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今日も少しだけ前に進める、ということ

「何もやる気が出ない」

「あれ、やらなきゃ」

「今日もまた書けなかった」

僕らは、そんなふうに思う。やらなきゃいけないことがたくさんあるような気がしていて、やらないとダメに感じていて。

でも本当は全部、自分がそう思っているだけだったりする。

今日もできなかった、と思う。僕も思う。別にできなかったからといって、まだ何も起こっていないのに、できなかったと思うんだ。

確かにできていない。やれていない。

たとえばnoteを書こうと思っていて、できなかったのだとしたら、記事はできていないし、文章を書いていない。何もできていない。

でもそれを「できなかった」と思わなくていいんじゃない?かなと思う。「できなかったら、ダメ」って思わなくてもいいじゃない、と思う。

だってそれって自分でなんとなく決めているだけのことだからさ。

無、だよ。僕らは。自分であること以外には何もない

僕らには、何もない。

あるんだけど、ない。本当は何もないんだ。あると思っているだけで。

何もなくたっていいし、何もしなくたっていい。

一度、その前提に立ってみよう。

僕らは生まれてきた。

たまたま両親がセックスをして僕ができた。その前を辿ると、母方のおじいちゃんとおばあちゃんが出会って、僕の母さんが生まれて、父方のおじいちゃんとおばあちゃんが出会って、僕の父さんが生まれた。

そのまた二人がたまたま同じ時代に生きて、出会って、僕が生まれている、僕という人格で。もしかしたらまったく違う形の自分で、まったく違う考え方をする自分かもしれなかったのに。

僕は、どこまでも僕だ。

身長183cmで、一重で。書くことが好きで。ああでもない、こうでもないとぶつぶつ自分なりの言葉を探している。そのために本を読むし、文章を読むし、旅をしていろんなことを見て、経験して、それから人に会う。

そうやって僕は僕をやめることはなくって、どこまでも僕は続いていくし、広がっていくんだと思う。

ああ、すごい。

素晴らしいことだ、なんていうつもりはなくって。それでも奇跡的すぎるな、とは思う。僕は僕であることを選べなかったけれど、それでもちゃんと今もこれまでもこれからも、ずっとあってくれる。

裸で生まれてきた。その瞬間、身一つで生きていた。もちろん母とヘソが繋がっていて、母に生かされていた。それをサポートする父にも生かされていた。そのことはわかっている。

生まれてきてすぐに両親が食べるものも、住む場所も、着る服も与えてくれて、愛をくれた。

でもその瞬間だけをよく見たら、身一つでも呼吸をして生きていられる。

だから今一度、身一つになってみる。

お風呂の時でもいい。

その瞬間だけでいい。ずっと身一つで生きていくことはできないから。(外に出たら捕まっちゃう)

でもその瞬間、何を身に纏っていなくても、何も持っていなくても、ちゃんと呼吸ができて、物を目で見ることができて、音を耳で感じることができる。心臓が動いていることがわかる。

生きている、と思う。

何もなくてもその瞬間、ちゃんと生きていられる。

だから今日も少しだけ前に進めたら、それでいいと思う

できなかったと思うことも、すべて自分が決めているだけ。

期限のある仕事があったとしても、それは決められてはいるんだけど、あなたが仕事をすることを選んで、その会社で働くことを決めて、その中にある選択だ。

noteも別に書かなくてもいい。だけど毎日更新だったり、書きたいと思っているけど、なんだか気分が乗らなくて書けなかったり。

本当にやらなきゃいけないことではない。そんなものはない。

だからこそ今日もできなかったとかは特に思わずにさ、ちょっとだけだけど、前に進めたな。そう思えたらそれでいいと思うんだ。

なんでもいい。

「何かを考えた」

「ちょっとだけ、書けた。」

「明日はできるかな」

今日生きたから、明日も続く。

明日またできるチャンスがある。

ちょっとを積み重ねていくだけなんだ。その方がちょっといい感じなだけなんだ。

今日できることしかできないし、今までできていたことができない日もあるし、今できないこともやってみたらできるかもしれないし、続けていけばちょっとずつだけどできるようになっていくはずだから。

てきとーにさ、適当に。いい感じにしていけばいい。自分なりに。

誰かがいいと言っていることが、自分にとっていいとも限らないから。

あの人の思う正しいが、自分の正しいとも言い切れないから。

今日も前に進めよう。自分なりに、自分のやりたいことを。自分だけの理由で。

できなかったわけじゃない、自分がそう思っているだけだから。

それでも、今日もちょっとだけ前に。


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