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中国残酷物語 第二部。東北軍団が東京をぶっ壊す!!
昨今の中国の繁栄の理由をシリーズでお届けしようというテーマなのですが
情報量が膨大ですので・・・
1600年代の歴史から軽く振り返っていきたいと思います。
当時は、明という王朝が中国を収めていました。
しかし、後継者争いや反乱などが絶えず、明は弱体化の一途を辿っていたのです。
この弱体化には、日本も大きく関係しており、豊臣秀吉が朝鮮進出を目論んだ時代でもありますので
秀吉の朝鮮進出も明が弱体化していった理由とされています。
王朝が弱体化するとなると、王朝を倒そうという動きが出るのが中国の通例です。
王朝は北京を首都として、政を行っていたのですが
東北部(満州)を支配していた遊牧民たちが、勢力を高めていました。
もともとは、満州で13ほどの部族に分かれていたのですが、ヌルハチという強者がそれをまとめあげ、力を高めていたのです。
この遊牧民たちは、バンバン北京に向かって進軍していくんですね。
しかし
王朝ですから、簡単に倒せるわけがありません。
王朝も遊牧民たちを攻撃し、大砲を打ちまくって、ヌルハチまでも倒してしまうんです。
しかし、ヌルハチの
打倒!!!明!!!
の志は息子や孫に受け継がれ、孫の代に、王朝に対して農民の反乱が起こったのですが
そのタイミングを逃さず、遊牧民たちは一気に政権を獲得してしまうのです。
土地名がピンとこないので分かりづらいと思いますが
東京で政権を獲得していた皇帝軍団を、東北地方がひとつにまとまって倒してしまったという事です。
ここから、清時代が始まるんですね。
この清時代の栄えっぷりは凄く、台湾やモンゴルなど、次々と領土を拡大していき
中国の歴代王朝で最大の領土を獲得するまでに成長するのです。
東北軍団!恐るべし!!
しかしですよ
「清」っていう歴史ワードで思い浮かぶのって
日清戦争とか、アヘン戦争とか、アロー戦争という争いの方を思い浮かべませんか??
そうです。
清はスタートダッシュが最高で、長い間、中国を支配していくのですが
清時代後半は、ムチャクチャに他国と喧嘩しまくるんです。
喧嘩というか、他国からふっかけられて、無理やり気味に戦争になってしまうという感じなんですがね・・・
東北軍団がまとまり、明王朝を倒し、最大領土を獲得する中国全盛期でもあったのですが
後期から、争いによって、東北軍団はボロボロになってしまい
最終的には、中国に他国がぎっしりと駐留して、もはや誰の国だかわからない状態になってしまうのですが・・・
続きは次の記事で!!
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