れもん

大企業製造業のDX部門の中の人。産休&育休中の雑感を更新中。

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最近の記事

共寝禁止

ある日の夕方、夫に子供を託して整体に行き、帰ってきたら、 私の枕の上で子供が寝ていた。 あまりにもサイズがぴったりだったので、 もとからこのためにここにあったかのようだった。 と同時に、お腹の上じゃなくても寝るのか、と面食らった。 私が昼間過ごしているときは、 抱っこすると寝るのにベッドに置くとすぐ起きるので、 日中はずっと抱っこしていなければならず、 そこで私は仰向けになって子供をお腹の上に乗せることで、 力を温存しながら時間を消費していた。 というか、そうしなければなら

    • 2ヶ月検診

      2ヶ月を過ぎると予防接種が始まる。 私も近所の小児科を予約した。 夫と3人で行けばいいのに、 何を思ったか「2人で行ってみる」と宣言してしまったので、 私はベビーカーを押して、 子供と2人で冒険することになるのだった。 2人での外出に慣れれば行動圏が広がると安易に考えていたが、 赤ちゃんを連れた外出は、 持ち物や出かける前の準備など考えることが山ほどあった。 それに加えて初めての注射だし何が起こるかわからない。 前日くらいになって急に不安になって、 2人で行くと言ったこと

      • 息抜きの外出

        「子供を見ておくからリフレッシュしてきなよ」 と夫が突然言うので、2時間ばかり時間ができた。 出産後、近くのスーパーにちょっと買い出しに行ったりはしていたけれど、 生活に関係ない外出は初めてのことである。 予約も何もしていなかったので、 とりあえず隣のターミナル駅まで行こうと思い、 最寄り駅まで歩いていく。 駅前のロータリーをふと見ると、 ストリートピアノが空いていた。 半年前に引っ越してきてから、 近くに音大があることで有名なこの街のストリートピアノは いつも旋律であ

        • 産後ケア②

          1ヶ月検診の前後、 子供はとてもよく泣いていた。 産後ケア①でも書いたけれど、 丸一日が授乳→あやし→授乳…のループで 頭がおかしくなることもしばしばだった。 子供を預かってもらいながら、 自分がもっとうまくあやせたらと考えつつ、 まどろみの中でつかの間の休息を取った。 授乳時間になり助産師さんと一緒に子供が部屋に来ると、 いつもになく静かにしている。 なので私が子供を抱くと、なぜだかうわぁと泣くのだ。 「ちょっと一回預かりますね」と助産師さんが言い、 慣れた手つきで子

        マガジン

        • 育児日記
          12本

        記事

          1ヶ月検診

          夕方から産院の予約をしていた。 夫が車で送ってくれると言っていたので待っていた。 待っていた、というのも、家の隣にパーソナルジムがあり、 子供誕生以降健康第一を掲げた夫はそこに通い出し、 その日は出発の直前までジムの予約を入れていたからだ。 出産直後に比べると見違えるほどに体調も戻ってきたこのころ、 だんだん夫は外出の予定を入れるようになり、 私と赤ちゃんと二人で留守番をすることも増えた。 留守番中はテレビも寝顔も見放題でつまらなくはなかったが、 顔色を見ながら昼食を取った

          1ヶ月検診

          眠りと泣き

          生後1ヶ月。 赤ちゃんの状態を観察していると、 5分も10分もしないうちに移り変わっていく。 機嫌よく起きているのはほんの一瞬で、 すっと眠りにつくか、ほげぇと泣き出すか、 その狭間をひやひやしながら見守る。 どっちに転ぶか。 いずれにせよ、まどろみが分水嶺なのだろう。 そう考えると、空腹などの不快度は、 どっち寄りにボールを落とすかくらいの意味合いで、 泣いて泣いて深い泣きの世界に迷い込む前に救い出すには、 やっぱりあやすしかないのだろう。 そんなことを思いながら、赤ち

          眠りと泣き

          産後ケア

          一日中泣いて手が付けられない子に比べたら大したことないだろうけれど、 うちの子供も生後3週目ごろから、 朝からずっと寝なくてあやし続けなければいけない日が増え始め、 疲労困憊して心折れていた。 授乳してお腹いっぱいにしても寝ず、 外の世界に興味津々で、 そのくせしばらく経つと飽きたか寝れないかで泣き出した。 一度泣き出すと落ち着くのが大変で、 抱っこして狭い家の中を数十分歩き回り、 ベッドに置いてしばらくするとまた泣くのを永遠に繰り返した。 そんなとき、自治体の産後ケアが

          夫の育休

          私が里帰りをしないと伝えたか伝えてないかくらいから、 夫は育休を三か月は取ると言っていた。 産後を乗り越えるための方策は家庭で様々だと思うが、 我が家は ・私は家事をしない ・夫はお弁当でも何でもいいから一日三食分買ってくる だけ決めた。 育児のシフトを時間で区切ることは特に決めなかったので、 夜間の授乳は自然と自分の担当になり、 夫は別室で寝る生活になった。 (なったと書いたけれど、もともと夫婦で寝室は別室で、私の寝室にベビーベッドを置くことにしたので、こうなった)

          退院

          退院前日の夜も母子同室してみる?と聞かれたけど、 無理なので夜は預かってくださいと、やっとの思いで言った。 たぶんストレス性と思しき頭痛もひどくて考え事もままならない。 明日から家で過ごしていけるんだろうかという不安。 加えて、私と夫しかいない中で夫がどれだけ協力してくれるかという不安。 産後メンタルなのだろう、後者もわりと大きく思えた。 夫は私と同じでかなりの目的主義者なので、 本当に大事なときはやるが普段は手を抜くことしか考えていない人だ。 (たぶんお互い様なのでそれ

          母乳

          赤ちゃんに母乳をあげてみたいな。 となんとなく思っていた。 それがどれだけ覚悟の要るものなのかも知らずに。 産院にはなんとなく混合栄養で希望を伝えていたら、 産後2日目ごろから授乳指導が始まった。 乳房マッサージをして赤ちゃんに吸わせようとするも、案の定吸わず。 乳頭保護器というものをつけてみたら、なんと簡単に吸い付いた。 乳頭を引っ張られる独特のこそばゆさは多幸だった。 とりあえず続けることになった。 それから数日。産後5日目。 乳腺がとんでもなく腫れ出す。 寝ていても

          母子同室

          産んだ翌日から母子同室が始まると、 もともとの予定表に書いてあった。 私は産んだのが早朝だったので、 産んだ日はそのままただただ休息していた。 とはいえテンションMAXでほとんど休めず、子宮口の傷も痛く、 翌日からの母子同室と思うと緊張した。 その感情を知ってか知らずか、 母子同室は翌日とはいえ午後の夕方あたりからだったし、 最初は助産師さんがついて、おむつがえと授乳の方法を丁寧に習った。 夜は寝る時間を確保するために助産師さんが預かってくれるとのこと。 自分が出産したの

          産まれた日のこと

          無痛分娩で産もうとなんとなく思っていた。 医学の進歩の恩恵は、受けるに越したことはないと思ったから。 予定日間近になった検診の日、 診察したら子宮口が既に3cmあいているらしい。 「それじゃあ明日、入院準備して朝から来てね」 と先生が言う。誕生日ってこうして決まるのか。 デパ地下でとんかつ弁当と、明日の朝用のスコーンを買って帰った。 ところが家に帰ると腹痛がする。 定期的な痛みになって、おそらく陣痛だろうと思った。 陣痛が進んでしまうと無痛分娩の麻酔針を入れられないと聞

          産まれた日のこと

          Azure Logic Appsと国立国会図書館サーチAPIでSharePointの書籍リストページを作る

          SharePointで書籍リストページを作りたかったが、情報入力が面倒くさい。そんなとき国立国会図書館サーチAPIなら書影も含めてISBNから取ってこれるそうなので、Azure Logic Appsを使って楽に入力する。 作るものこんな感じでSharePointの書籍リストを作る。 入力する際に、ISBNを入れるだけで書籍タイトルや書影が入力されるようにする。 前提(国立国会図書館APIについて)検索APIが提供されているので、規則を守ってこれを使う。 前提(Powe

          Azure Logic Appsと国立国会図書館サーチAPIでSharePointの書籍リストページを作る