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1/4 時代劇【ダイエット43日目】

私は無類の時代劇好きで昭和・平成・令和と見てきて感じている事がある。
それは俳優の立つ姿勢・発声・話し言葉が現在と昭和ではまるで違う。
その中でも着物好きとして特に気になるのが立ち姿や佇まい。
普段から着物に慣れている人は首の位置が後ろにあり、胸の位置にシワが寄りにくい。普段着慣れていないと凄い筋肉痛になります。
というのも帯や腰ひもなどで動きに制限があり普段使わない筋肉を使う為、骨盤矯正やダイエット効果も有ると言われている。

スマホやパソコン等、近い距離で物を見る現代人はとかく首が前に出がちで巻き肩の人が多い。肩が前に出ると胸の部分にシワが出来るので着物を着慣れていない人だとシワが目立つ。大河などだと所作などの指導もしている様だがそれでも大御所の時代劇俳優や伝統芸能の方達などと比べてみると所作や佇まいはまるで違う。
以前、(故)松方弘樹氏が昔と違って時間が限られている為(=制作費用が限られている)所作や立ち回りにかける時間も無く、時代劇俳優の質が落ちている様な事を言っていた。それは俳優のせいではないと言うことも。

時代劇はとにかくお金がかかるのだ。
セットや着物のかつら衣装などから殺陣などの指導、時代考証にいたるまでありとあらゆる人達がかかわっている。また、そういった人達の仕事や技術を支えているのが時代劇でもあり、着物だけ見ていても今では作れないものが沢山ある。
以前、汗シミがついてしまったちりめんの帯を専門の業者さんに出したところ「今はこういうのを作れる人が居ないので大事にしてね」と言われた。
最近はインクジェットの物も多く、それをコストの安い海外で作る。
格安で売られている浴衣などの表示を見ているとベトナムや中国が多い。
収入にならないので技術継承をするのが厳しくなり、伝統の絞りや織りなどの技術がとてつも無いスピードで失われている。

今、テレビを見ているとそれでなくても製作費が限られている。
それでこのコロナの脅威、出演者が今まで以上に減らされているのを目の当たりにしている中で、そういった物が失われていくのが残念でならない。
それを下支えできる唯一の方法は視聴者や劇場に足を運ぶ事でしかない。
今一度、日本の文化に目を向けてみて欲しい。



今日もゆるめに筋トレ
■筋トレ
①クランチ 20回×2セット
②ヒップリフト 30秒×3セット
③スクワット20回×2セット

【1/4(月)のデータ】

※同じ時間に計測する事とする。

体   重:59.5(1日目)→59.1(42日目)
体脂肪率:36.2(1日目)→33.7(42日目)
内臓脂肪レベル:6(1日目)→6(42日目)
骨格筋率:22.8(1日目)→23.9(42日目)
基礎代謝:1235(1日目)→1241(42日目)
体年齢:53(1日目)→51(42日目)
BMI      23.2(42日目)


本日のトレーニング曲


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