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DANRO卒業生インタビュー「お客様との関係性を深めるのに足りなかったもの」

人と人とのつながりの中には、”目には見えない温かさ”がある。その温かさが増し、循環する時、きっと、世界は今よりもっと明るくなる。そんな創業者の想いから生まれた『深いつながりを紡ぐ、実践型対話スクールDANRO』の1期生が10月12日に最終講義を迎えました。卒業生へのインタビュー記事を、数回に渡り書いています。

第3回目は、作業療法士のまさやんさんにインタビューさせていただきました。明るく朗らかで話しやすい雰囲気のまさやんさん。今回お話しさせていただく中で、ただ明るい・話しやすい、だけではない安心感や信頼感を与えてくれる空気感がありました。

専門職スキルを持った人たちの
課題を解決できると思った

ーまずはDANROを受講したきっかけについて教えていただけますか?

まさやんさん:主催のHiroさんが知り合いだったんですが、まず「Hiroさんの作るものなら間違いないな」というところですね(笑)それから、Hiroさんの話を聞くうちに面白そう!と感じていきました。

ーどんな部分が面白そうだと感じたのでしょうか?

まさやんさん:僕は作業療法士をしていて、同じように医療職など専門スキルを持った人たち。その専門性は強みである部分なんですが、実はそこで対人の関係性作りやコミュニケーションがうまくいかない人が多いなと感じていたんですよね。それが「対話」の部分かなと思っていて。

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ーまさやんさんは作業療法士をしながら出張整体師やオンラインのパーソナルトレーナーもされていらっしゃるんですよね。

まさやんさん:そうなんです!専門スキルを持っている人たちが、病院や介護施設など、用意された環境以外の外の世界で活躍できるようになったらいいなと元々思っていたんですよね。「対話」というのは、そんな僕たちにとって強みになるツールになりそうだと可能性を感じました。人に広めたい、だからまずは自分から学ぼうと思ったのがきっかけですね。

ーなるほど!将来のビジョンのための受講だったのですね。では、DANRO受講後の今、どんな気持ちを感じていますか?

まさやんさん:名残惜しいですね(笑)DANROで過ごした時間にとても価値を感じています。2ヶ月の期間中は週1回の対話の時間が僕の中のルーティンになっていて。自分と向き合う時間だったり、クライアントに対して「こんなコミュニケーションとっていこうかな」など仕事の質を高めていくイメージを持てる時間でした。

それから、受講生との時間ですね。本当に信頼していて。これからも関係性は続きますが、今までのように週1回対話の時間がないというのは寂しいかな(笑)人というところに名残惜しさも感じますね。

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ー2ヶ月という期間で、何を通じてそこまで関係性を深められたのでしょうか?

まさやんさん:毎週繰り返された「会話のキャッチボール」ですね!毎回3人くらいのグループセッションの時間があるんです。まず、問いに対しての自分の答えを伝え、それに対して他の二人から「こう思う、こう感じた」というフィードバックがある。さらにそこで自分がどう感じたかを伝える時間なんですが、そのキャッチボールが回を重ねるごとに濃くなっていきましたね。

やはり「対話」を通じて関係性が深まっていったのだと感じています。

伝わっていそうで、伝わっていないことは多い

まさやんさん:思えば昔から、例えば学生時代なんかも「何を考えているかよく分からない」と言われることがあったんですよ。でもそれがなんでなのかは自分では分からなかった。むしろ今思えば、伝わっていないということすら自覚していなかったと(笑)

でもDANROのグループセッションの対話を通じて、「こういう理由で伝わっていなかったのか」ということが分かったんですよね。

ーどういった気づきがあったのでしょうか?

まさやんさん:今までも意見は伝えていたんですが、でも感情は伝えていなかったという発見がありました。建前や理性で抑えてた部分が強かったな、と。DANROを通じて「あ、言ってもいんだな」と実感することができたから、今はそのままの感情を伝えられるようになった。もっとリアルで生々しい(笑)意見を出せるようになりましたね!

ー確かに人と人との繋がりは、建前ベースで話している間は関係性が縮まらないですね。それは対お客様でももちろんそうなんだなと、今私も気づきがありました!

まさやんさん:よかったです(笑)普段自分が話していることに対して、フィードバックを受けることってないんですよね。だから「伝わっていない」ことを知る術もないというか。

DANROでは自分の伝えたことに対して「こう思った、こう感じた」と伝えてくれるから「なるほど!」と気づきになるんです。こういう見られ方だったり伝わり方だったりしているなら、ここを伸ばそう、大事にしていこう、とか。対話のキャッチボールの中での気づきが本当に多かったです。

世の中には“伝わっていそうで伝わっていないこと”ってたくさんあるんだろうなと思いましたね。だからこそ僕は分かりやすい人でいたい。そんな人を増やしたいと今は感じています。

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今後コミュニティを作りたい人はWでお得(笑)

ーDANROを通じての思わぬ発見などはありましたか?

まさやんさん:1期生ということもあって、どういう空気感で作っていくのかなという運営に対する興味もあったんです。実際、ものすごく丁寧に作られていて。運営の皆さんがいろいろな質問を投げかててくださることの内容や、その文章の作り方ひとつにしてもすごく学びがありました!

ーまさやんさんのように、今後自身がコミュニティを作っていきたいという方は、その点でも学びがありますね。

まさやんさん:Wでお得ですね(笑)あとは思っていたよりも関係性を深めやすい環境だったなと感じています。やっぱりそれは「対話の力」もそうだし、運営側の想いが乗ったコミュニティだからかなと。想像していたよりも何倍も、価値を感じる時間でした。

ー講師の佐藤草(さとうそう)さんはどんな印象でしたか?

まさやんさん:声のトーンや話し方がとても柔らかくて、なんて聞きやすいんだと感動しました。話すテンポもちょうどよくて、耳に入ってくるのが心地よかったですね。相手の意見を尊重する姿勢が常にあって、あの場を包み込んでくれるような感覚でしたね。

ーみなさんの話を聞けば聞くほど草さんに興味津々です(笑)マイナスイオンが出ていそうですね!

まさやんさん:まさにそんな感じがしました!森の中にいるような。講座を受けながらも癒される感覚でした。


相手に伝えること、そして自分を知ること。

ーDANROでの学びでどんな変化や気づきがありましたか?

まさやんさん:大きく2つあるんですが、まずは「相手」に対しての変化がありました。対クライアントに対して「こう伝えたらこう伝わるかな」という想像の幅が広がったことです。

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毎週あるグループセッションの中で、どうしてそう感じたか、例えば僕は話しやすいと言われるんですが「なんでそう感じたか」まで伝えてくれるんですよね。理解するからこそ、「じゃあこうしてみよう」と思える。何より、毎週のグループセッションがそれを「実践できる場」になってくれていたのが大きかったですね。

ー確かに、私も実際今まさやんさんとお話をしていて「話しやすいな」と感じていますが、「ここがこうだからこう感じます!」とは日常では伝えないですもんね。

まさやんさん:ですよね(笑)だからこそ改めて自分自身を認識する機会ってなかなかない。あとはそう、DANROのみんなは褒めてくれるので。おそらく、自己肯定感もすごく上がる講座だと思います。自分のプラス面を認識するいいきっかけになりますね。

ー逆に何か「ここは良くないよ」など指摘されることもありましたか?

まさやんさん:そういうことはなかったですね。相手の良いところを見ようという空気感でした。圧倒的な安心感がDANROにはありました。すごく不思議なんですが、なんでも話していい、そう思えちゃうんですよね。

ー大勢のグループや自己表現が苦手な方でも安心して参加できそうですね。

まさやんさん:もうひとつは、自分の中にあった想いが、改めて自覚できたことです。DANROの受講生はフリーランスの方が多かったんですが、自分が目指すビジョンとかミッションとかはすごく意識されていて。

でも時が進む中で立ち止まってしまったり、大事にしているものがわからなくなってしまったり。まさに僕もそうで、ちょっと想いがふわふわしている時期だった。でもDANROを通して、改めて自分のやりたいことや強みに対し再認識して、言語化することができました!

ーなにで「自分はこれがしたいんだ」と改めて気づくきっかけになったのでしょうか?

まさやんさん:ミッションやビジョンの部分は、メンターとのパーソナルセッションが大きかったですね!

ーグループだけではなく、パーソナルセッションもあるんですね。

まさやんさん:そうなんです。メンターとの一対一で自分の想いを確かめて、グループセッションで話す中で実践し深めていく。両方を網羅できる講座です。

DANROはシンプルに後押ししてくれる講座

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ーでは最後に、DANROの受講を検討されている方へのメッセージをお願いします。

まさやんさん:伝えたいことはたくさんあるんですが、やっぱり圧倒的安心感を持って人と話すことができるのは、まず安心材料になると思うんですよね。胸がほっこりするような空気感なので、安心して参加してほしいなと。

あとは、自分のやりたいことやビジョンに対して、シンプルに後押ししてくれる講座ですね。だから僕を含め、受講生のみんな自信がついたと思います。やりたいことに対しての土台を作れるというか。視野が広がりましたね。

DANROは、“本当の自分を知って、相手の想いに寄り添える人になれる講座”です。仕事につながるという確信も今、持てているところです。

ー熱いメッセージをありがとうございます!DANROはどんな人におすすめですか?

仕事に対してモヤッとしている人。自分のサービスの質を上げたい人。それから、技能面ではもうやりきったけど、さらに高みを目指したい人なんかにも受けてほしいですね!

ーまさやんさんと話しているだけで心が温まるような、そして気づきもたくさんある時間でした!ありがとうございました。



まさやんさんについて

プロフィール写真

北海道札幌市在住の作業療法士。その知識と技能を生かしたオンラインのパーソナルトレーニングや出張整体師としても活動中。クイック整体でイベント多数出展実績あり。
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DANROについて

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深いつながりを紡ぐ、実践型対話スクール。「温まると、輝き出す」をコンセプトに、個と個がダイレクトにつながることで、「人生最高だな」と感じられる光り輝く人で溢れる世界をビジョンに掲げる。
▼ 対話スクールDANRO 創業者の想いはこちらhttps://note.com/danro_dialog/n/n4bca9c1cae0f


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インタビュアー・記事/山中麻衣
フリーライター・西洋占星術師として活動中。企業様から個人事業主様まで「言葉と文章の魔法」を必要としている人のお手伝いをしています。私が書く文章でひとりでも多くの人が元気になったり、背中を押されたり、ほっとしたり。そんな気持ちを感じていただけたらと思い日々文章を綴ります。
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