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心の不調のサイン──好きなことが億劫になったら赤信号。

「仕事が大変で、精神的に病んじゃって、会社を休んでいる人」

私の周りにもいる。何人かいる。

しかし、これは他人事ではなく、いつ私の身に起こってもおかしくない。

職場が異動になって、仕事がハードになって。人間関係がうまくいかなかったり。

だんだんと仕事に行くのがしんどくなって、気づけば精神的に病んじゃって。仕事を休むことになる。

そんなことが、私の身に起こる可能性はじゅうぶんにある。

しかし、私は思う。

どうやって、“そのこと”に気付けるのか?

「一度、精神的に病んでしまうと、そこからの復帰は難しい。そうならないためにも、病んでしまう前に仕事は休もう。人に相談しよう。」

そんなことはわかっているのだけど、

その、病んでしまう“兆候”、事前の“サイン”みたいなものって何かあるのだろうか。

それが分からないから、気づかないまま働き続けてしまうのではないか。

そして、気づいた時にはもう遅くて、精神的に病んでしまっているんじゃないか。

■ 精神的に病んでしまう“兆候”や“サイン”


誰だって仕事はしんどい。

「しんどくないよ」という人のほうが少ない。

そもそも、仕事=大変、なのである。

しかし、仕事が大変でしんどいからといって、精神的に病むのはおかしい。そんなのは避けるべき、間違っている。

でも真面目に働く人は、思ってしまう。
「仕事=大変」ということを理解しているからこそ、仕事の大変さを受け止めて働き続けてしまう。


「事前に精神的に病んでしまう“兆候”や“サイン”みたいなものが分かればいいのに。」――と、心の底からそう思う。

もしそれが分かれば、病んでしまう前に、仕事を休んだり、周りに相談したりできるのに。未然に防げるのに、と。

■ 好きだったことが億劫になったら赤信号


なにかの本だったか、、、ちょっと忘れたのだけど、どこかで聞いたことがある。

「好きだったことを億劫に感じるようになったら、気をつけたほうがいい」

それは、病み始める“兆候”だぞ、と。

例えば、「本を読むのが好きだった人」が、なんだか本を読む気が起こらない、読もうと思っても、だるく感じる、など。

映画が好きな人が、映画を見る気が起こらない。
料理が好きな人が、料理を作る気が起こらない。

趣味でもなんでも、あれほど好きだったのに、それを億劫に感じるようになったら、赤信号である。

“止まれ”の合図が出ている。


確かに、事実、仕事は大変である。

疲れて、好きなことをやる気が起こらなくなることは、時々ある。

1~2週間、「最近ちょっと仕事しんどかったからなぁ」というのはあるだろう。

しかし、その状態が続くのはまずい。

「好きなことをやる気が起こらない」
その状態が1~2週間ではなく、数ヶ月続くなら、今の状況を省みたほうが良い。

そのまま進むと、もう戻れなくなる。


逆いうと、
「好きなことに対してやる気が起こらなかったけど、だんだんと、好きなことにやる気が起きてきた」というのなら、それは復調の兆しともとれる。

***

病んじゃう前の判断基準の一つとして、書いてみました。

特に何かの専門家でもないのに、こんなことを書くのはよくないかも、と思ったが、
個人的な私の経験から、「これは確かだろうな」と思ったので、書いてみました。

もし何か他にあれば教えてください。

では。


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