

安全な食事を実現するってのがこんなに大変なこととはね。調べているうちにも次の食事の時間がやってくるよ。とほほ

一人で考えていると気分までもお手上げになっちゃうので、同じような問題意識を持つ仲間を集めてがんばりたい。というわけで、今日は娘を連れて3度目の加賀に遊びにきている。

明日はめいいっぱい雪遊びをするだろうから、そろそろ寝なくては



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