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良心を持たない人たち/マーサ・スタウト 訳・木村博江

サイコパスというと、大量殺人犯のイメージがあると思うが
実は犯罪者の内、サイコパス(反社会性人格障がい、ソシオパス)のパーセンテージはあまり高くない。
 
 
サイコパスは全人口の5パーセンテージいるらしい。つまり、身近な人にも隠れサイコパスがいる計算になる。
サイコパスは美形で魅力的でモテやすく
一見すると社会的成功者で地位が高い。

だが、良心をもたない(本書では、サイコパスは良心をもたない人と表現される)ため
関わった人は深い傷を負ったり、巻き込まれやすい。
モテるが女関係にだらしなく、離婚率高い。
同情を買うため平気で嘘をつき、泣き落としをして
自分は悪いとは全く思わず
不利益な人には無常で非常。

人生はゲーム感覚である。

サイコパス自体は治す気がなく(自身は生活に困ってないから)
戸惑っているのは良心を持つ周りである。

もしもこの人はおかしいな?と思ったら
関わるのを避けるしかない。
治ることはなく
自分の良心に照らし合わせてその人と関わろうとすると大変なだけだから。


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