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離婚までの物語〜出会い、その後編②〜

ここで少し、私のことについて触れておきたいと思います。

初めて女性と付き合ったのは中学1年生の夏。
初キスもその時で、初エッチはその彼女と彼女の家で。
冬でした。

2人目は中学2年生の秋ぐらいから中学卒業直前まで。

3人目は高校1年生の春からわずか3ヶ月。

4人目は高校1年生の冬から高校2年生の冬までの約1年間。

5人目は高校3年生の4月から8月まで。

そこから高校を卒業をするまでと、大学に入学をして暫くは付き合うという行為は一切しませんでした。

それには少し理由がありまして、今思えば不思議ではありますが、
「女性と付き合うって何?どうやって付き合うのが正解??」
と悩んでいた時期だったからです。

語弊を恐れずに言うと、正直私は女性に苦労したことはありませんし、私から告白をするということもしたことがありませんでした。

でも何故か別れを切り出すのは、いつも付き合っている彼女の方からでした。

理由はそれぞれ色々ありましたが、その理由を言われたからといって、そこに対して私が悪い点やいたらない点を直そうとはしませんでした。

若かったこともあるからだとは思います。

それどころか私は、
「女性と付き合うのは面倒くさい。」
そう思ってしまうようになり、ある意味調子にのっていたのでしょう。

それ以来女性とは一度きりの関係や多くても3回から4回会って終わり。

好きになりそうになったり、相手が私のことを好きになっていることが分かると、私から離れるようになりました。

そんなことを繰り返していると、それなりの女性しか私も選ばなくなりますし、必然的に近寄ってくる女性もそのような女性ばかりです。

でもそれでよかったのです。
楽だから。
理由はただそれだけ。
その日、その時が楽しければいい。
そう思っていたからです。

最低ですよね。

当時そんな私が変われそうな気がしたのです。
彼女と出会った時に、何か違うものを感じました。

そしてそれは話しをしてみても同じで、多くを語らなくてもそれまでの経験から確信しました。

話しを戻します。

彼女とメルアドを交換してから、メールのやり取りをするようになりました。

「明日バイト一緒だね!」

「そうだね!」

1週間後ぐらいだったはずです。

「実は明日俺の誕生日なんだよね!」

「えー!?ほんとに!?おめでとう!!ってはやいか笑」

「ほんとほんと!ありがとう!」

「ねぇ、誕生日だけど何か予定あるの??」

なになに??もしかしてデートできる??

「え??いや、恥ずかしいことにバイトしか予定がないよ笑」

「じゃあさ、明後日土曜日だから大学ないよね??
明日バイト終わってから遅いけど、お祝いしない??」

!?!?まじ!?!?

「え!?お祝いしてくれるの??嬉しい!!」

「うん!好きなケーキ屋さんがあるから、そこのケーキ買っていくし一緒に食べよ!でも時間的に開いてるお店とかないし、○○くんのお家でも平気??
迷惑じゃなかったらだけど…。」

ケーキ!!お家!?

「いや、迷惑だなんて。そんなこと言ってくれるの○○ちゃんだけだし、すごく嬉しい!」

「いきなりお家だなんて図々しいかなって思って。ほんとにお邪魔して大丈夫??」

いやいや、可愛い!!

「もちろん!すごく楽しみになってきた!!」

「よかった!じゃあお邪魔するね!私も楽しみ!!」

「今から掃除しておくよ笑」

「笑笑。無理しなくていいよ!バイトとか大学で疲れてるでしょ??もう時間も遅いし、ゆっくり体休めてね!おやすみ!」

明日が待ち遠しくて、その日私は気合いをいれて掃除をし、楽しすぎて寝ることができませんでした。

※この内容は全てノンフィクションです。

つづく

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