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Fearless Change パターン5~8 「ふりかえりの時間」「協力を求める」「ブラウンバッグ・ミーティング」「コネクター」

Fearless Changeとは

 「アイデアを組織に広めるための48のパターン」が収録された書籍です。タイトルの通り、組織に対して恐れ知らずの変化を与えるために必要なことが書かれています。48のパターンそれぞれに概要・使いどころ・使用例などがまとまっています。ナンバリングされていますが、順番に使うものではありません。適切な状況で適切なパターンを使いましょう。

パターン1~4

✔ Fearless Change パターン1~4 「エバンジェリスト」「小さな成功」「ステップバイステップ」「予備調査」

パターン5「ふりかえりの時間」

 アジャイルではおなじみのふりかえりです。うまくいっていること、改めるべきことを評価するための時間を定期的に確保するパターンです。

 ふりかえりをすることにより、これまでに起きたこと、今後改善できることを発見し理解できるようになります。そのための時間を捻出することは重要です。

 使えるパターンとして、下記が紹介されています。

✔ ステップバイステップ(3)
✔ 小さな成功(2)
✔ 場所重要(36)

パターン6「協力を求める」

 エバンジェリスト(1)として情熱を振りまいていても一人では難しい場面もあります。そこで登場するのがこのパターンで、他者を巻き込んで、協力以上の利点を得よう。支援の輪を広げようというパターンになります。

 求めよ、さらば与えられん。

 使えるパターンとして、下記が紹介されています。

✔ 適切な時期(23)
✔ 感謝を伝える(18)
✔ グループのアイデンティティ(13)

 またペアプログラミングについても言及されていました。

パターン7「ブラウンバッグ・ミーティング」

 日常のランチタイムを、手軽で気軽な場として活用するパターンです。就業中に時間をとるのは難しくても、昼休みならば時間が取れ、ランチを食べながら気軽に参加することを見越した会議の開催手法です。

 もちろん昼休みは休憩時間と割り切って参加したがらない人もいます。その人たちのためには別のイベントを用意する必要があります。

 使えるパターンとして、下記が紹介されています。

✔ 適切な時期(23)
✔ 何かを食べながら(9)
✔ 電子フォーラム(10)
✔ 空間を演出する(15)
✔ コネクター(8)
✔ 次のアクション(19)
✔ 協力を求める(6)
✔ トークン(42)

パターン8「コネクター」

 「組織内にたくさんのコネクションを持つ人」をコネクターと言い、その人に協力を求めるパターンになります。誰に相談していいか分からない、自分と接点の分野の協力が必要、そんなときにコネクターを介し適切なリソースに到達することができます。

 使えるパターンとして、下記が紹介されています。

✔ アーリーアダプター(11)
✔ イノベーター(16)
✔ 個人的な接触
✔ 橋渡し役(43)
✔ 感謝を伝える(18)
✔ 懐疑派代表(44)

ここまでの感想

 ふりかえりは重要ってことを去年学び、仕事でも取り入れスプリント毎にやっています。プライベートでも今年から月単位でやってみてます。方法としてYWTを取り入れているのですが、「〇〇した」「〇〇だった」と一文で終わってしまうとふりかえりの効果が薄いと感じています。自分の作業レベルまで因数分解してそこからわかったことを導き出せたらベストなんでしょうけど難しいです。わかってないことがわかってしまいます。とても「わかった」なんて言えない。。。

 「協力を求める」うん、大事。何事も一人で抱えるの良くない。悩んでるときに誰かに話そうとまとめているとそれだけで解決することもあるし。うん、大事(自分に言い聞かせながら)


😉