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私のリーダー達③有名タルト専門店 店長のおまけ no.17

今日は初めてLetterPotを使い、Letterを送ってみました。
LetterPotとは西野さんが始めたサービスで、サポートしたい相手にただお金を送るのではなく「言葉」を送りサポートし合うシステムです。(説明下手で申し訳ないです。笑)
詳しく知りたいかたはこちらからどうぞ→「LetterPot

初めての試みだったので、ドキドキしながらLetterを送りました。。。
Letter Potの仕組みがいまいちわからず、手付かずだったのですが、今回初めてLetterを送ってみて、とてもあたたかい取り組みだなと思いました。
今後は積極的に活用していきたいです。
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今日の写真は、昨日ご紹介したカフェStandby Cofeeでいただいた朝食です。
ここのクロワッサンが本当に美味しいんです。
まだ営業再開していないのですが、再開したらすぐにこのクロワッサンを食べに行こうと思います。
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さて今日は「私のリーダー達」の続きです。

昨日の私のリーダー達②でお話したタルト専門店をなぜやめたのかをお話したいと思います。

私はパティシエ志望だった事もあり、製菓部門所属になりました。
接客部門、製菓部門、それぞれ10人、約20人ほどの従業員がいました。
私が所属していた製菓部門は
トップパティシエ 1人

サポートパティシエ 3人

先輩3人

新人3人
といった人数構成でした。

トップパティシエの方は常に新作のタルトやめっちゃ高い食材を使うタルトを作っていた印象です。サポートパティシエの3人はそのサポートがメインでした。
なので、営業中は先輩3人と新人3人の内、2~3人がキッチンにいて翌日の仕込みをしていました。
新人が3人に対し、先輩も3人だったので1人に1人、教育係がつくことになりました。私の担当の先輩はとってもおおらかで、どこか大雑把で「だいじょうぶ、だいじょうぶ~」と言うのが口癖でした。

私の同期は担当の先輩とギクシャクしていたので、仕事が始まった当初は「あぁこの先輩でよかった」と毎日のように思っていました。
仕込みも「みきちゃんは丁寧だし、信用できる」「仕込みが早いから助かる。」と言ってくださいました。

ですが、ある日「クリスマスに向けて全員スキルアップすること!!」とトップパティシエに言われたのです。
その日からです、先輩の態度が変わってしまったのは。。。
(たぶん、トップパティシエからの期待に応えたかったのかもしれません。)

以前は褒めてくれていた仕込の時間も
「あれー?まだ終わってないの?」
「こんなスピードじゃクリスマスやってけないよー?」
と圧をかけてくるようになりました。
同期と一緒に帰る時は駅で何時間も立ち話をして、どうしたら先輩に認めてもらえるかを話し合っていました。
「認めて欲しい」とどこか思っていたのかもしれません。

それなのにどうして辞めたのか。
これは本当に些細なことでした。

スタッフ内で飲み会の企画がありました。
その日、仕事が終わってみんな出口のところに集まっていました。
同期は参加せず帰ったのですが、少しでも先輩との距離を縮めたかったので「私は参加してみようかなぁ」と少し迷っていました。

その時に、私の担当の先輩に「帰っていいよ~」と言われ、手でシッシッと(あっち行けと追い払うような仕草を)されたのです。
私は「あ、じゃぁ帰ります。お疲れ様でした。」
と笑顔でその場を去りました。

でも数秒後には悔しくて泣きました。
めっちゃ泣きました。

その日に「もう、辞めよう」と決めました。

実は先輩が圧をかけるようになってから、仕事の日は胃が痛くなるようになり、胃カメラで診てもらったりしていました。
お医者さんからは仕事を少し休むように言われていたのですが、忙しい時期という事もあり、無理して出勤していました。

ですが、
この一言で「もう辞めよう。」と決められたのです。

当時は「先輩の教育についていけなかった自分、負けた自分」がとても悔しくて、悲しかったのを覚えています。
でも、今思うと、この先輩もそうやって育てられてきたのかなと、正しい教育の仕方を知らなかったのかなと先輩の事をかわいそうに思いました。
きっと先輩は「北風と太陽」でいう北風だったのかもしれません。
ずっとそんな風に育てられたのかもしれません。

なので私は、自分がカフェを開いた時は
「北風じゃ誰も動かない。太陽になって相手を動かそう」
とスタッフに伝えたいです。
もし、10年後の私がこの出来事を忘れていたら、ぜひこのnoteで思い出してください。。。


みなさまの1日が素敵な1日になりますように。
みき
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多く"スキ"をいただいている記事→「なぜ10年後、なぜ保護犬カフェなのか」
こちらも覗いてみてくださると嬉しいです。

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