見出し画像

2022年 読んで良かった本

この記事は【QUMZINEアドベントカレンダー2022 https://qumzine.thefilament.jp/ 】にエントリーしています!

はじめまして、なかそねです。最近はQUMZINEさんに顔見せできるような新規事業っぽい活動が何もできていないですが、2022年を振り返るというテーマなので、今年読んだ本を振り返ろうと思います。

今年の抱負を思い出す

そういえば、元日に抱負を立てたことを思い出しました。

新しいコミュニティ3つ以上に参加する、という目標を立てて、確かにいろんなコミュニティに参加したような気がします。どれくらいの肩入れ具合で参加することを目標にしていたのか定義されてないですが、一回きりの「参加」でもいいなら目標は達成できたと思います。

中でも、定例で読書会をする仲間に出会えたのはとても良かったです。最初は設定した課題図書を読んで感想を言うことで、強制的に本を読む環境を作ろう、くらいのノリだったのですが、気づいたら課題図書がないのに集まって話したりしてました。

今年読んだ本の一覧

  1. C.リンドホルム『カリスマ』

  2. ジーン・レイヴ『状況に埋め込まれた学習~正統的周辺参加』

  3. 松田美佐『うわさとは何か』

  4. 内田樹『日本辺境論』

  5. ジェニファー・エバーハート『無意識のバイアス 人はなぜ人種差別をするのか』

  6. エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』

  7. ジョン・デューイ『経験と教育』

  8. C. ライト ミルズ『社会学的想像力』

  9. 早尾恭子『モデレーター 聞き出す技術』

  10. ドナルド・C・ゴース『ライト、ついてますか』

  11. エティエンヌ・ウェンガー『コミュニティ・オブ・プラクティス』

  12. エドガー・H・シャイン『謙虚なリーダーシップ』

  13. ジョノ・ベーコン『People Powerd 遠くへ行きたければ、みんなで行け』

  14. エイミー・E・ハーマン『観察力を磨く 名画読解』

こうして並べてみると、案外いっぱい読んだんだなぁ、と思いました。どれもこれも示唆に富んだ内容でとても面白かったですけど、いろんな本の内容が頭の中でつながって線になっていくのが、読書の一番の醍醐味だよなぁと思います。

コミュニティについて考えた一年

本のリストを見返すと、大筋としては「コミュニティ作りってどうしたらいいんだろう」ということを模索する内容が多かったと思います。それは、私が漠然と抱える疎外感のようなもの。どこかにキラキラした「正解のコミュニティ」が存在して、自分はどうやったらそこにたどり着けるんだろう、と常に思っている証拠かもしれません。

結論としては、「運をよくして友達に声をかけよう」ということなんですが、めっちゃ苦手ですね。自分から友達に声かけるって、めっちゃ気後れしますやん。

私としては、なんかいいシステムを組んだら自然といいコミュニティが自走する、みたいなのを求めていましたが、結局人間が作るコミュニティは人と人の個人的な関係の積み重ねでしかないんだなぁ、ということが分かりました。

新規事業界隈の人たちは、気付いたらどんどんつながりを作って広がっていくインタープレナーが多いので、逆に何が難しいのかピンとこないかもしれませんけど、私には難しいんです。

ということで、来年は「毎週贈与する」とかを目標にしようと思います。友達をつくる、関係性を築くのに一番手っ取り早い「贈与」を実践するしかないですね(毎日と言わない辺りが臆病者)。

今年のベスト一冊を選ぼう

さて、せっかくここまで読んでくださった方の期待にこたえて、今年読んだ本の中からベストワンを選ぼうと思います。どの本も内容が難しくて人に勧めるにははばかられる感じがありますが・・・

やっぱりこれかな。「学習するということは、参加するということ」という概念はとても新鮮で面白かったです。学びたければ、参加しなきゃいけない、まさに越境のススメみたいな話です。実際、今年はいろんなコミュニティに参加して、いろいろと学ばせてもらいました。本当にありがとうございました。

来年も引き続きよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?