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今日の発見🔍 経験

うどん県OTのだんです。
日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。
主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありません。

経験

今回は左片麻痺の方との発見です。
この方は、通所リハに通われている方です。
最近になって、大分歩けるようになってきたけど、まだもう少し!という状態でした。
歩行時に麻痺側下肢で支える前に非麻痺側下肢を出してしまうため、転倒の危険性がありました。
そこで、麻痺側下肢の支持をしっかりつくることにチャレンジ!
なんとなく、歩けていても支持は不十分で、しっかりと援助しながら支持を誘導。
最初は非麻痺側上肢で支持物にしがみつくような反応も見られましたが、徐々に減ってきて、麻痺側での支持も可能に!
その後の歩行では麻痺側下肢の支持もしっかりとして、あるきやすくなりました。

考えてみた

この方、回復期病棟にもいたのですが、訓練では歩いていましたが、日中は車椅子でそれほど歩いていなかったようです。
退院の1週間前くらいになって、歩行器歩行が監視下で許可されたそうです。
ということは、歩く経験も少なく、麻痺側で支える経験も少なかったのでは・・・。
やはり、足はつかってなんぼ!
立つこと・歩くこと、普段の生活で使うことをしないとダメですね。

あらためて勉強です📚

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