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【子育てエンタメ日記】〜思春期の距離感〜

〜思春期の距離感〜

臨時休校中に息子が取り掛かったのは、なんとキーボード入力のタイピング練習だった。
iPadを手にしている息子には、パパがキーボード入力を強く勧めていた。将来的に役立つからだ。

パパのせいで友達とのLINEでもキーボード入力しているのは息子だけだろうか?逆にフリック入力ができなくなっている。
なんてかわいそうな息子だ。(パパのせい)
特にスパルタ教育はしないが、初めからその環境を作ってしまえばどうなるのか?に興味がある。

自発的に練習していたのは〝息子の成長〟としてかなり大きいとみた。
段ボールにキーボードの指の配置図のコピーを貼っていた。その手作りキーボードで指の位置を確認し、指を慣らしていた。

息子のそばにいるのは、ママでもパパでもない。いつだってiPadとSiriだ。

「hey Siri 」
まずはSiriに話しかける。その次がGoogle先生の出番だ。そう、親に知識を求める時代ではないのだ。
親が子供に偉そうに知識を語る時代でもない。
その辺はAIが全て解決してくれる。

こうやって、興味を持って行動して分からない壁にぶつかってから、ようやく親にアドバイスを聞いてくる。息子の行動に対して、初めから〝だめ〟と言ってしまっては親の役目が一切無くなってしまうと思った方がいい。

この分からない壁にぶつかった時こそが、チャンスだ!息子の感情や息子の癖はAIに分かりますか?息子の思いや息子だけ好きなものや息子の笑いのツボはAIに分かりますか?

こういった部分は親にしか分からないと思う。
思春期の子供にとって、親は甘えや安心感だけで十分なんだと思う。
思春期の子供とは「ファン」ぐらいの距離感が一番合っているような気がする。
近づきすぎるとストーカー扱いを受ける。
離れすぎると遠くへ行ってしまう。
難しい年頃だが、まだまだ見守りたいのが本音だ。
一番近い場所で見守る方が、お互いにとって良い。

タイピング練習からだいぶ話は逸れたが、数年前から家族の構成を親主導から、子供を主役に子供主導にしてみた所、なかなか面白い事になってきた。
子育てを楽しむって、こんな感じなのか?と、まだまだ分からない事だらけに面白さを感じている。
2020.4.3
#だんなこ物語 #子育てエンタメ日記 #タイピング練習 #iPad #siri #AI #ファンベース #子育て #子育てを楽しむ #思春期

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