【ツアレポ】無農薬大豆と糀で作る!わたしの1年分の味噌仕込みツアー
こんにちは、大ナゴヤツアーズです。
今回のツアーレポートは、西尾の糀屋さん、みやもと糀店でみそ仕込みをしてきた「無農薬大豆と糀で作る!わたしの1年分の味噌仕込みツアー」です。
それではその様子をちょっとだけお伝えしますよ。
なに味噌にする?
海からほど近い名鉄「西幡豆」駅から歩いて数分の古民家みやもと糀店。中に入ると、大豆の蒸したいい香りに包まれています。ガイドの宮本貴史さんは味噌仕込みをするうちに発酵の世界に魅せられて、糀店をはじめました。米や豆、麦などの原料は、自分自身の目で確かめたものだけを使っているそうです。
米みそ、豆みそ、麦みそ(回によっては米豆ミックスなど)と言われても、味の違いがピンとくる人は少ないのではないでしょうか。ツアーではそれぞれの味噌でつくられた味噌汁を飲んで仕込む味噌を最終的に決めていただきますよ。味噌の基本的な材料は大豆と塩ですが、混ぜる糀によって違いが生まれるんですね。宮本さんにはそれぞれの味噌の特徴を教えていただきますので、それを参考にしながら決めるのもいいですね。中には毎年参加して、3種類すべて全部仕込んだというツワモノも!
縁側で味噌仕込み
一般的なみそ仕込みでは「茹大豆」を使いますが、ここでは贅沢にも朝から蒸された無農薬の大豆をご用意頂きました!ふっかふかに蒸し上がった大豆はそのまま食べても甘味があっておいしいですよ。
味噌づくりはみんなで協力して行っていきます。大量の蒸した大豆をお玉ですくって機械に入れる人、ハンドルをくるくると回して大豆をミンチ状にする人、ミンチ状となった大豆をこそげる人とローテーションしながら全員が体験できるように行います。ハンドルをくるくるする人が想像以上に重労働でなんです。
大豆をミンチにする順番を待っている間に、糀と塩をレシピの分量どおり計って袋に入れます。選んだ糀によって色も香りも全く異なり、目でも鼻でも楽しいです。糀はふわふわとしていてとても綺麗ですね。
同じ糀を選んだ数人分の袋の中身を木桶に入れて、糀と塩を手ですりすりしながら混ぜていきます。混ざったところにミンチ状にした大豆を投入して再び混ぜ合わせていきます。茹でたての大豆はまだ温かく、木桶の中で混ぜている間も気持ち良いです。
全てが混ざったら、まんまるい味噌玉をつくります。その味噌玉を持参した容器にべちゃっと投げつけていきます。これは空気をきちんと抜くための方法なので、思い切ってバシバシ容器に投げつけ、最後は手でぎゅっぎゅっと押し付けて表面をならすと完成!ここから、ひと夏こえて10ヶ月待てば、おいしい味噌の出来上がりです!
最後は縁側で集合写真をパシャリ!同じツアーに参加したみんなで和気あいあいとつくった味噌はきっとおいしく出来上がりますね!
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開催地:愛知県西尾市
ガイド:宮本貴史さん / みやもと糀店 代表
ガイドさんHP:みやもと糀店
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