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メンテナンス論②「不安とパフォーマンスとの関係」

忙しい年度始まりから、待ち遠しかったGWがいよいよ目前となってきましたね。サッカー界はGWは公式戦やら遠征やらで逆に忙しくなりますね汗

いずれにせよ、心身ともに疲れが出やすかったり
仕事を休まざるを得ない状況になってしまう人もいると思います。

さて、今回はメンテナンス論2回目ということで、
不安とパフォーマンスとの関係について述べていきたいと思います。

◆前回の記事はこちらから↓◆

パフォーマンスとの関係

そもそもパフォーマンスとはなんぞやということで
体で表現すること全てに対してとしておきます
スポーツ選手のプレー、歌手のステージでの披露、
先生の教室での生徒・学生に対する指導、弁護士の裁判中etc

2種類の状態不安

認知状態不安=心配
心配が高まりすぎると、それに比例してパフォーマンスは低下します。
※少しの緊張に似た不安はパフォーマンスを高めることは有り得ます

身体的状態不安
つまり、発汗・動悸・喉の渇き≠パフォーマンスに影響しません

特性不安

特性不安とは
もともと生まれながらにして持ち合わせているもの。
客観的に、または実際には、物理的、心理的に危険では無い可能性のある様々な状況を脅威として認識する傾向がります。

特性不安の人は
ある一定の状態になったときに、不安になりやすいという研究結果があります。
この特性不安状態不安として日常においてのパフォーマンスに影響を及ぼします。
つまり、普段から何に対しても不安を感じやす人は存在し、それらの人はある一定の状況になった時も不安を感じるという事です。

例えば、不安の傾向度合いが高い人がテストを受ける前はテストに対して状態不安になりやすい、人前に出て評価を受けるような事(プレゼンやサッカーでいえば指導実践も該当します)状態不安も高まります。

不安からくる身体への影響関係

不安の傾向が高い人(特性不安)は身体的健康に
どのような関係と影響を及ぼすかについてです。

特性不安を持っている人(もともと生まれながらにして不安の度合いが高い人)は疲労感が高いと言われています=疲れやすい

症状のケース
頭痛持ち・消化器系疾患・高血圧が多いといわれています。
そして、不安度の高い人は、自分自身の健康を保つ行動を避ける傾向としてあります。
その要因は
「もし、どこかに悪いものが見つかったら、どうしよう」という不安に駆られるからです。なので、健康状態には十分留意する必要があります。

ストレスと状態不安


ストレスを感じれば感じるほど状態不安も感じやすいです。

離婚・災害・事故・失業・病気
これらは不安が高まりやすいといわれているものです

つまり特性不安が高ければ体に影響するし
ストレスを持ち合わせれば、自身の状態不安に影響するということです

そもそも私たちが不安になるのは当たり前です。決してダメなことではないです。しかし、新年度の4月はこの不安が重くのしかかり、
先が見えづらい状況になりやすい要因がたくさんあり、
結果心身の体調を崩し方が多くいらっしゃるかと思います。

なので、もし、この記事を読んでご自身に心当たりがある方。
このような状態かもと思うスタッフがいる経営者や管理職の方、
気持ちが弱い・根性がない・だらしない
と終わらせるのではなく、
一度、立ち止まって、慣れるところから入り直してみてください。

そして、是非ARALABOのコーチングをが活用いただき
心を調律してみてください。

次回は不安についてのまとめを述べていきたいと思います。

お後がよろしいようです。

日常に活力と笑顔を

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