やっぱり義母は宇宙人だった

我が家に嵐を巻き起こした義母の訪問でしたが、滞在予定を少し早めに繰り上げて無事に（？）彼女はテキサス州に帰っていきました。

彼女の滞在中に、わたしは夫にたくさん「おかあさんこんなこと言ったんだよ、ひどくない？！」とかいっぱい文句も言ったし愚痴も聞いてもらえたのですが、夫はそういうことを一度も言わないし、君がしんどいなら少し早めに帰ってもらおうか、と義母と相談して飛行機の変更の手配もしてくれたし、神様なのかな？と思っていたのです。

が、義母を空港へ送っていった帰り道に「あのさぁちょっと聞いてくれる？オカンとふたりで出かけた時にこういうことがあってさぁ、こういうことを言われたんだけど！」的に、訥々と文句や愚痴が流れるように夫の口から出てきたので、あぁこのひとは言わなかっただけでやっぱりいろいろ我慢していたんだな・・・と。

でも彼女が家にいるあいだはそういうことを一切言わなかった夫は、やはり人間としてエライと思うのでした。わたしと夫ふたりで文句をぶーぶー言ったらおかあさんの味方をする人がいなくなってしまうものね。

そういえば最終日の朝に、おかあさん何を思ったか「家に帰る前にここで髪を染めていきたいんだけどいいかしら」って言ってきたんですよ。サロンに行くとかじゃなくて、普通に家で染めるタイプのやつね。

うちはシャワーの壁もバスタブもシンクも白いし、タオルも白いのでそれはちょっと・・・とお断りしたのですが、あと1日待てば自分ちへ帰って染められるのに、それをわざわざ人んちでやって帰ろうというのがわたしにはやっぱりわからないわー、宇宙人だわーと思ったのでした。

いやーだってどんなに気を付けていたって、自分ちだって、家で髪を染めたらそれなりに汚れるではないですか。それ掃除するの誰やねんって話やん。わたしだったらとてもじゃないけど人様んちでそんなことできない。そのために白髪染めを買って持ってきているのもわけがわからない。うちに来る前に染めてくればよかったやんって思ってしまう。

こういうひとが普通にいるから、ホテルとかのバスルームに「髪染め禁止」の注意書きがしてあることがあるんだなー。

まあでも、今回の彼女の滞在はうちの夫婦にとっていい経験になりました。今後はさすがに2週間泊まりにくることはないと思うし、もし泊まりにくるならホテルを取ってもらうつもり。うちが飛行機代を出して、あっちこっち連れていって、お金も気も使ってこんなしんどい思いをするのもね、という感じだし。

とりあえずこれで静かなお正月を迎えられそうでほっとしています。数日は疲れていて使い物にならないような気がするけど(笑)