さるなし@誰が見た夢

ほとんどの時間、寂寞感に苛まれている主婦。 考えごと、本・音楽・映画についてなど、まと…

さるなし@誰が見た夢

ほとんどの時間、寂寞感に苛まれている主婦。 考えごと、本・音楽・映画についてなど、まとまらない話をつらつら書くよ。 2020年4月開始の夢日記→ http://eveningfaces.blog.fc2.com/

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最近の記事

AIで簡単夢分析してみた

「夢日記をただ書き溜めてもしょうがないよなあ、何かに活用したいな」と思い続けて早数年。 一応、「現実の出来事と照らし合わせて、心理分析に役立ててみてはどうか」というアイディアはうっすら持ち続けていた。 が、何せ私の夢はやたら膨大で、要素を一つ一つ分析するのは、時間も手間もかかり過ぎる。 そういうわけで、夢分析に手を出さずにいた。要は、めんどくさがってやってこなかった。 しかしある時、どうやらAIチャットを使えば簡単に夢分析ができるらしい、と知った。 早速、「Claude

    • 「思考ぷよぷよ」を消してみた

      ここ半年くらいずっと考えていたことがある。 それは、「心の声問題」である。 例えるなら、ドラマ『孤独のグルメ』のように、考え事や心の声を、頭の中でずっと喋り続けるという人が、結構多く居るらしいのだ。 それをXのポストで見かけてから、「そういえば自分は、どうやって思考しているんだろう?」と気になり始めた。 私は、「頭の中で喋り続ける」ということはなく、言葉ほど洗練されていないボヤッとした観念みたいなものが、頭の中にモヤーンと浮かんで、それぞれに感情や記憶がまとわりついてい

      • 恋コスメや開運メイクの思い出

        桃の香りのコスメが好きだ。 特に10代の頃は、桃の匂いがするものばかり買っていた。 京都物産展で、桃の香りの練り香水を買ったのがきっかけだったと思う。 以来、桃の香りにハマって、部屋の芳香剤やハンドクリームも全部桃系にしていた。 その頃は、それまで何も起きなかった私の人生の中で、一番恋愛関係が盛んな(というか「動きがあった」)時期だった。 調べた所、桃は風水的に恋愛運アップの最強フルーツとされているらしい。 四六時中桃の匂いに包まれていた当時の私は、そのご利益にあずかっ

        • 考えすぎて楽しめない人間の、舞台鑑賞デビュー

          私は、ライブや舞台鑑賞の経験がかなり少ない方だと思う。 理由は大きく2つある。 ①ド田舎育ちでライブや舞台が身近ではなく、そもそも行動の選択肢に入ってこない ②とんでもない出不精で、観たいものがあっても「外出がめんどくさいから」とスルーしてしまう 加えて、――これは最近気づいたことだが、「良い観客」であろうとしてしまって無駄に疲れるため、行くことを躊躇してしまう、という理由がある。 「演者さんに気分よくパフォーマンスしてもらうために、こっちは笑顔でいなきゃ。精一杯拍手しな

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          ジブリ×チャゲアス『On Your Mark』はなぜあんなに不気味なのか

          (「画像は常識の範囲でご自由にお使いください」とのことなので、スタジオジブリ公式ホームページから画像をお借りしています。)© 1995 Studio Ghibli 風力発電の風車ってなんであんなに怖いんだろう。不気味だ。 あれは物言わぬ、意思ある人工物だと思う。気味が悪い。 私は風力発電自体には何の意見も持っていない。ただ感覚的に、あの風車はすごく怖い。ひと気のない海辺にズラリと並んでるのを見ると、怖気が立つ。 原子力発電のあのマークも、目にすると、なんとなく身構えてし

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          放送事故・ハプニングマニアとしての活動と、その思い出。

          ネット黒歴史第二弾。 10代の頃、放送事故マニアだった話。 一口に放送事故と言っても、一般的には2種類の意味で使われる。 ・本来の意味での、機器のトラブルなどによって映像が乱れる放送事故。 ・俗語としての、ハプニングやアクシデントを指す放送事故。 私はどちらかと言うと、後者の「放送ハプニング」に興味があった。 起きてはいけないことが起きているという不謹慎なワクワク感や、放送倫理を通して「日本人の倫理観」が垣間見られる所が、なんとも面白いと感じていたのだ。 10代の頃の

          放送事故・ハプニングマニアとしての活動と、その思い出。

          手塚治虫というトラウマ震源地

          小学校高学年のあるとき、親戚からどっさり漫画を譲り受けた。 重たい段ボール箱の中には、『ブラック・ジャック』や『ブッダ』が全巻揃っていた。 それらが、私が初めて触れた手塚治虫作品となった。 『ブラック・ジャック』を一気に読んだ日、私は夕食を断った。グロテスクな描写にショックを受けて、食欲をなくしたからである。 ピノコ生成(製造?)の過程にまず衝撃。オカメのお面にすら「ヒエーッ」と恐怖。 無情すぎる死の残酷さや数々の奇病に吐き気。 「ちぢむ!」はその夜の悪夢に出たし、トドメ

          手塚治虫というトラウマ震源地

          「ズルい鎧」としての方言・訛り

          ぐっさん(山口智充)は演技が上手い。『仮面ライダー鎧武』を観ていて思った。洋画の吹き替えのように軽快な喋り方のDJ役がすごく馴染んでいた。 以前、「関西弁ネイティブは、標準語を話そうとすると片言になりがち」と読んだことがあるが、それで言うと、ぐっさんは標準語(共通語)が上手い。 『こち亀』で両津勘吉役をしていたラサール石井も、大阪出身と言われなければ気付かないほど、標準語が上手かったと思う。 反対に、よく『ガキの使い』の企画で大根演技を弄られているココリコ遠藤や陣内智則は

          「ズルい鎧」としての方言・訛り

          根暗女の00年代インターネット遍歴

          ネット民としての私の歴史を振り返ってみた。 現在30代くらいの方なら共感してもらえるかもしれない。 ◯黎明期(小学生) 小3か小4のある日、家にパソコンがやってきた。当時はまだADSL回線で、繋がるのにものすごく時間がかかっていた記憶がある。 高学年になると、「MSN」「ふみコミュニティ」あたりのチャットや掲示板を通じて、同世代の知らない人との交流を始めた。 当時登校が不規則になり始めた時期で、そのことに罪悪感があった私は、学校に行っているテイでその子たちと話していた。

          根暗女の00年代インターネット遍歴

          【マンデラエフェクト】「どんどん焼き」のパッケージが記憶と違う

          唐突だが、駄菓子の「どんどん焼き」を思い浮かべていただきたい。 あの小粒なあられ菓子である。 おそらく、マットな質感の白いパッケージに、版画みたいなタッチで描かれたハッピやふんどし姿の男が、神輿を担いでいるイラストを想像したのではないだろうか。 では正解を発表しよう。 …あれ?こんなんだっけ? ハッピの男はいない。筋肉隆々のふんどし男もいない。神輿もない。丸っこい子どもが太鼓を叩いたり、笛を吹いているイラストだ。 個人的には、大太鼓のピンクはっぴの子が気になる。こんな

          【マンデラエフェクト】「どんどん焼き」のパッケージが記憶と違う

          ディズニー映画『ピーター・パン』のここが嫌だな

          先日ディズニーの『ピーター・パン』を見返していて、「そういえば子どもの頃、この映画があんまり好きじゃなかったな」と思い出した。 理由はたくさんある。単純に可愛いプリンセスが出てこなくてつまらなく感じたのもあるし、なんとなく作品全体に漂う怖さ、ネバーランドの人々の野蛮さが嫌だったというのもある。 ちょうどディズニーシーの新アトラクションで話題になっているようだし、今回は「ピーター・パンのここが嫌!」について語ってみる。 ○ロストボーイズがキモい これが一番大きいかもしれな

          ディズニー映画『ピーター・パン』のここが嫌だな

          ちょっとダークな良質YouTubeチャンネル4選

          一時期、YouTube断ちを試みたことがある。「映像や音声の刺激は脳を疲労させるのではないか」と考えたからだ。 でも、無理だった。やはり旧来の媒体からでは得られない情報が詰まっているし、自分の興味や知識がYouTubeから広がっていることを実感しているからだ。 今回は開き直って、私がすごいと思うチャンネルを紹介しようと思う。 ◯シリアルキラー解説チャンネル「大事件ゆっくり解説」 凶悪殺人鬼についての解説チャンネル。 とにかく情報量がすごい。一時間を越える長尺動画も多いが

          ちょっとダークな良質YouTubeチャンネル4選

          私のタロットとの付き合い方

          コロナ禍に暇を持て余して始めたことの一つに、タロット占いがある。 当時、夫の実家で義理の両親と同居していて、さらに肝心の夫は単身赴任という状況だったので、何かと悩みが多く、タロットに頼りまくっていた。 今でも、何か決断を迫られた時や、モヤモヤとした不安があるときに、カードからヒントをもらうことが多い。 ある時、カードをシャッフルしていたら、頭の中に、福禄寿のようなおじいさん2人が「この子にタロットを与えてよかったな。落ち込むと勝手にカード遊びしてるんだから」と話す声が聞こ

          私のタロットとの付き合い方

          夢日記を続けるメリット・デメリット

          夢日記を書き始めて5年目になる。 夢日記を書いていてよかったことと、そうでなかったことをまとめてみる。 ◯自分の考えていることがよくわかる 密かな願望、心に引っかかっていること、心配ごとを客観視できる。 自分が何者かよくわかる。 例えば私は、一時期、髪の毛を明るい色に染める夢ばかり見ていた。 当時は地毛の黒髪だったが、「こんなに何度も見るなんて、私は深層心理では、黒髪を気に入っていないのかも」ということに気づいた。 それで、実際に髪をちょっと明るい色にしてみたら、非常に気

          夢日記を続けるメリット・デメリット

          「バトルロワイヤルっぽい夢」見たことありませんか?

          最近初めて、映画『バトルロワイヤル』を観た。 「これは社会現象になるはずだ」と納得の面白さだった。公開時には相当インパクトがあったのだろうな、と思う。 今やメジャーな「デスゲーム物」というジャンルも、この作品(小説・映画)が流行って以降に確立されたものらしい。 私は、『バトロワ』が流行った当時小学生だったこともあり、今までこの映画を観たことはなかったが、なんとなく「中学生同士が最後の一人になるまで殺し合う」という設定や、林の中を駆け回って武器を駆使して戦うイメージは頭に入

          「バトルロワイヤルっぽい夢」見たことありませんか?

          ミニミニ不思議体験集

          特にオチのない、奇妙で不思議な話を6つほど。 ○1967年からメールが届く 前使っていたスマホに、「1967年5月56日」という日付のメールが届いたことがある。 タイトルは「****」という感じで、記号か数字が並んでいたと思う。 ぱっと見迷惑メールかと思い、届いたそばから削除してしまったのだが、そのあとで「・・・ん!?」と引っかかり、ゴミ箱フォルダを確認してみたが、メールは二度と見つからなかった。まあ多分、エラーだったのだろう。 だが、たまたまその時ブラウザで開いていたペー

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