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51%のポジティブを支えに 『登校できる』かな?

緊急事態宣言も解除され
いよいよ、娘の学校も始まりそうだ。

娘の心は日々揺れ動いていて
「あー、学校楽しみ!」の日が
あるかと思えば、
「大丈夫かな?やっぱりちょっと心配」
の日があったり…。

そんな娘の安定剤がこちら↓

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松丸未来さん監修
『子ども認知行動療法
不安・心配にさよならしよう!』

この本は、小学校でお世話になっている
スクールカウンセラーの先生が
「娘さんにピッタリな本があるよ!」
と言って、おすすめしてくださった。

この本に出逢ってから、娘は
"不安"との付き合い方が
ずいぶん上手になった。

自分は他のお友だちより、緊張しやすい、
いろいろな事が不安になるし、
いろんな事にみんなよりちょっと
敏感だってことを自分で認知した上で
行動できるようになった。

これって、かなりの成長だと思う(^^)

本の中に
ドキドキメーターで不安の"強さ"を
チェックするページがある。

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いちばん不安なときを100点として、
今のドキドキが何点かを
実際に色を塗って強さをはかる。

そして、その時の考え、気持ち、体の反応
行動、をそれぞれ書き出していく。

このワークを何回か繰り返しているうちに
ドキドキメーターが100点近くになる時の
パターンを娘が自分で気づけるようになった。

それから、
"不安は放っておくと
どんどん大きくなる"ということ。と、
"不安を和らげる方法"をこの本は
教えてくれた。

もちろん、「こうしなさい!」
ではなく、「あなたなら、どうかな?」
と、子どもが自分で考えて
書き込めるようになっている。

娘の場合

ドキドキメーターが80点と
高得点になったとき…

考え→わすれものしたら、先生に
           怒られるるかも…

気持ち→不安

体の反応→手足が冷たくなる
                 胸が苦しくなる
                 呼吸がはやくなる

行動→何度もランドセルの中身を確認する。

こうなったら、放っておかずに
不安を和らげる方法を試してみる!

かあさんとギュッとハグしてるところを
思い出す。←(母、うれしい😆)

深呼吸する。

不安を軽くする魔法のことば
「不安はみんないっしょ
学校に行ってしまえば楽しい♫」
を言ってみる。

昨年の9月、小3の2学期から3つ目の
小学校に通い始めた、娘。

最初のころは、泣いてばかりいた。

登校中に、高いビルを指差して
ドキドキメーターはあのビルより
伸びてるよぉ〜、あああ〜〜
行きたくないよぉおおおぉおお〜
と涙を流す日もあったなぁ(苦笑)

だけど、1年生の時とは違って
羞恥心が芽生えていた娘。
途中まで、わたしと一緒に行くことは
あっても、
「一緒に学校の中まで来て!」
とは言わなくなっていた。

転入と同時にスクールカウンセラーの先生
との面談をお願いしていたので、
早い段階での"先生のフォロー"と
"本"のおかげで2学期が終わる頃には
笑顔で学校に行けるようになった。

順調に学校生活を送り始めたとたん
3ヶ月の臨時休校…
再開後、どうなるかな!?

49%の不安があっても、
51%のポジティブが支えとなって
学校に行く事ができるか!?

不安があっても、"動ける"という
"経験"をどんどん積んでゆけば
きっと、今よりもっともっと
生きやすくなるよね!

学校、再開後
笑顔で登校できますように✨✨✨

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