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わがやの旅note 夏休み北九州編④【ハウステンボス(後)】


旅日記4回目です!
旅行記が終わる前に夏休みが終わってしまいました‥。
今回はハウステンボスの2日目。


◯ホテル日航ハウステンボス モーニング🥐

大きくって綺麗なベッドで昨日の疲れを癒し、朝6時半には起床。
本当はもう少しゆっくりダラダラしていてもいいところなのだけれど…「7時半以降になると朝食会場は混み始めます」という情報を得て、7時には朝食会場へ!

ホテル日航ハウステンボス HPより
朝ごはん食べながら見える中庭が、まるでお城の庭園のよう✨


朝はコーヒーを飲みたいし、そうするとクロワッサンも食べたいし、でもおかずはベーコンとかより煮物のほうが食べたいし…となると、和洋折衷山盛りのプレートになる。
あっちで卵焼いてくれてたよ、の声に、ふと洋食のコーナー?を見ると、シェフの方が目の前でフワッフワオムレツを焼いてくれている…!
独身時代にあちこちを旅行した時、女子旅だったので泊まるところはちょっといいホテルにすることが多かった。そうすると、ホテルのモーニングでこんな風にオムレツを焼いてくれることがあって、それは旅のさりげない楽しみだったことを思い出した。


「どうぞ」とお皿によそって手渡してくれる。
思わずわーいと声が出る。ボーイズ!出来立てオムレツだよ、ママの作るのより絶対美味しいよ!食べてみたら?
「お腹いっぱいやからもういいわー」えー、もったいない…せっかくのいいとこのホテルモーニングのオムレツなのに…
私一人でいただいた。
火の通り方が絶妙。美味しかったです。

◯ハウステンボス アドベンチャーパーク🌳

お腹いっぱいでまた眠くなるが、次男が頑張ってウェイターさんのようにコーヒーを持ってきてくれたので、それを飲んで気合いを入れる(見てる方がひやひや)。

本日一つめのアトラクションは、アドベンチャーパーク「天空の城」。
昨日次男がパパと二人でクリアしたこちらのアトラクションに、今日は私とボーイズで再度挑むことにした。長男は昨日の「レールコースター疾風」にももう一度乗りたそうだったが、そちらは次男が頑として行きたがらず、しかもそれぞれ40〜50分ほどの行列。両方はちょっと…。開園とほぼ同時に入ったつもりだったんだけどね。人気のアトラクションはやはり皆同じことを考えている。


天空の城とは‥ずばり、

アスレチックです。

こーんなのや
こーんなのにトライ
次男、これは怖くないのに、滑っていくだけのレールコースターが怖いのは何故??


地味に、この右の箇所の、足場が狭くて難しかった。
ボルダリングに挑戦する人尊敬します。
右の端っこで必死に掴んでるのは、私の手。


「オレこれ2回目!楽しかったからもう一回来たー!」と、聞かれてもないのにスタッフさんに話しかける次男。
「元気だねー。うちの息子とそっくり。仲良くなれそう!ぼく何年生?あら、おんなじ!」と相手してくれるスタッフの人、優しい‥。「オレこれ2回目やから説明聞かんでも知ってるで」と、嬉しくって調子にのる次男に、また別のスタッフさんが「うん、でもこれ説明するのがおじさんの仕事だからさ。これで、ご飯食べてるようなもんだからね!さあ皆さんご一緒に、“Let's 天空〜!”もういっかーい!」と笑顔でテンションをあげてくれる。
暑い中ありがとうございました。掛け声のおかげでがんばれました!

◯  アトラクションタウン🎢


一つ目終わるとさっそく汗だくで、それ以上外を歩き回ったり並んだりするのは(大人が)辛かったので、エリアを変えて、主に室内アミューズメントを回ることにした。
雨天OKのマークは、猛暑の日にもありがたい!
待ち時間0の迷路(「I.S.ラビリンス」)を2周して、あとほぼほぼ貸切状態だったトリックアートの部屋で写真を撮りまくった。
午前中は最初のアドベンチャーパーク以外は人も少なくて、この他のアトラクションでも長くて待ち時間20分程度。その時間もほぼ室内の中なので、本当にありがたかった。

おまえうまそうだな
とにかく明るいアリエル


中でもボーイズが喜んだのは、「バハムートディスコ」。触れ込みは、〝踊る450°空間VR〟。踊るVirtualバーチャル Realityリアリティ?‥目まぐるしく変わる映像や音に合わせて身体を動かしたり画面をタッチしたりする(らしい)。その中にレアなキャラやドラゴンやらが出てくるらしく、小学生男子の心を鷲掴み。今っぽい‥。

ハウステンボスに限らず、こんなアミューズメントは全国あちこちにあるのだろうな、と思ったりもする。でも子どもたちはほぼ初めてで大喜び、「ここ面白かったからもう一回行ってきてもいい?」と、キラキラした瞳で聞いてくる。
危なくもないし、混んでるわけでもない。どうぞどうぞ、君たちだけで行ってらっしゃい。ママたち外で待ってても大丈夫だよね?
小学生にもなると、急に自分たちだけで行けるようになるんだなぁ。

さて、その間。日陰を探し、入り口の外で彼らが出てくるのを待っていた私たち大人二人。
暇‥
暑い‥
まだかな‥
夫は、と見ると、スマホで何か見てるか、ゲームしてるか、気がつくとウトウトしている。昨日の疲れが抜けきれていないのかも知れない。

あのさ、
私あれ行ってきてもいい?

VR-KING」。
バーチャルリアリティの、ジェットコースター。
他の三人を誘ったら、
「それはオレは怖いから絶対行かない(次男)」
「オレも別にいいや(長男)」
「酔うからやめとく(夫)」
と、ことごとく振られてしまったのだが、世界最高・最長最速コースターの煽り文句にどうしても乗ってみたくなった。だって次来れるのいつか分からないし。せっかく目の前にあるのに、もったいないやん。
本当はその隣の「VRワールド」っていのも面白そうなんだけど。「それも怖い」「別にいい」「酔う」。と断られる。せっかくきたのにー!
「のんびり待っとくから、いってきていいよー」という夫の言葉に甘えて、一人で並んできました。

画像はハウステンボスHPより


高まるワクワク感。
でも、一人で並ぶアトラクションの待ち時間ってこんなに長かったのか‥。
持ってきていた文庫本、一冊読み終わってしまった。今頃ボーイズも、パパと一緒にもう次のアトラクションへ移動してるかも知れないな‥とぼんやり考えながら順番を待つ。

いよいよ順番が来た。「お一人ですか?」はい!と笑顔で答える。
がっちりシートに固定され、ヘッドホンにゴーグルも装着。ゴーグルのピントを合わし、ふと自分の手を見てみると‥何も見えない!
目の前にかざした自分の手も、ぶらぶらさせてる足も全く見えず、代わりにバーチャルな景色がそこに広がっていた。

これは仮想現実バーチャルリアリティだから、今から出陣するのはいつもの自分でなくて、アムロでもルークスカイウォーカーでもトム・クルーズでも、何でも好きな姿を想像したらいいのかも知れない!と思ったのだが、急すぎて何も思い浮かばない‥。
結局いつもの私のまま、高低差300m(だそうです)の空からブーンと急降下した。楽しい!怖かったら目をつぶればいいだけだと思ったけど、最後までしっかり目を開けて楽しんだ。
「わー」とか「ひゃー!」とか言っている間に終了。長男はもちろん、次男も身長さえクリアしていれば楽しめそうだった。(夫も、目つぶれば酔わないんじゃないかな。)


天候に左右されないし、多少揺れたり身長・体重の制限があったりはするものの、圧倒的に安全なジェットコースター。
これから、世の中のアトラクションはどんどんこんな風になっていくのかも知れない。それが宇宙空間か、ジャングルか、ミニオンズの世界かだけの違いになるのかも。

◯  ミュージアム🏰

その後も、子どもたち(とパパ)が、キッズ向けの室内アミューズメントでのんびり平和に遊んでいる間、私だけもう一件個人行動をさせてもらった。

ギヤマンミュージアム

世界のガラス芸術品を集めたミュージアム。
中に入ると、外の夏の暑さが嘘のような静けさ。貸切だった。

世界最大級のシャンデリアを独り占め
気分は城に住むお姫様‥✨🌹

ため息が出るような空間だった。遊園地に来てこんな時間を味わえるなんて‥スペシャルなおまけをもらった気分。皆ミュージアムに興味がないのか、子ども連れの家族が多いからか、館内に誰も見かけない。この美しい工芸をたった一人で堪能するなんて、贅沢な過ごし方。
本当は、パレス ハウステンボス(ハウステンボス美術館)やポルセレインミュージアム(磁器)、テディベアキングダムも行きたかった‥!
一人で旅行してたら間違いなく行っていたと思うけれど、(ハウステンボスに一人でくる人は珍しいよね)時間の都合でさすがにそこまで単独行動は出来ず。残念だった。


昔、一度だけハウステンボスを訪れたことがあった。
大学卒業直後の春休み、長崎女子二人旅。
色とりどりのチューリップがとにかく綺麗で、背景の風車の景色に感動して、友だちとお互いに写真を撮りまくった。あの時はちょっとおしゃれして、花柄のスカートなんて履いていたっけ。
建物の前に、撮影用に飾られていた木靴が可愛かったな。初めて飲んだ〝水出しダッチコーヒー〟も美味しかった。今じゃ珍しくもなくなってしまったけど‥。
その時はおそらくハウステンボス美術館にも訪れていて、エッシャーの絵葉書を記念に買った、気がする。あのハガキはどこに行ったんだろう。

滞在中何度も子どもたちに「いいやろー、ママなんてハウステンボス来たことあるもんねー。2回目だもんね」と自慢(?)していたが、


もう20年も前のことでした‥。

◯  写真集📸✨

なんて可愛い街並み。
人、いないね。
運河にゴンドラ、生演奏。
これぞハウステンボス。
遅いお昼(ピザ)を食べていたら、急に始まった水上ショー。
音楽に合わせて、自由自在に踊る。どんな体幹してるの?!かっこよかった!


どうしても最後に乗りたいと次男に言われた観覧車。
乗って正解だった。あれに乗った、あそこも行ったねと、上から振り返る。
ありがとう!楽しかったよ。


君たちも、いつかまた、お友だち同士や恋人と来るかも知れないね。
それか、新しい家族と来るのかも知れない。
その時、この旅のことをちょっとぐらい思い出してくれたら、嬉しいなぁ。


本当はこの後さらに一泊し、福岡も訪れた。そちらもいつになるか分からないが、おいおい記事にできたらと思う。


最後までお読みいただき、ありがとうございました😊❗️

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