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【Vol.25】個人インタビュー・FF00FF-ink

こんにちは
DRAW A LOT Collegeです!

DRAW A LOT Collegeはクリエイティブの仕事だけで、まだ生活ができていないクリエイターさんに『クリエイティブで飯を食う』きっかけを提供すべく生まれたプロジェクトです。
(詳しくはこちら↓)


Season2は9名のクリエイターがカレッジ生として半年間互いに切磋琢磨していきます。今回はそんなカレッジ生へ個人インタビューを決行!

今回のインタビューに回答してくれたのはFF00FF-inkさん です!


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FF00FF-ink
TwitterWebsite )

「#FF00FF=マゼンタという色は神である」を作品のテーマとしてピンク色な作品を制作している。
CDのジャケットやライブ演出など、自分の作品で音楽に携わるのが夢。
自身というクリエイターを多くの人に知ってもらうべく、もっと自分なりの表現を磨いていこうと奮闘中。


■DRAW A LOT College Season2に参加した理由は?

・FF00FF-inkさんはDRAW A LOT College Season1にも参加していただいていましたよね。

(FF00FF-inkさん)
Season1はRTキャンペーンで知りました。ちょうどそのとき仕事を辞めた時期で、心身の調子がよくなく、とても落ち込んでいたところでした。そのタイミングでこの取り組みを知って、「私を救ってくれるかもしれない」と思って応募しました。(Season1の応募規定が)25歳までで私もちょうど25歳だったので「ダメ元で応募してみよう」と。結構、藁にも縋るような気持ちでした。

・Season1を経験した上で、Season2への意気込みや期待することはありますか?

(FF00FF-inkさん)
Season1でも色々なことに取り組んだりお話を聞いたりできて楽しかったのですが、コンペなどではあまり結果が出せなくて。楽しかったけれど、悔しさが残っているなという思いがありました。Season2では応募に年齢制限がないということだったので、また応募させていただきました。
リベンジです。


■キャリアビジョンは?

・事前資料では「CDのジャケットやMV・VJ、ライブ演出など、自分の作品で音楽に携わるのが夢」と伺っていますが、詳しく聞かせてください。

(FF00FF-inkさん)
昔から音楽ゲームが好きで、曲にキャラクターがついているというのが好きです。それもあって、絵と音楽のお仕事にずっと憧れています。音楽のお仕事ももちろんしたいですが、私の作品でファッション、ライブ、インスタレーション……なんでもやってみたいです。私の絵が服になったらな、というのも昔から憧れていますね。私の絵で総柄の布を作って服にする、みたいな。ライブに行くときも、行くたびに「こういうの作りたい」と思っちゃうのですよ。
色々なジャンルから「FF00FF-inkさんに頼みたい」「FF00FF-inkさんの絵で見たい」と声をかけてもらえるような個性のあるクリエイターになれたら一番嬉しいと思います。


■セールスポイントは?

・作品やFF00FF-inkさんご自身のセールスポイントを教えてください。
 FF00FF-inkさんといえば「#FF00FF=マゼンタ」というテーマですよね?

(FF00FF-inkさん)
不思議なのですが、#FF00FF=マゼンタというテーマは急に自分の中に生まれたのですよね。大学生の頃に、急に出てきました。
ピンク色は自然に存在しないし、とても中毒性があるから好きな色です。生きているみたいだし、薬物みたいだし、神様みたいだし。そういう「#FF00FF=マゼンタという何か」を色々な側面から作れたらと考え始めて、作るようになっていきました。元々色自体が好きだし興味もあり、色合いを褒めてもらうこともあったのですが、それまでは色そのものをテーマにしたことはなかったです。自分の中で爆誕したジャンルが#FF00FF=マゼンタです。

・Season2のカレッジ生の中でもFF00FF-inkさんのアート寄りな作風が目立っていますよね。ご自身の絵柄・作風についてはどうお考えですか?

(FF00FF-inkさん)
完全にアートというわけでもないし、完全にアニメっぽいわけでもない絵柄・作風だと思います。イラスト×謎の表現で謎の絵が生まれるような。自然に描いているとそうなっちゃいます。私が謎だと思っている部分の感想を言語化してもらえると、その人の解釈が聞けて面白いなと思っています。

・大学では映像学科だったとお伺いしましたが、その点の強みなどはありますか?

(FF00FF-inkさん)
映像制作や3D、絵具と色々なことに手を出しているので、それらを組み合わせていくのも得意です。一本に絞っている人には思いつかない技法で絵を作ることができると思います。例えば「もう少しイラスト寄りで」とか「アニメーションで、こういう動き」とか言われたら応えられると思うし、対応できる幅は広いのかなと思います。
(色々な技法が使えるけれど、特に)絵具などでテクスチャを作るのが好きです。もしかしたら絵を描くよりも、素材を作っているほうが好きかもしれない。笑 抽象に寄っている素材っぽいものを作るのが得意です。そのテクスチャを重ね合わせてそこから絵を描くのが一番好きかもしれないですね。最初に画面を汚して、その汚れから絵を描く。汚れから「この汚れの部分が目っぽい」「これ使おう」みたいな、テクスチャから掘り起こして描く方法が一番得意です。

中学生の頃に所属していた美術部で、線を描いてコピックで着彩するのがとても綺麗な友だちがいたのですよ。その子を見て、「あれ。私(線描くの)向いていない?」と思いました。笑 絵具でベシャベシャ塗っているほうが楽しいしな、と。高校からは描きやすい描き方を模索し始めました。結果的に今こうなっているので、よかったのかもしれません。この描き方以外だと「他の絵の上手い人が描けばいい」になってしまうので、これで突き進むのが一番かなと思っています。

スクリーンショット (22)

(画像:FF00FF-inkさんのウェブサイトより)


■リミッツの所感は?

・Season1から引き続きリミッツに取り組んでみて、感じたことや気づいたことなどありますか?

(FF00FF-inkさん)
去年(Season1)と比べてゆとりを持って描けるようになった気がします。4月くらいから毎日イラストをアップしているのですが、それが関係あるのかなと思いました。20分~1時間以内くらいで一枚を描くことが多いので、実はリミッツのトレーニングになっていたのかも。(毎日描く絵は)表現の模索やブラシの調整の実験のような感じなので、それがリミッツのやりやすさに繋がったのかもしれません。画力アップのために始めたのに、結局楽な描き方をしているので画力は上がっていないかもしれないです。笑 でも、「このブラシよく使うな」「これがあったら楽なんだ」ということがわかるようになってきて、実はよい影響になっているのかなと感じています。

お題に沿って描くという点は、元々偶然できた素材から絵を描く方法をしているので、アドリブ的に描くこと自体苦手ではないと思います。時間については、なんなら20分くらいのほうが力を発揮できるかもしれない。20分くらいでバッと描くほうが実は私には向いているかもしれないです。

・FF00FF-inkさんは先日開催されたコネクテッド・インク2021に参加していただきました。数日経って、改めて感想をお願いします。

(FF00FF-inkさん)
やっぱり楽しかったです。「音楽と融合したい」と前にも言いましたが、音楽に乗って絵を描くのがとても楽しかったなとしみじみと思っています。
(コネクテッド・インクはデジタルだったけれど)これが絵具で、ダンサーの方と一緒に絵を描いてみたらもっと楽しいのかな、など色々考えました。

プロのパフォーマー、プロの楽団の方々と絵を描かせてもらえたというのがとても嬉しかったです。また関わらせてほしいと強く思っています。

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■一番気になっているカレッジ生は?

・まだSeason2では直接カレッジ生同士がコミュニケーションを取る機会がないので、難しい質問かもしれませんが……

(FF00FF-inkさん)
Season1より人が増えて、ワイワイしていてよいですよね。私が人との交流が下手なのもありますが、皆さんから交流してくれるのでとても助かります。笑

一樹さんは自己紹介の経歴を聞くだけで「どんなことをしているのだろう」と興味が沸きますよね。お話ししたら楽しそう。私もタトゥー系のイラストが結構好きなので。あと、うるぽろさんの絵をかわいいなと思っていつも見ています。以前にも話に出ていましたが、うるぽろさんの積極的にコミュニケーションを取ってくれるところがとっても助かります。笑 そういうところ見習わなきゃなと思います。

これからも色々な作品を作っていくので見守っていただければ嬉しいです。案外気軽に協力するので、あわよくばご依頼を頂けるととっても嬉しいです。


♢♢♢


以上、FF00FF-inkさんへのインタビューでした!
今後もカレッジ生の個人インタビューは続いていきます。
次のインタビューには誰が登場するのか……!?

次回もカレッジ生の個人インタビューをお届けする予定です。


次回もお楽しみに!

By. DRAW A LOT College



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