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【ストローク】こころの栄養

割引あり

こんにちは!
初担任のサポーター、だいです!

主に「学校教育」をテーマに発信しています。

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①「教育」全般に関心の高い人
②「教育」に不安や悩みがある人
③(ゆえに)自信がなくて、
 同志もいなくてもがいている人
④自分らしくありたい人
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に向けて、

自分が今まで投資して得た
価値ある学びを

月・水・金の
週3回の頻度で

有料記事も織り交ぜながら
発信します。

無料部分でも、有益な学びは、
たくさんありますので、
どうぞお楽しみください。

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今回は、
学級経営に大きく関わる
「コミュニケーション」について、
「ストローク」という概念をお伝えします。
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この概念を正しく理解し、
自分らしく使いこなせるようになると、

「コミュニケーション」が
楽しくて仕方なくなりますよ。

そして生徒にも考え方とやり方を
教えてあげて、

学校全体が
活発なコミュニケーションの場になれる
手助けになれたらうれしいです!

ぜひ、最後までお付き合いください。


こころの栄養=ストローク

先日3月3日は「ひな祭り」。

僕には2人の娘がいるので、
桜餅にひなあられ・・、
そして、

ハマグリの
湯豆腐をつくりました。

ハマグリの出汁が
しみ込んだ湯豆腐、

大変美味で、
水菜を添えて、

一口食べると、
身体の芯までホッと温まり、

娘たちも
(貝大好きなので)
パクパク平らげておりました。

節句は
子どもの成長の一区切りを祝うイベント。

みんなで食事しながら
談笑すると、

なんともいえず
元気が湧きます。

これ、
食べ物の栄養だけじゃないんですね。

「こころの栄養」が満たされるから
元気が出るんです。

「こころの栄養」のことを
「交流分析」という心理学の世界では
「ストローク」と言う。

僕は学級スタートしてまもなく、

必ず
生徒たちに
「ストローク」の話をします。

ストロークは「関わり」

「ストローク」。
わざわざ特別な用語を使っているけど
難しく考える必要はありません。

要は、
人と人の関わりの中で、

元気が出るものを

プラスストローク。

元気が吸い取られるものを

マイナスストローク

と言いいます。

プラスストロークの例をあげると
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・「よっ!」と爽やかに切れ味よい挨拶
・満面の笑顔
・ルンルンに弾んだ声
・褒められる
・言葉をかけてもらえる
・「ありがとう」の一言
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「あなたにとって」です。

「あなたにとって」元気が出るものなら、
それは全部プラスストロークと言っていい。

ストロークは分類すると
「プラス」「マイナス」に加えて
「肉体的」「心理的」「条件付き」「無条件」
と細分化できます。

でも、あまりここにはこだわらず、

プラスとマイナスの関わり方があるんだ、
というところだけ理解していただければ。

この表を見ればイメージはわかるかと・・

ストロークのポイント

ストロークのポイントについて
4点挙げていきますね。

①「与える」が先

この文章を読んでいる人は
コミュニケーションに関心がある方だし、
積極的にかかわっていこうとする人たちだと思います。

それなら、
ストロークは先手必勝で、
あなたが「与える」側になりましょう。

先述した表の中で
プラスストロークを
打って打って打ちまくるのです。

そうすれば、

返報性の原理
(人から何かしてもらうと
 「お返し」がしたくなる)
に従って、あなたにもプラスが返ってきます

「ストローク」って
「お金」と同じで
ぐるぐる循環するといいんですよね。

「よっ!」と笑顔で元気に声かけて
相手も「よっ!!」と返してくれれば、
二人を取り巻く体感温度がちょっと上がる。

ストロークの「景気がいい」状態です。

あなたは、そんな
プラスの好循環の「起点」になったつもりで、
ばんばん自分からプラスストロークを
打っていくんです。

②「与える」と減る

が、しかし。

あなたのストロークを
喜んでくれるか否かは、
「相手次第」でして・・・、

自分は
「よかれ」「喜んでもらおう」と思って
プラスストロークを打ったつもりが、
相手に嫌がられるケースも往々にある。

「よっ!」と
飛び切り元気に声をかけたのに、
まるっきり無視されると、
メンタル萎えてしまいますよね。

そうでなくても
「ストローク」はお金と一緒で
打ったら減ります。

このイメージを
僕はいつも「アンパンマン」に
たとえていまして、

ストロークって
アンパンマンが自分の頭をちぎって
与えるパンなんですよ。

無尽蔵に与え続けると
自分の頭がなくなります。

ストロークの循環も
「不景気」がありまして、

プラスを打っても打っても
返ってこず、
循環もせず滞って、
自分のエネルギーが枯渇してしまうことがある。
(この状態に陥っている人、多いです)

アンパンマンには
ジャムおじさんという供給源が必要です。

③ストローク失調症になると

ストロークが満たされている人と
ストロークが満たされていない人を

対比して、まとめたものがあります。

ご参考までに。

ここ、
すごく大切だから強調させてください。

この対比って
持って生まれた性格の問題じゃないんです。

寝不足で空腹すぎると
誰しも不機嫌になり、
エネルギーが落ちますよね。

それと同じように
「こころの栄養」が足りないと
卑屈になって
愚痴っぽくなってしまうだけなんです。

だから、
「自分、性格悪くなっているなー」という
自覚があったら、
「こころの栄養」を補給しましょう。

本来のやさしいあなたに戻りますから。

④ないよりはマイナスの方がマシ

プラスがもらえないと人は
マイナスでもいいから
ストロークが欲しくなります。

小さい子を見ていると、
それがよくわかります。

子どもがよちよち歩きで、
テーブルの上に立つことを覚えたとします。

当然、両親は
「ここに上ったら危ないよ!」
と注意するでしょう。

怖い顔をしてにらみつけると、
その場ではテーブルから下ります。

しかし、

夫婦同士の会話が白熱したり、
TVに集中したりして、
構ってあげない時間が続くと、

子どもって、テーブルに上るのです。

叱られることを承知の上で。

テーブルに上りさえすれば、
視線がこちらに来ることを、
子どもは本能で悟っているのだと
思います。

「試し行動」の一つですね。

これは色々なケースにあてはまりますよ。

明らかに反抗的な態度、
万引き、盗難、タバコ、
酒、暴力、成績不良
最近はリストカットなどの自傷行為…なども

これは、
プラスストロークが足りず、
マイナスでもいいから、
ストロークが欲しい、
というメッセージだと捉えます。
(ものの見方です)

ストロークは「心の栄養」なので、
なくてはならないもの。

繰り返しますが、
プラスがもらえないと
人はマイナスでもいいから欲しくなります。

無いよりはマシ!

体に悪いと知りつつ
ジャンクフードを食べるのと一緒なんです。

プラチナストローク

プラチナストロークとは

プラスストロークの中でも
特に、心に突き刺さるものを
プラチナストロークといいます。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□何度思い出してもエネルギーが湧くような無尽蔵の栄養源。

あなたの心を揺さぶり
感動させ、ドーパミン・セロトニンを
どばどば放出させるようなストローク。

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といったらイメージできますか(笑)?

これは、
狙い撃ちできる類のものではありません。

よーし、
今から、あの子にプラチナストロークを
打ってやるぞ!なんて意気込んでも
そうそううまくはいかない。

プラチナストロークだったかどうか?
それは常に「結果論」です。

振り返ったとき、

ああ、あのときの
あの人の関わりは

自分にとっての
「プラチナストローク」だったな、
しみじみ気づくもの。

与えるにせよ、与えられるにせよ、
あなたに
「プラチナストローク」の経験はありますか?

〇〇の関わりがあったから、
今の自分がある!

そう言い切れる
プラチナ体験が多い人は
メンタルの芯が強くなります。

逆境を乗り越えて
人をまとめる力のある人、

知らず知らず求心力を
発揮しているような方は、
プラチナストロークをたくさん吸収して
今があるのでしょう。

プラチナストロークの条件

じゃあ、
狙い撃ちできないとはいえ、

どうすれば、
プラチナストロークの経験ができるのか?

ここ、興味深いですよね!!

ここから、僕の持論になりますけど、

「プラチナストローク」が
成立するためには

必要条件があると
思っているんです。

「プラチナストローク」は、
〇〇であることが必要不可欠だ、と。

これは、
僕の中で、貴重な気づきです。

みなさん、
なんだと思いますか??

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