「弾丸デスマーチ」ミリタリー解説

兵器を愛し、兵器に愛される兵器解説専門チャンネル「弾丸デスマーチ」 自衛隊や世界各国…

「弾丸デスマーチ」ミリタリー解説

兵器を愛し、兵器に愛される兵器解説専門チャンネル「弾丸デスマーチ」 自衛隊や世界各国が保有する各種兵器、例えばイージス艦などの艦艇や戦闘機 、陸上車両などの比較解説をメインでやっているゴリゴリの武闘派チャンネル。 ミリタリー好きは、今すぐにYouTubeからGo!

記事一覧

自衛隊の攻撃ヘリ廃止は世界の流れと逆行か【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

自衛隊が世界に先駆けて攻撃ヘリコプターを廃止する方針を示し、これが大きな議論を呼んでいます。 この決定には様々な背景と理由が存在し、そのメリットやデメリット、他…

極東5ヵ国「巨艦ランキング」いずも型は何位に入るのか?日本、中国、ロシア、台湾、韓国の艦艇が勢ぞろい【弾丸デスマーチ】【…

世界の海軍力の3割が集中する、と言われている地域 「極東」 今回は、その極東の5ヵ国「日本・中国・ロシア・台湾・韓国」の海軍艦艇を対象にした巨艦ランキングをお送り…

F-35の最強の相棒・無人自立戦闘機「ヴァルキリーの全貌」日本の無人機はどうなる【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

今回は、未来の空戦を変えるかもしれない画期的な無人機「XQ-58ヴァルキリー」と、そのライバルとなりうる別の無人機について紹介しましょう。 F-35ライトニングⅡや、F-22…

多種多様な装備をもつ最強の装甲車「ストライカー」を全種解説・ウクライナ戦争に影響も【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

現在も続くウクライナ戦争にも投入されているストライカー装甲車。 今回は、複数の派生型を含めたストライカーの能力、そして、ウクライナ戦争における運用や被害状況を解…

建造中の新型哨戒艦が攻撃力強化!防衛省がコンテナ式ミサイルの搭載を検討【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

現在建造真っ只中の新型哨戒艦に、防衛省が対艦ミサイルを搭載する検討をしていることが判明しました。 防衛省は、2024年5月に「コンテナ式SSM発射装置に関する技術調査」…

F-35の運用は毎日フェラーリで通勤するようなもの【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

第5世代ステルス戦闘機の最高傑作と評されるF-35ライトニングⅡですが、その一方で、戦闘機史上 最も問題が多く、最も金がかかる戦闘機とも言われています。 2021年当時の…

いずもドローン侵入以前の問題・脆弱過ぎる自衛隊の警備体制【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

2024年3月26日、海上自衛隊横須賀基地に停泊する「いずも型護衛艦」を、ドローンから撮影したとされる映像が、中国のWebサイトやSNSに投稿されました。 当初は合成やAIで精…

消えゆく地方隊の主力艦・新旧護衛艦の進化「あぶくま型」と「もがみ型」【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

海上自衛隊において、長きに渡り日本近海の沿岸防備を担ってきた小型護衛艦(DE)「あぶくま型」が、2027年までに全艦退役することが決定しました。 という事で今回は、各…

沈黙の戦略兵器・世界の弾道ミサイル潜水艦【一気見版】【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

沈黙の兵器とも呼ばれる潜水艦。 その中で最も戦略的に重要と言われているのが弾道ミサイル潜水艦です。 弾道ミサイル潜水艦とは、その名の通り潜水艦から弾道ミサイルを発…

装甲は皆無・生身剥き出し「19式自走榴弾砲」の評価【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

自衛隊最新の榴弾砲である19式装輪自走155mmりゅう弾砲は、現在数の上での主力のりゅう弾砲となっている「FH70りゅう弾砲」の後継として開発され、牽引式だったFH70が、射…

ステルス機vs対空ミサイル「F-117ナイトホークの撃墜の謎」【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

ステルス攻撃機「F-117 ナイトホーク」 その当時のアメリカの技術の粋を集めて開発された、世界初の実用ステルス機であるF-117が、1999年に地対空ミサイルによって撃墜され…

イージスだけじゃない・世界の防空艦12艦種「後編」【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

イージスだけじゃない・世界の防空艦12艦種「後編」 「最強の防空艦」や「最強の盾」とも称されるイージス艦ですが、初期のイージス艦の登場からすでに40年が経過したとは…

自衛隊の新型揚陸艦・戦車を20両も搭載する能力とは「海上輸送群」【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

昨今、中国が東シナ海での活動を強めていることを受け、防衛省は日本南西地域の防衛体制を強化しています。 しかし、現在の国際情勢から想定される有事において、我が国の…

イージス艦はオワコンか「イージスを凌ぐ防空艦」世界12艦種【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

「最強の防空艦」や「最強の盾」とも称されるイージス艦ですが、これらを持たない国についても、イージス艦をお手本として独自の防空艦を就役させており、その多くが、本家…

消えゆく自衛隊の輸送機・現役3機種の現状【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

ウクライナ戦争ではドローンの有用性が示されましたが、空からの物資や兵員の輸送に関しては、未だ有人機がメインであり、今後、ペイロードの大きな巨大ドローンが開発・実…

実質的に中国に支配された島「台湾の金門島」【軍事的地政学】【弾丸デスライフ】

今回は、台湾領でありながら、中国本土から6キロしか離れていない島「金門島」についてです。 台湾領ということにはなっているものの、経済的にも地理的にも中国に支配され…

自衛隊の攻撃ヘリ廃止は世界の流れと逆行か【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

自衛隊が世界に先駆けて攻撃ヘリコプターを廃止する方針を示し、これが大きな議論を呼んでいます。
この決定には様々な背景と理由が存在し、そのメリットやデメリット、他国での攻撃ヘリの運用状況や開発状況を含めて総合的に評価する必要があります。
果たして陸自の攻撃ヘリ廃止は正しい選択だったのか、見て行きましょう。

極東5ヵ国「巨艦ランキング」いずも型は何位に入るのか?日本、中国、ロシア、台湾、韓国の艦艇が勢ぞろい【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

世界の海軍力の3割が集中する、と言われている地域 「極東」
今回は、その極東の5ヵ国「日本・中国・ロシア・台湾・韓国」の海軍艦艇を対象にした巨艦ランキングをお送りします。
これまで公開してきた他のランキング動画では、純粋な艦の大きさに近い基準排水量や、全長などを元に順位を付けていましたが、今回は、多くの海軍で大きさを表す諸元として使われている、満載排水量を基準とします。
また、ランキングの対象は水
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F-35の最強の相棒・無人自立戦闘機「ヴァルキリーの全貌」日本の無人機はどうなる【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

今回は、未来の空戦を変えるかもしれない画期的な無人機「XQ-58ヴァルキリー」と、そのライバルとなりうる別の無人機について紹介しましょう。
F-35ライトニングⅡや、F-22ラプターの僚機として期待される、ヴァルキリーの驚異的な能力や、そのライバルとなる無人機との比較を通じて、その正体を明らかにしてきます。

多種多様な装備をもつ最強の装甲車「ストライカー」を全種解説・ウクライナ戦争に影響も【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

現在も続くウクライナ戦争にも投入されているストライカー装甲車。
今回は、複数の派生型を含めたストライカーの能力、そして、ウクライナ戦争における運用や被害状況を解説します。

建造中の新型哨戒艦が攻撃力強化!防衛省がコンテナ式ミサイルの搭載を検討【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

現在建造真っ只中の新型哨戒艦に、防衛省が対艦ミサイルを搭載する検討をしていることが判明しました。
防衛省は、2024年5月に「コンテナ式SSM発射装置に関する技術調査」の公募を開始し、企業の応募条件の項目には以下の記述があります。
・国産対艦ミサイルのノウハウを持ち、設計製造ができる事。
・また、哨戒艦等の対艦ミサイルを搭載しない艦艇に対して、コンテナ式の対艦ミサイル発射装置の、装備に関する技術的
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F-35の運用は毎日フェラーリで通勤するようなもの【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

第5世代ステルス戦闘機の最高傑作と評されるF-35ライトニングⅡですが、その一方で、戦闘機史上 最も問題が多く、最も金がかかる戦闘機とも言われています。
2021年当時の米空軍参謀総長で、米軍のトップである統合参謀本部議長も歴任したチャールズブラウンは、比較的ローエンドな任務でF-35を使うことは「毎日フェラーリで通勤するようなもの」と発言するなど、その経済性の悪さが指摘されています。
という事で
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いずもドローン侵入以前の問題・脆弱過ぎる自衛隊の警備体制【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

2024年3月26日、海上自衛隊横須賀基地に停泊する「いずも型護衛艦」を、ドローンから撮影したとされる映像が、中国のWebサイトやSNSに投稿されました。
当初は合成やAIで精製された映像ではないか、との指摘がされていたものの、2024年5月9日、防衛省は映像が本物であることを認めました。
国防を担う重要な艦艇の無許可空撮を許してしまったことで、自衛隊のセキュリティの甘さが露呈してしまう結果となっ
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消えゆく地方隊の主力艦・新旧護衛艦の進化「あぶくま型」と「もがみ型」【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

海上自衛隊において、長きに渡り日本近海の沿岸防備を担ってきた小型護衛艦(DE)「あぶくま型」が、2027年までに全艦退役することが決定しました。
という事で今回は、各地方隊の主力として活躍してきた「あぶくま型護衛艦」がどういった能力を有していたのか、そして、それを代替する存在である「もがみ型護衛艦」との性能の違いについて、新旧の護衛艦の進化を比較してみようと思います。

沈黙の戦略兵器・世界の弾道ミサイル潜水艦【一気見版】【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

沈黙の兵器とも呼ばれる潜水艦。
その中で最も戦略的に重要と言われているのが弾道ミサイル潜水艦です。
弾道ミサイル潜水艦とは、その名の通り潜水艦から弾道ミサイルを発射可能な潜水艦であり、潜水艦が有する秘匿性を活かしつつ、敵国攻撃用の長距離弾道ミサイルの搭載プラットフォームとして運用されています。
この手の潜水艦は、原子力によって推進し、核ミサイルを搭載可能な「戦略ミサイル原潜・SSBN」と、通常動力
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装甲は皆無・生身剥き出し「19式自走榴弾砲」の評価【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

自衛隊最新の榴弾砲である19式装輪自走155mmりゅう弾砲は、現在数の上での主力のりゅう弾砲となっている「FH70りゅう弾砲」の後継として開発され、牽引式だったFH70が、射撃及び迅速な陣地変換が課題だったところを、本車両は、装輪式の8輪軍用トラックにりゅう弾砲を搭載することで、戦略的な機動性の向上を図ると共に、低コストを意識して開発された装備です。
しかしながら、せっかく自走砲化したにも関わらず
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ステルス機vs対空ミサイル「F-117ナイトホークの撃墜の謎」【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

ステルス攻撃機「F-117 ナイトホーク」
その当時のアメリカの技術の粋を集めて開発された、世界初の実用ステルス機であるF-117が、1999年に地対空ミサイルによって撃墜されました。
ステルス性能を追求したその機体は、アメリカ空軍が誇るE-3早期警戒管制機ですら、極めて近距離でしか探知できなかったなど、高いステルス性能を持っていましたが、そんな最先端の攻撃機がどうして探知され、対空ミサイルの追尾
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イージスだけじゃない・世界の防空艦12艦種「後編」【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

イージスだけじゃない・世界の防空艦12艦種「後編」

「最強の防空艦」や「最強の盾」とも称されるイージス艦ですが、初期のイージス艦の登場からすでに40年が経過したとは言え、これまで段階的に能力向上が行われ、現在ではアメリカを中心に、イージス艦が艦隊の主軸として活躍しています。
また、これらのイージス艦を持たない国についても、イージス艦をお手本として独自の防空艦を就役させており、その多くが、本家と同
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自衛隊の新型揚陸艦・戦車を20両も搭載する能力とは「海上輸送群」【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

昨今、中国が東シナ海での活動を強めていることを受け、防衛省は日本南西地域の防衛体制を強化しています。
しかし、現在の国際情勢から想定される有事において、我が国の防衛能力は十分とは言えません。
こうした中、防衛省は自衛隊に「海上輸送群」を新設すると発表しています。
ということで、今回は海上輸送群と、そこに配備予定の新型揚陸艦である中型輸送艦「LSV」小型輸送艦「LCU」の能力について紹介します。

イージス艦はオワコンか「イージスを凌ぐ防空艦」世界12艦種【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

「最強の防空艦」や「最強の盾」とも称されるイージス艦ですが、これらを持たない国についても、イージス艦をお手本として独自の防空艦を就役させており、その多くが、本家と同じように、固定式のアクティブフェーズドアレイレーダーを複数配置し、それらの中には本家イージス艦に肉迫する性能を持つ艦も存在します。
今回は、それぞれのお国柄も含めて、イージス以外の防空艦の能力を比較解説します。

対象とするのは
・あき
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消えゆく自衛隊の輸送機・現役3機種の現状【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

ウクライナ戦争ではドローンの有用性が示されましたが、空からの物資や兵員の輸送に関しては、未だ有人機がメインであり、今後、ペイロードの大きな巨大ドローンが開発・実用化されるまでの暫くの間は、これまで通り有人の輸送機に頼ることとなります。
しかし、日本の自衛隊においては、旧式の輸送機の退役が加速する一方で、新型輸送機の調達が思うように増えておらず、一部の専門家からは、輸送機不足が深刻である、とも指摘さ
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実質的に中国に支配された島「台湾の金門島」【軍事的地政学】【弾丸デスライフ】

今回は、台湾領でありながら、中国本土から6キロしか離れていない島「金門島」についてです。
台湾領ということにはなっているものの、経済的にも地理的にも中国に支配された島の現状とは。