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【認知行動療法】頭はクールに 心はホットに

割引あり

こんにちは!
初担任のサポーター、だいです!

主に「学校教育」をテーマに発信しています。

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①「教育」全般に関心の高い人
②「教育」に不安や悩みがある人
③(ゆえに)自信がなくて、
 同志もいなくてもがいている人
④自分らしくありたい人
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に向けて、

自分が今まで投資して得た
価値ある学びを

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有料記事も織り交ぜながら
発信します。

無料部分でも、有益な学びは、
たくさんありますので、
どうぞお楽しみください。


頭はクールに、心はホットに

前回、エゴグラムという手法を用いて
自他の性格を知り、
効果的にアプローチする方法をお伝えしました。

記事の最後に、
以下の内容を書きました。

さて、ここで
学級担任=経営者として必要な自我についても
言及しましょう。
・・・
仕事における課題や難題に出会ったとき、
エゴグラムの5つの自我のうち、
最も必要とされる要素はなんだと思いますか?

僕の考えでは、
学級担任に求められる、
難局を乗り越える自我は
「A=大人性」です。

冷静、客観的、現状分析からの判断力、計画性。

この自我が低いまま(高くしようと意識せず)、
課題や難題に立ち向かおうとすると、

出てくるのは自分が
「いつも使っている自我」になります。

CP(厳しさ)が高い傾向にある人なら、
厳しい態度・やや強引な態度や、
力技で難局を突破しようとするだろうし、

NP(やさしさ)の高い人なら、
相手の立場に配慮しながら、
話に耳を傾け、そのことで
相手との距離を縮めようとするでしょう。

さて、ここで、
これまでのあなたの経験を思い出してください。

仕事やその他の場面で、
自分が試されるような
課題・難局に直面したとき、
どのような対応をすれば
上手くいったでしょう?

どのような対応をしたときに、
「ああまたやってしまった」と後悔するような、
良くない結果が生まれたでしょうか?

これ、僕も勉強して
気づかされたのですが、

おそらく、
多くの方が「冷静になれなかったとき」に、
後悔が生まれるような結果と
なってしまったはずなんですね……。

課題や難局に対面したときに、
自我をコントロールし、
すすんで、意識的に、冷静で
“大人な”対応を心がける。

つまりは、演じる力

大人の冷静な対応とは、
淡々としている、やけにあっさりしている、
という意味ではなく、

「情報→分析→判断→計画→行動→検証」の
思考・行動プロセスで、
自分軸を失うことなく堂々と対応する力です。

では、困難時に力を発揮する「大人性」。
どうすれば高めることができるか。

次回は、その手法の一つとして
「認知行動療法」について
説明しようと思います。

記事より

心は燃えたぎるように熱くても、
魑魅魍魎のうずまく社会にあって、
純粋無垢の情弱のままでは、全く通用しません。

教師は、ある意味、
海千山千であるべきだと思っています。

というわけで、
今回の記事は、

困難やトラブルが起こったとしても、

自分の感情をコントロールすることができ、
冷静な判断を行うための手法について、

「認知行動療法」という
アプローチを説明します。

僕が使用している
おススメのアプリも紹介しますね。

判断できないことばかり

少し前の話になりますが、
SNS上で議論を巻き起こした話題がありました。

車いすインフルエンサーの方が、
都内の映画館「イオンシネマ」で
映画を鑑賞した際、

スタッフから
他の劇場に行くことを勧められたそうです。
理由は、
映画館のスタッフの介助の必要性が生じるから、とのこと。

数回上映を楽しんでいたのに、
その日支配人に「この劇場以外で」と
告げられたことをX上に投稿し、

映画館の運営会社が
「弊社従業員による
 不適切な対応に関するお詫び」と
する謝罪文書を発表しました。

ネット上では
賛否両論が入り交じる議論に発展。

映画館側を擁護する主要な意見としては
「通常業務以上の対応をする必要はない」
「障害者だからといって、過剰な要求をすれば
 従業員の負担が大きくなる」

発信者側を擁護する意見としては
「映画館側の対応が不適切だ」とする声や、
障害者の日頃の不便さや苦労を思いやる声、
支援の強化を求める声などが目立ちました。

みなさんは、
ここまで読んでどう思われますか??

ぜひ、ご意見をコメント欄に書いて欲しいです。

僕個人の答えは・・・・




判断できない
よくわからない



としか言いようのない事案だと思います。

車椅子の方と映画館のスタッフの方の
実際のやり取りを見れば、
ニュアンスがわかって
意見めいたことが言えるかもしれない。

でも、なにかを判断し考えるためには
事実となる情報が少なすぎて、
これだけではなんとも・・・
としか僕は思えない。

明日裁判がスタートする
ダウンタウン松本人志さんの件も同じです。

当事者でもないし、
まして傍観者ですらないのです。

わからない、
としか僕個人は言いようがない。

なのに、
なぜ、あれほどマスコミや一部SNSは
意見を発信しているのか???

多分、答えの一つは
「儲かるから」なんでしょうね・・。

きっちりとした学問の世界で
論文を書こうとするのであれば、
「車椅子」の件も、
「松っちゃん」の件も、
もっと具体的事実を調べないと

意見なんて書けないし
判断なんてできないはず、

だと僕は思うのですが・・。

認知の歪みから生じる感情に振り回されるな

心理学の世界に
「認知の歪み」という概念があります。

難しい話ではありません。

自分の考え方や捉え方にはクセがあります。

そして、
知らず知らず、そのクセによって
物事を判断したり解釈しています。

コップに入った半分の水

「うわ、半分も水が入っている!!」

「ええー、半分しか水が入っていない・・

上記の例のように、

同じ事実でも、
人間は認知の歪みによって、
捉え方が異なっているんですね。

そして
認知によって生じる感情も
人により異なることになります。

クセのない人間はいません。
誰しも大小「認知の歪み」をもっている。

が、その歪みが大きすぎると
世界の捉え方が他人と共有できず
孤立したり、

判断の仕方が独善的過ぎて
自他を傷つける方向になりかねない。

うつ病をはじめとする
精神疾患の原因にもなります。

ただし、
この「認知の歪み」は、

気の持ちようだけで、
どうにかなるものでもありません。

脳機能による個人差のために
どうしても
他人と異なる認知の仕方になる場合だってある。
(その場合、より専門的な知見が必要になります)

だから、
まず重要なのは、

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
同じ事実でも、
捉え方や感じ方は
それぞれの「認知の歪み」によって
千差万別だということ
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

を、
しっかり理解しましょう。

子どもは、
自分が好きなものを無邪気に
「これ、いいよねー」と言って見せてきます。

無条件に
「自分が好きなもの」を
相手も好きだと判断してくれるだろうと
信頼しているわけです。

かわいいですよね。
とても、よいこと。

でも、
「大人」が
それでは困りものなんです。

「大人」は
「誰しも見ているものが違う」
「誰しもが感じ方が違う」ことを
冷徹に受け入れる必要がある。

認知行動療法が体験できるおススメアプリ

前置きが長くなりすぎたかも。。

というわけで
ここからが本題!
(といっても、もうすぐ終わります)

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