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採用面接って「合否」じゃなくて、「合う」「合わない」だけじゃないのかな。

みなさん、おはようございます。
カイロスマーケティングで代表を務めております佐宗(さそう|@dsasoon)と申します。

5月末は、久々にカイロスマーケティングを卒業する仲間がいます。久しぶりだなぁ、と思って数えてみたら、なんと9ヶ月ぶり。そりゃ久しぶりだと思いますよね。

9ヶ月の間に20人も仲間が増えて、カイロスマーケティングも以前に増してにぎわっています。そりゃ追加のデスク買わなきゃいかんわな。

仲間が増えてきて、暇になってきた代表の私。みんながどんどん成長してくれるため、代表として社内失業になるかと心配しています(苦笑)。

だから、各チームのリーダーが出社したときには、フリーアドレスだけどどこにいるのかな、と探してみたりして。ちょっとした立ち話ができる感じで。社内営業ですか!?


あ〜。メンバーが増えるに連れて、社内失業するかと思った。

最近は、採用に時間をたっぷりと使えるようになりました。1日に数回、カジュアル面接やら面談やらのスケジュールを、採用担当がガッツリ予定を入れてくれています。おかげで、わたしのスケジュールは面談や面接がとても目立つ。

自分のアポは、自分のカレンダーで自分の空いている時間を探してから設定するようになりました。

ありがとう!採用担当の@cccokadaさん。おかげで社内失業を免れそうです!
カイロスマーケティングの喫緊の課題は採用。ちょっと油断すると仲間が増えるよりも先に売上が伸びてしまう。採用が売上に対して遅れるってことは事業機会を失うだけでなく、カイロスマーケティングの仲間にも仕事の負担かけちゃうかもしれないから、一生懸命やらなきゃ、と思っています。

採用は、会社や組織が成長するためには欠かせません。だからと言って、やみくもに仲間を増やせばいいってわけじゃないとも思っています。


面接では文化にあっているかどうかをお互いにみるといいと思う

そういえば、自分も転職って何回かしてきました。

うまくいく転職もあれば、そうでない転職も。会社それぞれ文化が違う。この文化に自分がうまく適合できるかどうかは、とても大きな話だと思っています。文化に合う会社は、とても楽しく働けます。

でも求職者にとってその会社の文化に合うかどうかって、面接前に調べる手段はすごく限られています。入社したら思っていた会社と違った。転職におけるこの失敗ってよくあると思っています。自分でも経験したことがあります。

やっぱりその求職者が自社の文化に合うかどうかって、面接官の役割だと思っています。面接官なら自社のことも求職者のこともよくわかる(はず)。だからこそ、カイロスマーケティングでは文化への適合度合いはとてもよく面接で見させていただいています。

そうは言っても、求職者の皆さんにも入社前にできるだけ面談・面接する会社のことを調べた方が良いと思っています。

面接は受ける方もする方も準備が一番大切。履歴書に書いてある内容、ホームページなどで公開されている情報は、面接前にきっちり調べて読み込んでおくこと。その上でまだ未知のことについてお互いに聞いたほうが、お互いのことがよりよくわかると思うんです。


スキルはある条件を満たしていれば、時間とともに身につく

会社の文化に合うことを重視した採用をすると、未経験者も多くなります。これは結果論かもしれませんが、カイロスマーケティングの事実。

面接でなにを見ているかというと、「幹」「和」「智」の3つがカイロスマーケティングの文化とかみ合っているかどうかなのかな、と、ぼんやり思っています。

「幹」:仕事に対する考え方や価値観。その人の持つWHY。
「和」:意図を伝える力、相手の意図を推し量る力。対人対応力のチャーミングさ。
「智」:ゴールまでの道筋をしっかり見つけることができるスマートさ。

やっぱり、ちょっとぼんやりしている感じですよね。しっかり言語化できていない。採用における今後の課題かなぁ。

文化に合っているかどうかをみる理由は、チームワークをとても大切にしたいと思っているからです。

ただ一緒に働いているだけでは、本当のチームとは言えないと思っています。お互いを信頼することができて初めてチームになれる。SaaSのようなチームワークが必要なビジネスモデルでは、やっぱり会社文化へのマッチングはとても大切。

文化に合っているかどうかは、その人がいま持っているスキルよりも大事。スキルはある条件を満たせば時間が経てば身につく。ある条件とは、しっかりした「幹」「和」「智」があること。結局のところ文化に合っていること。

一方で文化への適合は時間が解決するとは思えません。


採用面接は合否ではない

そもそも、カイロスマーケティングの採用面接って合格・不合格じゃない、と思っています。

スキルを重視した面接なら合否はありうるのかな。確かにスキルも見ますが、それよりも文化に合うかどうかを見ています。だから「合う(と思う)」「合わない(と思う)」というだけ。

わたしたちのようなSaaSのビジネスモデルでは、業務がすごく分業されている。マーケティングから営業、そしてカスタマーサクセスまでが協調して、とにかくお客さまに尽くすことが大切。たったこれだけ。

会社にとって成長とか事業拡大とか、売上とか。それもあります。でもそれはあまりにも自己中心的すぎると思っています。お客さまに尽くすことが第一。そのために、会社として一枚岩を作る。だからこそ文化への適合度合い(カルチャーマッチング)をみるべきだと思っています。

カルチャーマッチングは、候補者・求職者だけの責務ではありません。どちらかというと、面接する側の責務かな、と思っています。

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