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【エゴグラム】性格を理解して、コントロールしよう

割引あり

こんにちは!
初担任のサポーター、だいです!

主に「学校教育」をテーマに発信しています。

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①「教育」全般に関心のある人
②「教育」に不安や悩みがある人
③(ゆえに)自信がなくて、
 同志もいなくてもがいている人
④自分らしくありたい人
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に向けて、

自分が今まで投資して得た
価値ある学びを

月・水・金の
週3回の頻度で

有料記事も織り交ぜながら
発信します。

無料部分でも
有益な学びは、
たくさんありますので

ぜひ、最後までお付き合いください。


エゴグラムとは

「心理学」のカテゴリーの中で、
「交流分析」という流派の学びがあります。

最近、話題の
「16パーソナリティ」(MBTI診断)
楽しいし、
「エニアグラム」も有名ですが、

僕自身、
「経験から学んだことを最も直感的に
 わかりやすく言語化してくれる」手法が
「交流分析」でした。

その中でも特に、
「エゴグラム」
シンプルに体系化されているので、

自分の性格を理解して
コントロールしたり、

生徒と関わったりするうえで
有益だと感じています。

特にカウンセリングに関わる領域で
積極的に応用されているそうです。

説明の前に・・・。

以下の記事を読むにあたり、
まずは、エゴグラムの質問に
回答してみてください。

回答した上で、
読むと内容がより一層、
頭に入りやすいと思います。

50問の質問項目に、
〇×△で答え、

結果を集計すると、
自分の自我状態の様子がわかります。

たとえば、
下のような回答結果が出ます。

性格のネーミングが秀逸です(笑)

自我状態はその時の状況によって
変化しますので、

回答結果は、あくまでも
「今現在の自分の状態」程度に
理解してください

(性格は変わります)

人は5つの人格を使い分ける

人間って多面体ですよね。

「あの人、怖いね」と思っても、
意外にやさしい側面があったり、

「おもしろい人!」と思ってた人が
実は繊細で傷つきやすかったり。

大人に限らず
(むしろ)子どもの方が

裏表というか、
「見えるところ」「見えないところ」で
人格を使い分けています。

この使い分けは
ほとんどの場合「無意識」です。

でも、思い返してみれば
誰でも心当たりありますよね。

厳格で信念ある人のもとでは
なかなか弱音や本音を打ち明けづらく、
従順な性格になるだろうし、

やんちゃでおもしろいこと大好きな、
ノリのいい人とずっといると、
自分も、お調子者の人格になっていったり。

大人でも子どもでも
対人関係によって、
人格を使い分けているんです。

「エゴグラム」では、
その使い分ける人格を5つに分類し説明します。

CP(厳しい親性)

CP=Critical Parent(厳しい親)

「ルール」や、「しつけ」
世の中の規範や道徳について
厳格な性格を指します。

この要素が強い人は

警察、裁判官、経営者、部活動の強い指導者

などの職業が向いていると言われています。

NP(やさしい親性)

NP=Nurturing Parent

やさしさ、慈愛、認める、受け入れる、許す

など他者に対する共感性が高く
思いやりあふれる性格です。

この要素が強い人は、

看護師、介護士、保育士、
養護教諭(保健室の先生)

などに多いです。

A(大人性)

「あの人、大人だなあ」
「成熟しているなあ」
と感じるときの「大人」の要素、それがAです。

感情に流されることなく
いつでも冷静で客観的、

合理的判断にすぐれ、
大局観をもって
計画的に行動することができます。

FC(やんちゃな子ども性)

遊び大好きで
感情的、創造的で自由気ままな子ども。
それがFC(Free Child)。

この値が高い人は
学校だと行事大好きだし、

大人でもイベントや
土日の過ごし方が上手だったりします。

AC(従順な子ども性)

いわゆる「いい子」です。
和を尊ぶ日本文化の中では、
この要素の高い子供は多い気がしています。

従順で、人の顔色をうかがう。
協調性があるし、
空気を読むことにも長けている。

クラスの中で
FCの高い生徒が多いと、
にぎやかだけど、
少し気分屋でムラがある。

AC高い生徒が多いクラスは
先生は指示しやすいと思います。
基本、言うことを素直に聞きますからね。

まとめ

親や上司、先輩などの人から
譲り受けるのが
①CPと②NP。

一般に
父性(厳しさ)と母性(やさしさ)は、
その人の価値観として
後天的に生じます。

子どもが成長していく中で
身についていくのが③A=大人性

だんだんと冷静さが増し、
情報を収集、分析、判断するようになり
親や上の立場の人の意見を
鵜呑みにしなくなっていきます。

一方で、
生まれながらに持っているのが
元気で天真爛漫な④FC=子ども性

そして
しつけられていく中で育つ
「ごめんなさい」「わかりました」と
素直に認める⑤AC=順応性

分かりやすくまとめると、

厳しさ
やさしさ
冷静さ
楽しさ
素直さ

上記、
5つの自我が
あなたの中に備わっており、

対人関係の中で
知らず知らず使い分けているのです。

大切なのは5つの自我のバランス

本来、人間は誰でも、
5つの自我状態を持っています。

その中でCP(厳しさ)が強ければ、
「正義感あるね」「きつい性格だなあ」
と言われます。

NP(やさしさ)が強ければ
「包容力あるなあ」「愛情たっぷりだ」
と思われるわけで、

5つの自我状態の中で
最も強い部分が
その人の性格になりがち。

5つの中でも、
その人が最もよく使う自我状態を
「最高自我」と呼びます。

反対に、
一番使わない自我状態は
「最低自我」となります。

ここで、質問!!

あなたの
「最高自我」と「最低自我」は何ですか?

ぜひ、実際に取り組んでみてくださいね。
学びが何倍も高まりますよ。

先述した具体例の場合は・・

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最高自我が、FC(自由な子ども性)

最低自我が、CP(厳しい親性)
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ですね。

エゴグラムの活用実例

自己コントロールに活かす

さて、
このエゴグラムをどう活かすか?

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