お局さんを追い出す方法
はじめに
少々過激なタイトルですが
今回は保育現場で離職の原因の一つである
お局と言われる人たちを
現場から減らしていく仕組みついてお話ししたいと思います。
ちなみにここでのお局さんの定義は
気に入らない相手に対して厳しい物言いをしたり
周囲や状況を仕切りたがったりする
過干渉する一面を持ち合わせているベテラン女性を指します。
まず結論からお伝えするとそれは
規範ルールの設定と評価制度です
(配置基準による人手不足については今回は除外)
一般の保育士さんには悲報ですが
現状の保育現場の仕組みがお局さんを量産しており
抜本的な対策が可能なのは経営層、管理職層のみとなります。
お局さんが量産・居座り続ける仕組み
素行についてのルールが明文化されていない
年功序列で給与が上がってしまう
お局さんと言われる方々に共通するのは
自分の感情や言いたいと思ったことを
抑えられないことにあります。
また、保育という成果が目に見えにくい業種では
年度毎に昇給
もしくは現状維持される
という傾向にあります。
それらを解決する仕組みとは
お局を排除する仕組み
1、規範のルールを定める
規範のルールとはスキルに依存しない
仕事をする上で守るべきルールのことです。
具体的には
・時間を守る
・遅刻をしない
・感情を人にぶつけない
・笑顔で挨拶をする
等です。
注意点としては
『明文化され、みんなが知っていること』
『ルールは5つ以下に抑えること』
『ルールを守らない人はリーダーや管理職への昇進不可』
これらを満たす必要があります。
明文化の必要性はその職場にいる
職場にいる全ての人が知っており
掲示などで目に見える形しておかないと
「知らなかった」という言い逃れや
意識の低下につながります。
ルールを5つ以下にするのは
たくさん定めても覚えきれなかったり
忘れてしまうからです。
またルールを守らない人、素行の悪い人でも
スキルがあれば昇進できるという環境は
「あれでいいんだ」と
次のお局さんを産む大きな一因になります。
2、マイナス評価と減給を取り入れる
評価制度では
できたことを評価する加点方式が
採用されていることが多いのですが
これでは組織に貢献しなくても
逆にマイナスな影響を与えても
一定の給与がもらえることになります。
評価に0はなく『+1~4』『-1~-4』とし
評価は給与に反映するだけでなく
その場で評価理由を伝えることが大切です。
以上がお局さんを現場から追い出す方法です。
保育現場では口が達者で言動のきつい職員による離職がとても多いです。
そして辞めさせた職員は
自分が原因であることは伏せられるので
当然咎めをうけることもありません。
人材不足もあり
本当は残るべきだった保育士より
現場を悪くし居座る保育士を
結果として重宝する仕組みになっています。
1日でも早くそれらが解決されることを願って
今後もコンサルの活動を続けいていきたいと思います。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?