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プロ野球選手のFA宣言と、ビジネスパーソンの転職はちがう??

こんにちは。良ちゃんこと良平です。

平成元年世代。人生100年時代に仕事もプライベートも長く現役で楽しみ、いずれは多くの人に火をつけるきっかけを与えていくというとビジョンを掲げています。
最近は自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介を通じ感じたことや気づきを書き起こしています。
前回は、「会社員の方必見!!勤務時間中のスキマ時間有効術」というテーマで書かせていただきました。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

さて、今回は、プロ野球のFA宣言(フリーエージェント)と、ビジネスパーソンの転職が似ているという事を紹介したいと思います。

今回のテーマで記事を書こうと考えるに至った
下記の記事もぜひご参照ください。

上記の記事に私は共感しきりだったのですが、まさに市場価値を知り、正当に評価され活躍していける新天地へ移る、移籍するという考え方はそっくりです。しかし、ビジネスパーソンの転職は、もちろん似ているのですが大きく違う特徴が2点あると感じています。


①ビジネスパーソンは「異業種」「異職種」への移籍ができる

まず前提として、プロ野球選手(プロスポーツ選手)は、自分の打つ力や走る力、投げる力、守る力、リーダーシップなどの能力や成果物(成績)を所属球団に提供できる対価として、多額の報酬を得ている「個人商店」です。所属している点ではサラリーマンと一緒ですが、「実力至上主義」という点では大きなリターンを得ている職業の一つです。
プロ野球選手の移籍は「プロ野球界」という業界に限定されたものですが、ビジネスパーソンにはいくつかの種類の転職があります。

・異業種転職 
・異職種転職

などです。

野球選手がサッカー選手へ転職する事は、プロレベルではまずないですよね。ビジネスパーソンには、全く違う領域へチャレンジできるチャンスが多くあるのです。

実際、未経験の業種・職種への転職はどれほどあるのかというデータもあります。

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未経験の業種、職種に転職できる可能性は何%?(DODA調べ)

実際に異業種からの転職者が多い業種を見てみると、最も多いのは「商社/流通」の81%。次いでメディア(78%)、サービス(69%)と、無形商材を扱い、幅広い業務に携わるゼネラリストが多い業種が並んでます。

スポーツ選手は現役引退後のセカンドキャリアは狭き門。プロの監督やコーチも枠は限られています。野球以外のスキルを持っている人が、引退後も活躍してるのが個人的な印象です。
BIGBOSS新庄監督藤川球児選手は、卓越したコミュニケーション能力を武器に、タレントや評論家、YouTuberとして活躍してますが、まだまだ少数派です。

更にスポーツ選手は、年齢との闘いがあります。どうしても加齢によりパフォーマンスは落ちてしまい、引退直前はピーク時より年俸は下がっている選手が多いです。

あらゆる経験を積み、スキルを身に付けていける可能性は、ビジネスパーソンの方が有利かなと思います。

②いい転職=年収アップだけではない


プロ野球に限らず、プロスポーツ選手のフリーエージェントで注目されるのはやはり「年俸」が多いように感じます。

しかしビジネスパーソンの転職は、収入以外にも色々な改善ポイントがあるので、たとえ収入が下がっても求職者にとって「いい転職」となる場合も多々あります。
例えば、ざっと以下の理由が挙げられます。

・残業が減った(ワークライフバランスの充実)
・人間関係を変えたい(理不尽な事によるストレスからの脱却)
・Uターン転職(都心でスキルを磨き、地元へ帰る)
・Iターン(地方から都心へ進出、様々な人や仕事と出会う)
・副業との両立をしていく(将来のライフプランの設計のため)

ワークライフバランス ブログ内挿入画像

以前、転職理由や仕事の種類についての記事も書いているのですが、人とのつながりが欲しい、色んな場所で活躍したい、どこでも通用する自分になりたい、などの志向を持つ方は増えているように思います。もし年収が上がったとしても、残業が増えプライベートの時間が減り、交友関係が狭くなってしまったという事例もあります。必ずしも年収アップ=いい転職とはならないです。だからこそ、エージェントは求職者の話に耳を傾け転職の軸(転職によって改善したい最重要事項)を明確にした上で、求職者の職歴やアピールポイントを整理し、マッチングする企業を紹介するのがミッションだと考えております。

フリーエージェントとビジネスパーソンの転職は、似て非なるものであり、ビジネスパーソンの方が選択肢は多いと思われるので、私も「いい転職」を実現できるよう全力で、求職者の支援にあたりたいと思います。

次回は、3年ぶりのドーム観戦で気付いた「Withコロナと売店ビジネスの変化」について綴っていきます。お楽しみに。


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