見出し画像

プロ野球「火の玉ストレート」藤川球児さんのコミュニケーション能力とメンタリティ

こんにちは。良ちゃんこと良平です。
現在32歳。人生100年時代に仕事もプライベートも長く現役で楽しみ、いずれは多くの人に火をつけるきっかけを与えていくというとビジョンを掲げています。
最近は自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介からのシェアをブログに纏めています。
前回から、職業紹介という観点で、プロ野球選手・秋山選手の紹介しました。わりとホットな話題なのでぜひ、ご覧いただけたら嬉しいです。

今回は、あまり野球に詳しくなくてもわかる方もいるかもしれません。
現域時代、ストレートと分かっていても打つのが難しい「火の玉ストレート」の代名詞で有名な元メジャーリーガー・藤川球児さんの凄みについてご紹介したいと思います。

1.藤川投手について

藤川投手は、あの松坂大輔投手と同い年の「松坂世代」の一人で、
主にセ・リーグの阪神タイガースしてに所属していました。
2005年ごろから数年にわたり、中継ぎの「勝利の方程式」と呼ばれた3人の投手の頭文字をとった“JFK”という最強の投手リレーの1角を担い、150㌔以上のストレートをコンスタントに計測し、ボールが浮き上がって見えバットに当てるのが難しく「火の玉ストレート」と呼ばれていました。
ゲームの最後を締める抑え投手としても長く活躍し、2006年と2008年については防御率0点台(0.68、0.67)と、1年間通してほとんど点を取られないという神的な存在として君臨していました。セーブという3点差以内で登板し、リードを守ってゲームを締めると「セーブ」という数字がつくのですが、なんと243セーブも記録。つまりリードした場面できちんと勝利に導いてくれる絶対的信頼を得ていた大投手なのです。
2013年に、メジャーリーグへ挑戦しましたがヒジの靭帯を故障し、トミー・ジョン手術を受け壮絶なリハビリ期間があるなど数年はケガとの闘いでしたが、2016年に阪神に復帰後、鮮やかな復活劇で2020年までプレー、同年に引退され現在は野球評論家、Youtuberとして活動されています。

2.駆け引きが上手く、研究熱心で強靭なメンタルの持ち主

結論から言います。藤川さんの凄さは、速い優れたストレートを投げられることではなく、打者との駆け引きに勝てる優れた洞察力や、とてつもない研究努力により裏付けされた強靭なメンタルにあると感じています。簡単に言うと、藤川投手は研究に研究を重ね、マウンドから打者の構えや表情、仕草から、相手の狙い球を感じ取り、裏を欠く配球ができるようになっていったそうです。
よく言われる話ですが、プロ野球選手の実力は一流選手も二流選手も、さほど差はないそうです。高校生や大学生の時は4番やエースを張っていた選手ばかりなので。しかしどうして結果に圧倒的な差がつくのか?投手と打者との心理戦、配球を読む力が優れているかどうか
つまり洞察力やコミュニケーション能力の高い選手が、継続して優れた成績を残しやすいと言えます。
藤川さんは、相手がストレートを待ってると感じたらフォークを投げる、たまに緩いカープを投げて目線を変える。
こうする事で打者は次に投げてくるボールが何なのか迷い始める、こうして手玉に取り抑えていくというのです。
そして、事前にデータを頭に叩き込み相手の得意なゾーン、苦手なゾーンを把握した上で投げ分けていく。プレー以外での見えないところでも凄まじい徹底した研究や努力があってこそなのです。
それに結果も伴うにつれ、確信も深まり安定したメンタルも身に付けていったそうです。
さらに藤川投手は球が速いだけでなく、年々コントロールも良くなっていきました。思った所に魔球を、戦略的に投げ分ける事ができる、相手の読みの常に1歩2歩、先を読む力が卓越していたからこそ、勝ち試合をひっくり返されるかもしれない壮絶なプレッシャーや相手からの研究を常に上回る努力と進化により、長きにわたり無双状態をキープしていたのだろうと思います。

3.藤川さんを見て学び取れること

藤川さんは、現役引退後もYouTuberや出版、コメンテーターとしても活躍されていますが、
見ていていつも感じるのが

・常に現役選手を評論せず、現役選手が一番であるとリスペクトしている
・解説者の時に、配球を当ててしまう
・野球が分からない人にも分かりやすく説明できる語彙力とトーク力

元々、関西の方なのもあり喋りは上手なのですが、
長く活躍されてきた要因に、きっと監督や選手間、そして何より
自分のボールを受けてくれる捕手との意思疎通に長けていた
からこそ、圧倒的な成績を残せたんだろうなと感じます。
直球のスピードでは、現在N0.1の大谷選手や、先日完全試合を果たした佐々木選手の方が160㌔を投けるのですごいのかもしれません。
しかし投球術や、打者を牛耳る駆け引きを制する力は、近年のプロ野球では随一と言っていいと思っています。
それでも、オールスターの試合では、当時の日本記録のホームランを放っていた西武ライオンズのカブレラ選手に全球ストレート勝負で1球もかすりもせず三振に抑えるというパフォーマンスを見せてくれるファンサービスと真っ向勝負もしてくれる男気も、多くのファンに愛された所以です。
ぜひ、YouTubeで「藤川 カブレラ」と検索すると、もう何年も前の勝負なのですが再生回数1372万回の名勝負が見られますので、ぜひご覧ください。

ほとんど藤川選手の凄さを紹介するだけでしたが、
やはりどの世界でも情熱的でコミュニケーション能力に長けた人は活躍しやすいし、長く成果を作っていく秘訣なんだろうなと感じます。きっと藤川さんが営業職だったとしてもトップセールスになるでしょうし、マーケティングも的確な分析ができるんだろうなと。何をするかではなく、誰がするか、つくづく感じされられます。私も、コミュニケーションを磨き続け、情熱を持って仕事や関わる人と向き合い、成果を創れる人間になっていきたいです。

次回はまた転職の話に戻り「最近注目の、退職代行サービスってどうなん?」について綴っていきます。お楽しみに。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?