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【LIVE A LIVE】原始編プレイ録…打倒、キングマンモー!

二週間経ちますが未だ絶賛プレイ中のリメイク版ライブアライブ、5番目に選んだ原始編のプレイ記録を綴ります。

「買おうかな~」なんてのを書いたのが今月13日、もう随分前のことのように感じる程には、今ドップリ浸かっている自分がいます。

実は私は、アンチ原始編

キャスティングが豪華すぎて草です
ライバルのざき、堀川りょうさんだったりします

この原始編、言葉の無かった時代の物語でキャラのアクションだけでストーリーが進んでいきます。特殊なものが多いこのゲームのシナリオの中ではオーソドックスなRPGの形になっており、戦闘の経験値でレベルを上げ、装備を整えることでキャラを強くしていきます。
物語としては村に紛れ込んできた他の部族の美少女・べるに惚れ込んだ主人公のポゴが、連れ戻しに来たライバルの男と対峙し彼女を守ろうとする…というこれまたシンプルなもので、台詞はありませんが問題なく理解が出来るものになっています。
至って普通に楽しめるRPGですが、私はオリジナルのスーファミ版の時からこの原始編はあまり好きではありませんでした。理由として…。

ご存じ「おぼっちゃまくん」の小林よしのり氏です

この小林よしのり氏の絵があまり好きではなかったんですね。私は世代的にちょうどおぼっちゃまくん連載時にコロコロコミックを読んでいたのでよく目にしていました、というか読んでもいました。ギャグマンガとしては面白く、笑わせてもいただいたのですが…基本的に、下ネタが苦手なんですね私(笑)。おぼっちゃまくんはギャグの8割が下ネタな作品だったので、「面白いのは間違いないんだけど…」と、苦手意識を噛み殺しながら読んでいたものです。

で、このライブアライブ原始編のキャラデザインも手掛けているのが小林先生なわけですが、主人公のポゴはいいとして、べるやざきの半裸な格好にこの人の作風としての下ネタを連想させるものがあり、どうにもキャラクターを受け付け難かった、というのがありました。まぁ、ゲーム中はドット絵でありイラストが出てくる訳ではないのでそこまで気にはならないのですが。このライブアライブ、他の漫画家さんが手掛けたキャラクター達がどれも魅力的でしたから、そこに苦手な絵のキャラが混ざっているとどうにも…な抵抗感があったんですね。現代編や西部編のようにすぐ終わらせられるのならまだしも、原始編はそれなりに時間のかかるシナリオですから「面倒だな…」という意識がありました。

初めて挑戦した、難関

しかしこれもクリアのために避けられない関門。
原始編に腰を据えて取り組みました。このライブアライブ、基本的にどのシナリオも難易度は低めになっているのでサクサク進める事が出来ます。ゲームとしての歯ごたえよりも世界への没入感を優先している、そんな方針が伺えるようです。

そんなゲームですが、難しい「やり込み要素」もしっかり用意されています。先の幕末編だと0人斬り、100人斬りなどがそうですね。
この原始編では、隠しボスとして「キングマンモー」という、金色のゾウを倒せば最強のアイテムが手に入る…という、クリアには無関係、でもメリットは甚大という挑戦意欲を刺激する敵キャラが存在します。かつてオリジナルのスーパーファミコン版で、このキングマンモーを倒した事があったかどうかはもう忘れました…が、今回もやはり、挑まずにはいられませんでした。
そもそもキングマンモー、戦うためにはこちらから探さないといけない上に高速で逃げ回るので捕まえないといけない…と、出会うのも一苦労です。そこが隠し要素たる所以ですが…この大物に挑んでみた結果、

栄えある5連敗

を、喫しました。
レベルは12あればOK、とある攻略サイトにはあり私は15だったので実力的には充分だったはずなのですが…。
こ…こんなに強かったっけ?と思いながら流石に何かが足りてない、と思い一回休憩を挟みました。ちょっと、温まってしまっていたのもあります(笑)。

見た目はボーっとしてるマンモスなのですが、
攻撃力、また回復力がエグいです

このキングマンモー、攻撃力も高いのですがそれによってフィールドを炎状態に変え、そこで自分はHPを回復してしまうというのが厄介なんですね。こちらが100~150程のダメージしか与えられないのにフィールド効果で200回復したりします。これでは勝てる訳がありません。一応フィールドを上書きする戦術で挑んでいたのですが相手の攻撃とのいたちごっこになりこちらの体力が先に尽きてしまっていました。負け続けて、どうも戦い方が間違っているな…と一考するに至ったのです。

今の時代はとても便利で、このキングマンモー攻略法も動画にしている方が幾人かおりました。時間が限られている中年ゲーマーの強い味方、情報を仕入れて再戦しました。カギは相手を麻痺させる「グイグイ」という技にあったんですね。激闘の末、この難敵を撃破した時はSwitchのプロコン片手にガッツポーズ、でした。

キングマンモーとの死闘中です
「大噴火」がとにかく怖かった
倒した瞬間です
BGMもメガロマニアですし、本当にボスキャラでした
ドロップ率50%らしいコーラのビン、一発でゲットです
勝利…!!という表現に苦労が反映されているようです


RPGの醍醐味を存分に味わって

こんな強敵に打ち勝った後は、もうエンディングへ一直線でした。
ラスボスの「お~でぃ~お~」という恐竜、見た目こそキングマンモーより大きくて迫力がありますが、HP回復が無いので本当にザコキャラと大差ありませんでしたね。

3回目のざきとの戦闘では、一歩も動かず叫んでいるだけで倒しました
見た目はキングマンモーより強そうなラスボスですが、
べるが最初のるーるーをスタンバってる間に倒せてしまったほど、ポゴが強く
なりすぎていました。さすがは碇シンジ(違)
エンディングでは碇シンジの絶頂ボイスが聴けます(笑)。
べるの声優がみやむーなら最高でした(おい)
この上なく単純な、それゆえに達成感のあるシナリオでしたね

そんな感じで、「面倒だな」と思いながらもしっかりやり込んでクリアと相成った原始編、5本目のシナリオにして初めて「つまづき」があったのも振り返れば楽しかったですね。
基本的にRPGを滅多にやらない人間なので、あまり好きではないんだろうなと自己分析していますが、やればハマるし、今回の様に隠しボスを倒すことに躍起になったりもします。何よりキャラを強くするのはやはり面白い。久しぶりのRPGで、その「美味しい部分」をしっかり堪能できた、原始編でした。

緒方さんのポゴも面白いですが、ざきも叫び声はベジータそのものでした。
というか、よく考えたら緒方さん&堀川さんは幽遊白書繋がりでしたね(蔵馬と鴉)。
う~ん、なんて豪華なんだこのゲーム(笑)。


ここまでのライブアライブのプレイ記録はこちらになります。

残るシナリオは4つ、折り返しまで来ています。

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