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今日スパイスカレーにしない?ぐらいの手軽さで作れる

『スパイスカレー自由自在!』
水野仁輔(大和書房)2021/3/20発売

おうち時間が増えて自炊はもちろん、いつもより少し凝った料理をする人が増えていますね!
最近流行っているスパイスカレーにチャレンジしたいなーという方も少なくないと思います。
著者はnoteユーザーにもお馴染みの水野仁輔さんです!

【オビあり】スパイスカレー自由自在

スパイスカレーって何か大変そう…
じっくりコトコト煮込んだり時間がかかりそう…
スパイスの配合が分からない…でも大丈夫!
本書の特徴は、シンプルカレーのレシピをベースに紹介しつつ、具材やスパイスをプラスオンすることでスペシャルカレーにアレンジ出来るレシピをご紹介しています。
シンプルカレーは具材もスパイスも必要最低限の最短10分で出来る初心者でも安心なレシピ。
スペシャルカレーは、普段よく作っている中級者~上級者も納得する、専門店並の味に仕上がります。
スペシャルカレーのレシピまでカバーされ一冊で二度美味しいレシピ本となっています。

はじめに 

ここにシンプルなキーマカレーがあります。
玉ねぎとにんにく、しょうが、挽き肉だけ。
油に塩、水、スパイス以外は何も使わない。
これだけでおいしくなってしまったら驚き。
驚いてくださいね、おいしくなりますから。
でも、もっとおいしくなるかもしれません。

1 .香りにホールスパイスを加えたり、
2 .ベースにトマトを加えたり、
3 .水分に赤ワインを加えたり、
4 .サブ食材にいんげんとにんじんを加えたり、
5 .隠し味にオイスターソースを加えたり、
6 .隠し香りにミントを……


ほら、気がついたら、
さらに6 種類もキーマカレーが誕生。
1 ~ 6 を一気に全部加えてみたら?
7 種類目にスペシャルなキーマカレーが作れます。
どのキーマカレーもおいしいんです。


自由。
そう、スパイスで作るカレーはこんなにも自由です。
自由なカレーなのだから、
自由自在に作れるようになったら素敵ですよね。
臆せずページをめくりましょう。
楽しいカレークッキングが待っています。

スパイスカレーの役者はそろった?

スパイスカレーはなぜおいしいの?
スパイスカレーはいったいどんな仕組みで生まれるの?
鍋の中に色んなアイテムを順に加えていくといつのまにかスパイスカレーはできている。
それぞれのアイテムには役割があるのだ。
そうか、あれとこれがこういう狙いで使われるから、そんな風味が生まれるのね。
理解が深まれば、カレー作りはあなたの思うまま。
すなわち、自由自在に操れる、はず。

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スパイスの配合は、難しくない!

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シンプルカレーは、パウダースパイスのみ。4 種類のパウダースパイスがあるけれど、1 つのカレーに使うのは、3 種類だけ。どの3 つを選んでもおいしい香りは約束されている。
バランスのいい配合は、「黄色と赤色を少しずつ、茶色をどっさり」と覚えておこう。

いくつかレシピをご紹介します

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ラムカレー

カルダモン、クローブ、シナモンという“ 肉に合うホールスパイス3 点セット”を使いつつ、さらにコリアンダーパウダーとクミンパウダーの香りで重厚感を。野菜はかぶとビーツ。どちらも出汁のうま味がしっかり生まれるからラムにひけをとりません。生クリームで濃厚にし、タイムですっきり感を加えましょう。

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サバ缶カレー

サバの水煮は、魚の磯臭さが抜けておいしいところが残されている魅力的なアイテム。レタスやドライトマトなど、カレーにあまり使わない素材ともよく合います。ベースにもトマトを使うからうま味がしっかり。
サバ缶は加熱時間が短くてもいいし、じっくり煮込んでも香りが壊れにくいのが利点です。ふたをして5 分煮ると鍋中に適度な圧力がかかり、全体がよくなじみます。仕上げはしょうがですっきり。

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ひよこ豆のカレー

軽やかな味わいに落ち着きがちなひよこ豆。しっかりした食べ応えを持たせるためにトマトベースにして生クリームを混ぜるゴールデンコンビ。サブの食材をセロリと紫玉ねぎという香味野菜にしているのは、あくまでも豆をメインにするためです。シードスパイスが口の中でプチッとはじける感じを期待しつつ、クミンの堂々とした香りやパクチーのクセのある香りを楽しむ。全体的にリッチな味わいに。

みなさまも是非スペシャルカレーにチャレンジしてみましょう!

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