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夢日記を続けるメリット・デメリット

夢日記を書き始めて5年目になる。
夢日記を書いていてよかったことと、そうでなかったことをまとめてみる。

◯自分の考えていることがよくわかる


密かな願望、心に引っかかっていること、心配ごとを客観視できる。
自分が何者かよくわかる。

例えば私は、一時期、髪の毛を明るい色に染める夢ばかり見ていた。
当時は地毛の黒髪だったが、「こんなに何度も見るなんて、私は深層心理では、黒髪を気に入っていないのかも」ということに気づいた。
それで、実際に髪をちょっと明るい色にしてみたら、非常に気分よく過ごせるようになったのである。

繰り返し夢に見る行動は、可能な限り実行してみる。
自分でも気づかないような小さなひっかかりが、思いがけず解消するかもしれない。

◯自分の創造力に気付ける


映画のように面白い夢を見たりすると、「私ってけっこう独創性のあるヤツなのかも」と思えて、自己肯定感が上がる。
また、普段なら絶対に浮かばないような変な発想も、夢の中ではポンポン浮かんできたりする。

特に創作活動をしている人などは、アイディアに詰まったら、一旦何も考えずに眠ってみると、夢が解決してくれたりするかもしれない。

◯文章を書くスピードが上がる


夢日記を書き始めてから、文章を書くのが早くなった気がする。
恐らく、夢メモをブログに起こす作業をしていたおかげで、「思いつくままキーワードを挙げる」→「繋げて文章にする」をシステマチックにできるようになってきたのだと思う。
あまり気負わずに文章を書けるようになった。

ただ、夢には基本的にオチがないので、文章にオチをつける能力は上がらない。

◯不快な夢を浄化できる


悪夢を見たら、忘れようとするより、文字に書き出してしまった方が良い。
文章化すると、意外とたいしたことない気がしてくるから。

◯いい夢に繰り返し浸れる


せっかくいい夢を見ても、しばらく経つと忘れてしまう。そんな勿体無いことはない。
書き留めて何度でも味わうべきだ。

◯ブログネタに困ることがない


眠りさえすれば、ネタは毎日採れる。


デメリットは、正直あまり思いつかない。

睡眠からの覚醒直前に「夢日記をつける」というつまらない夢を見てしまうことくらいか。

よく言われる「夢日記を付けると気が狂う」というのは、たぶん嘘だ。
もしそういう人が居たら、きっと元から狂っていたのだと思う。もしくは、夢にのめりこみ過ぎているのだ。

三日坊主の私がこの習慣を続けられたのも、夢日記を書くこと自体に魅力があるからだと思う。
この先も、やむをえない事情でも起きない限り、私は夢日記のアップを続けるつもりである。


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