さるなし@誰が見た夢

ほとんどの時間、寂寞感に苛まれている主婦。 考えごと、本・音楽・映画についてなど、まと…

さるなし@誰が見た夢

ほとんどの時間、寂寞感に苛まれている主婦。 考えごと、本・音楽・映画についてなど、まとまらない話をつらつら書くよ。 2020年4月開始の夢日記→ http://eveningfaces.blog.fc2.com/

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最近の記事

【全9冊】幾多の断捨離と引越しをかいくぐってきた本を紹介する

これまで引越しの度に、「服・雑貨・本」の多さに泣かされてきた。 その反省から、自分の持ち物は極力、身軽にするよう心がけている。 たとえば、 服→(夏物、冬物それぞれ)小さい3段ケース+ハンガー10本に収まる量 雑貨→大きめの四角いクッキー缶ひとつに収まる量 本→バスケット(30cm×25cm、高さ15cm)に入るだけ と、なんとなく決めている。 特に、私は書店やブックオフに行くことが半ば趣味になっているから、本を増やさないようにするのは結構大変だ。 極力図書館で借りる、買

    • 【前世】退行催眠で見た幸福な景色

      今から数年前、子どもの入園式の前夜のことである。 不安でなかなか寝付かれず、YouTubeでひたすら「眠れる音楽」を探して聴いていた。 何本見ても眠れず、関連動画を辿るうちに、「前世療法 過去世への退行催眠」みたいなタイトルの動画が出てきた。 面白半分で、動画の音声に従い、催眠にかかってみることにした。 初めは、心身をリラックスさせるための指示が流れる。 「身体の力を抜きましょう」 「呼吸と共にどんどん深い世界に入っていきましょう」というような感じ。 次に、「過去

      • 意味不明なグリム童話『ハンスのトリーネ』が伝えたかった事とは

        グリム童話に、『ハンスのトリーネ』というお話がある。 『ハンスのトリーネ』の知名度はあまり高くないと思う。 それもそのはず、この物語は、グリム童話の初版でしか取り上げられていないからだ。 第2版以降で削除された理由は、調べた限り不明だった。 これは私の考えだが、単純に面白みが薄く、教訓と言うべきものがない、という理由があるのではないかと思う。 何より、はっきり言ってこの話、意味がわからないのだ。 『ハンスのトリーネ』のあらすじはこうだ。 ハンスの妻・トリーネは、仕事

        • 【第7回】ゆる4コマ集『夢と睡眠と私』

          「夜行バス」「夢の減少」「心配電波」

        【全9冊】幾多の断捨離と引越しをかいくぐってきた本を紹介する

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        • 10本
        • ゆる4コマ集『夢と睡眠と私』
          7本
        • 22本
        • 音楽
          4本
        • 映画
          5本
        • 芸術してみたいのよ
          4本

        記事

          【不思議体験】歌舞伎町の黒い陽炎

          初めて新宿を訪れたのは、18か19歳の時だったと思う。 新宿を目指して出かけたわけではなく、「東京観光」という漠然とした目的で夜行バスに乗り、その降り場が新宿だったというだけだ。 田舎者の私は、新宿駅周辺をうろうろしただけでも大満足だった。 中学の頃からの念願だった「ルミネtheよしもと」を見て、当時地元になかった300円ショップなどで買い物し、アルタで『いいとも!』出演者の出待ちをしているお姉さん方を遠巻きに見つめ、それだけでも、「わあ、東京楽しいなあ」という気分になった

          【不思議体験】歌舞伎町の黒い陽炎

          『宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO』に行ってきました

          出不精なので、たまに外出すると記録しておきたくなる。 今回は、4/11に『宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO』を訪れた時の話。 宇野亜喜良は、耽美で流麗な画風で知られるイラストレーター/グラフィックデザイナーである。 今年1月に『ジャパン・アヴァンギャルドポスター見本市(Bunkamura Gallery 8)』にて、宇野亜喜良の大胆な蛍光カラーのポスターを観て、とても心惹かれた。 その後、春に宇野亜喜良の大回顧展が開かれると知り、「これは絶対に行かねば!」と思っていた

          『宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO』に行ってきました

          ハチミツ二郎のnoteは日記文学だぜ

          10代の頃、お笑い番組が好きだった。 あえて「お笑いファン」と言わないのは、当時田舎住まいの貧乏女学生で、ライブに通ったりDVDを買ったりといった「お金を落とす」行為が出来なかったので、ファンを名乗るのは気が引けるからだ。 (同じ現象がハロプロに対しても起きている。曲はめちゃくちゃ聴いてるがファンは名乗れない。) その代わり、当時は『爆笑オンエアバトル』『エンタの神様』『笑いの金メダル』といったネタ見せ番組がいくつもあったから、そういう番組を録画して繰り返し観ていた。

          ハチミツ二郎のnoteは日記文学だぜ

          自戒を込めて。「引き寄せの法則」にハマる母

          ブームというのは往々にして、若者に持て囃される→子どもやミドル世代にまで広がる→中高年にまで浸透して一般化or淘汰、という流れがあると思う。 スピリチュアル好きの中高年の間では、今は「引き寄せの法則」が流行り出しているようだ。 と言っても、「スピリチュアル好きの中高年」のサンプルは、私の母だけなのだが。 先日帰省したら、何やら部屋中に、願い事や感謝の言葉を書いた紙が張り巡らせてあって、母がやたら「◯◯しようと思ってるんだよねぇ」と願望を口にしていたのでピンと来た。 そして本

          自戒を込めて。「引き寄せの法則」にハマる母

          『ブギウギ』あっという間の半年間。良かった点と、モヤモヤな点

          連続テレビ小説『ブギウギ』が大団円を迎えた。 戦時中~『東京ブギウギ』発表までの時期が長く感じられて辛かったが、戦後からどんどん華やかさを取り戻していくステージが楽しみで、何だかんだで全話完走。 個人的にはかなり満足した。素晴らしかった。 しかし、細かく思い返してみると、このドラマは「意識が配られている部分と、無神経な部分の差が大きい」という特徴があったような気がする。 それぞれの要素を書き出してみる。 良かった点・伏線回収の妙 長い物語ならではの「あの時のアレがここに

          『ブギウギ』あっという間の半年間。良かった点と、モヤモヤな点

          【第6回】ゆる4コマ集『夢と睡眠と私』

          #夢日記 寝起きが悪いシフォンちゃん続報↑以前記事に書いた「シフォンちゃん」の件の答えあわせです。 結論から言うと、予知夢ではなかったみたいです。 シフォンちゃんは本当に、私の夢の世界が作り出したキャラクターなのかもしれません。

          【第6回】ゆる4コマ集『夢と睡眠と私』

          体外離脱の記録。とにかく怖かった

          (2020年10月6日の記録より。) 午前2時にトイレに起きて、二度寝しようとしたら、入眠時に体外離脱を起こした。 記憶が鮮明なうちに記録を取っておこうと思う。 確か3時くらいまでは眠れなくて、YouTubeを音だけ聞いて流しっぱなしにしていた。 ちなみにそのとき見ていた動画は、安定のサンドウィッチマンである。よく眠れるのだ。 次第に眠くなり、音は聞こえているのに、言葉の意味がわからなくなってきた。 「あ、このまま眠れそうだな。よしよし・・・」と思いながら眠気に身を任

          体外離脱の記録。とにかく怖かった

          麻酔で意識が途切れるように

          中村うさぎさんのインタビュー記事。 興味深く読んだ。 特に、心肺停止になったときの話。 走馬灯を見たとか、スピリチュアルな類の体験は一切なく、テレビの電源を落としたように「プツン」と意識が切れて、その後は、闇があるだけだったという。 死というのは、そんな風にやってくるものなのかと、生々しく想像しながら読んだ。 私の人生にはまだ、生死に関わるような体験はない。 強いて言うなら、数年前、全身麻酔の手術を受けたときが、最も死に近い状態だったのではないかと思う。 まさに「プ

          麻酔で意識が途切れるように

          【第5回】ゆる4コマ集『夢と睡眠と私』

          醒めるまでが夢 ネットの影響 [夢日記]猫の夢夢日記の4コマ化はちょっと難しいのでこれからも試行錯誤してみようと思います。

          【第5回】ゆる4コマ集『夢と睡眠と私』

          夢にまで見た帰省(後編)

          2023年のゴールデンウィークに故郷に帰省したときのことを書いた、エッセイのようなものです。 前編はこちら。 3 隣町まで足を伸ばし、母方祖母宅へ。 祖父は残念ながら、デイサービスに行っていて不在だった。 祖母に「夫実家を出て暮らし始めた」と報告すると、少し怪訝な顔をされてしまった。 祖母は、「向こうの親御さんとは仲良くしないとダメよ」とだけ言った。 おそらく、私と姑が仲違いして別居に至ったのだと思われたのだろう。 確かに姑への不満はあったが、喧嘩して飛び出したわけでも

          夢にまで見た帰省(後編)

          夢にまで見た帰省(前編)

          2023年のゴールデンウィークに故郷に帰省したときのことを書いたエッセイのようなものです。 1 2020~21年はコロナ禍のため地元に帰れず。 少し状況の落ち着いた2022年も、出発直前になると家族の誰かしらが体調を崩し、帰省のチケットを3度(お盆・年末年始・春休み)にわたってキャンセル。 そんな経緯があったものだから、今回のGW帰省は本当に「満を持して」という感じがあった。 張り切ってチケットを買い、パッキングも済ませ、あとは出発を待つばかり・・・・という段階になって、

          夢にまで見た帰省(前編)

          【自己紹介】で、これは一体「誰が見た夢」なんだ?

          noteを始めて半年くらい経ってしまったが、改めて自己紹介をしようと思う。 <活動内容> まず「さるなし@誰が見た夢」というユーザー名についてと、主な活動内容について。 ○夢日記ブログ(2020年4月~) 名前の後についている『誰が見た夢』というのは、2020年に開設したFC2ブログの名前である。 週4~5本、夢日記を投稿している。イラストやフリー素材の写真等を交えて、できる限り詳しく夢を記録している。 夢日記の投稿は、私のメイン活動といえる。 ○note(2023

          【自己紹介】で、これは一体「誰が見た夢」なんだ?