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舞台リコリコ観劇で、初めてGロッソに行ってきました

昨日、千秋楽を迎えた舞台リコリコ第二弾、私は金曜日に行ってまいりました。

もともとクオリティは前作の時点で折り紙付きだったのですが今回は後編、原作アニメのラストまでを描く完結編ということで、前回観ているなら観なきゃダメでしょ案件でした。

会場の東京ドーム・シアターGロッソ自体が初めてだったので、そのことを含めて当日の記録を綴ります。

一年前の観劇記録です。
この時も銀河劇場を訪れたという特別感がありました。観劇は数年に一度レベルなので、大方が初めての場所なんですよね。

特撮の聖地へやってきた


ロゴ自体は、毎週観ているまであります

来ました、シアターGロッソ。
日曜朝、テレビで必ず見るロゴですね。東京ドーム自体も、3回目?くらいの来訪なわけですが、戦隊ショーのメッカといわれるこの場所、意外にも特撮オタクな私がそれ以外の目的で初めて来ることになりました。
改めて思いましたが、東京ドームってその周辺も色々ある施設なんですね。勝手に無骨な野球場のイメージを持っていました。

特撮のファンが来る場所、ともいえるのかどうか定かではないですが、現地で初めて知ったものもありました。

ウルトラセブンのアトラクションがあるんですね
ちょっと、興味あります

そして中には、歴代戦隊ショーのポスターがズラッと並んでおりました。時間的にじっくり見られなかったので、またの機会があれば。

戦隊も間もなく50周年ですね

後楽園ゆうえんちだった頃から続く、戦隊ショーの歴史。
私は地方民だったので観たことはないのですが、物心つき始めの頃に地元でダイナマンショーを観に行った、そうです。デパートの屋上でやるやつですね。母親曰く、開演待ちの時間に延々とオープニングがリピートされており、耳タコでゲンナリしたとか(笑)。

これを一時間くらいリピートすれば、当時の私の母の気分が味わえます。

完遂できる幸運な作品

今、観劇後に見ると一段とエモさが増す、そんなビジュアルです

私はこのリコリコと、数年前にあった幽遊白書しか「アニメの舞台化」を観ておりませんので、他の作品については聡くありません。
なので浅い印象論になってしまい申し訳ないのですが、原典であるアニメを最初から最後まで舞台で再現できる作品は、そんなに多くないのでは…と思っていたりします。
舞台に限ったことではありませんが、媒体を変えた別メディアでの展開、オリジナルをキチンと最後までやり切れる作品とそうでないものがありますよね。これは特に、実写映画化のケースでよくある話で、

・原作の一部分を抜粋したもの
・強引に最後まで詰め込んだもの

のどちらかになりがちで、前者はまだ良いのですが後者はどうしても駆け足で薄味になり、ファンにとっては不満のある作品になる場合が多いです。以前観た、小説原作の「エヴェレスト 神々の山嶺」という映画がまさにそれでした。

人気、制作側の事情、本来ならばラストまで納得のいく形でやりたいと願いつつもそれが叶わない作品は沢山あります。
今回、舞台リコリコは原作であるアニメの前半6話までの舞台化からその好評を以て後半の続編が決定しました。「成功したから当然」という見方もできますが、実はこれだけでも相当幸運な作品ではないかと思うんですね。

前作の感想でも書いたことですが、このリコリコは一昨年のアニメで作品としては新しい部類です。放送終了後、日の浅い段階での舞台化決定に必ずしも肯定的な見方ばかりではなかったことも事実なんですね。
それを内容の良さ、完成度の高さで覆しアニメファンの支持も受けてこの度の完結編にまで辿り着いたと考えると、とてもドラマチックだと感じています。

開演前、物販の行列に並んでいた時からリコリコTシャツを着た方を見かけましたし、前に並んでいた女性の方のスマホの待ち受けが目に入ったのですが、千束とたきなの画像が見えたりしました。2年前の作品ですが、確固たるファンに支えられているんですね。もちろん、私もその一人です。

この第二弾が初報として報じられてから、期待に胸を膨らませてきた経過をふと振り返ってみます。

最後のが強いな、と自分で勝手に思っていたりします(笑)。
やはり、相応しい人間の元に行くんだよなこういうものは…と(自惚れ)。


舞台そのものの感想は、キッチリ別項でまとめようと思っています。
先に言っておくと、鳥肌と涙が止まりませんでした…。

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