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加筆(印税収入は全て寄付します)

作家生活スタートします。

この状況の中(2020年5月現在)で衣食住に困っている人、医療従事者、ライフラインを担う皆さんの、ご苦労に対して、これ以上の負担を掛けないことくらいしか、いまの私にはできません。

いまは大企業にでも勤めていない限り、生きることに精一杯、それが現実ですよね。
アフターコロナの世界では、夢や目標を諦めざるを得ない方々が、いらっしゃるかも知れません。
世界の人々が連帯することでしか、これから起こる「なにか」から、生き残る術は、私にはないように思えます。
しかしながら、大国の情勢を鑑みると、分断の道を歩みそうです。
我々ヒト(ホモサピエンス)は、生態系から自然選択により、排除されようとしているのかも知れません。
綺麗な表現ではありませんが、地球にとっては、ただの排泄行為でしかないのかも知れません。
ヒトが地球の支配者であるとの思い違いは、最早ボタンの掛け違えでは、済まされなくなっています。
地球上では、ヒトの数より、圧倒的にウイルスの数の方が多いです。
ヒトの体内でも細胞よりウイルスの方が多いのです。ヒトを生かすウイルスも居れば、殺すウイルスも居ます。
ヒトの生殺与奪はウイルスが握っているというのは過言ではないでしょう。

我々は9.11でも、3.11でも変われなかった。
ひとまずは生命と衣食住の確保が最優先ですが、今度こそ変わりたい。変わりましょう。

テクノロジーは進歩しましたが、ヒトとしては、後退しているとも言えます。
デマに踊らされ、トイレットペーパーを買い占めたり、マスク不足のドラッグストアでスタッフさんに詰め寄ったり……
日本人の民度の問題かと思いきや、先進国のほとんどで同様のことが起きていましたね。
日本より酷い争いもありました。

衣食住が整って、ビフォーコロナの世界に戻るのは、なにも前進に繋がりませんし、きっと戻れはしません。いまこそ、ヒトとしてのアップデートが必要なのだと思います。
これからは、より一層他者の痛みに寄り添える優しさ、寛容さが大切です。
できなければ、ヒトの存在は自然から、自ら創り出したテクノロジーから、淘汰されるかも知れません。
もちろん、そんな事態は起こしたくない。

そんな想いを、ひとつの世界を物語にしました。
夏目漱石「こころ」のオマージュ作品であり、私なりのアンサーストーリーです。

2020年5月18日、Amazonで電子書籍配信開始です。紙媒体も同時発売ですが、電子書籍の方が安価です。 
運良く読んでくださる方が、いらっしゃれば、印税収入の全ては、教育関係(いまのところ児童養護施設と考えています)に寄付します。

衣食住が整ったあとに、必要なのは教育です。残念ながら、現代の教育や学問は、受験競争と切っても切り離せない状態にあるようです。
本来の学問とは「想像力を鍛える」ためにあるのです。教育が行き届かなければ、我々ヒトは、なんどでもデマに振り回され、連帯から分断への道を歩み続けるでしょう。

時間があれば試し読みだけでもして貰えたら嬉しいです。

私のいまを全て書き切りました。
とは言え、三部作の第一部です。
あと、二部書きます。

第一部「極景」(きょっけい)

第二部「息子より」
第三部「制御不能の雨」

叱咤激励よろしくお願い申し上げますm(_ _)m

-極景-「誰もが、つみびと」「想像力が全て」

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