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米国の昨シーズン インフル事情?

自分たちだとインフルエンサーよりは
インフルエンザの方が馴染みがあるな…と、まぁつまらない話から。

*以下 引用中心 ---

アメリカのCOVID-19 これまでの(推計)20万人以上の死者に加えて
今シーズンもまた同様程度が既に見込まれている…ということを
昨日の討論会で少し話していたので、気が早いな…
(死ぬ方の予定をもう立てたのか)と思って取り敢えず
インフルエンザ予防に関して米CDC(←wiki)の情報を見てみました。

https://en.wikipedia.org/wiki/United_States_influenza_statistics_by_flu_season
アメリカの過去10年ほどのまとめ  2018が最悪だったとされる
https://www.cdc.gov/flu/season/faq-flu-season-2019-2020.htm
Frequently Asked Influenza (Flu) Questions: 2019-2020 Season
*全体かなりのボリュームからのGoogle翻訳による一部引用

Options this season include:
今シーズンのオプションは次のとおりです。

・標準用量のインフルエンザの予防接種。すべての不活化インフルエンザワクチンと同様に、これらは筋肉に投与されます。それらは通常針で与えられます、しかし1つ(Afluria Quadrivalent)はジェットインジェクターで何人かの人々(18から64歳の人々)に与えられることができます。
65歳以上の人のための高線量ショット。
65歳以上の人のためにアジュバントを使って撮影したショット。
・細胞培養で増殖したウイルスで撮影したショット。このワクチンの製造には卵は含まれていません。
インフルエンザウイルスの使用を必要としないワクチン製造技術(組換えワクチン)を使用して行われたショット。
・弱毒生インフルエンザワクチン(LAIV)。 –点鼻薬ワクチンによって与えられる弱毒化生ウイルスで作られたワクチン。

2019-2020シーズン中に米国での使用がFDAに承認されたすべてのインフルエンザワクチンを示す表があります。

Page last reviewed: January 17, 2020
(各年同じようなことが書かれている箇所)
インフルエンザワクチンは民間メーカーが製造しているため、供給はメーカーによって異なります。 2019年から2020年のシーズンに向けて、メーカーはインフルエンザワクチンを1億6200万から1億6900万回接種すると予測しています。これは、昨シーズンの予測供給量と同様です。インフルエンザワクチンの最新情報は、季節性インフルエンザワクチンと総投与量の配布で利用可能になり次第提供されます。

この辺りを読んで一番知らなかった事というと、
種類が思いの外沢山あった…という事でした。
なら日本も同じように…?
⇒ 前年度(令和元年)厚生労働省Q&A
と思いましたが、見る限りそんなに種類の事に触れてないようなので
基本的にはイメージ通り子供と大人なら量の違いぐらい?…かと思います。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
Q.35: インフルエンザワクチンの接種によって、インフルエンザを発症することはありますか?
 ありません。インフルエンザワクチンは不活化ワクチンです。不活化ワクチンは、インフルエンザウイルスの感染性を失わせ、免疫をつくるのに必要な成分を取り出して作ったものです。
 したがって、ウイルスとしての働きはないので、ワクチン接種によってインフルエンザを発症することはありません。

国産の優れた生ワクチンというのが昔あったらしい、という話。
 http://www.iph.osaka.jp/s007/020/050/010/010.html

大阪健康安全基盤研究所
”日本では奥野良臣(筆者の父)のグループが精力的に研究を行い、優れた生ワクチンを完成させた(4)” ~~ ”しかし、このワクチンはアジアかぜ(H2N2)に対するワクチンであり、1968年を境にH2N2が姿を消し、香港かぜ(H3N2)が代わって流行してきたため日の目を見なかった。”
    ---------------
”世界中で使用されているインフルエンザワクチンの種類は数多くあるが、有効性と安全性を兼ね備えた決定的なワクチンは一つもない。” ~~ ”しかし、現行のインフルエンザワクチンは、製品としては極めて優れたワクチンであると言える。”

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だいぶ上の文章と離れていますが、アメリカの年齢別、
タイプが数種類ある、これは素人目に見て
長期的な安全を確保出来るかは分からないのでは?・・・と感じます。

64、65才だと明らかに前年と違うものを接種して、
他に病院等によって使用しているワクチンが違う、という事なら
10か月~1年遅れの副反応を本当に否定出来るか微妙だと思う、という点で。

海外発の子供のアレルギー情報、
こういうのも極短期間に渡航含めて複数回あれば
その影響の有無に対して何とも言えなくなってくる。
(研究はどんなに頑張っても一部しかカバーしない、という意味。)
少なくとも同じメーカー製を使用し続けているという保証はない。
(そんな指定普通する筈もない?)


そして気が早いというか通常の今シーズンに関して。

https://www.cdc.gov/flu/season/faq-flu-season-2020-2021.htm

2020年から2021年のインフルエンザシーズン中に使用が許可された2つの新しいワクチンがあります。

1つ目は、65歳以上の成人での使用が認可された4価の高用量ワクチンです。このワクチンは、以前に認可された3価の高用量ワクチンに取って代わります。
利用可能になる2番目の新しいワクチンは、65歳以上の成人での使用が認可された4価のアジュバントワクチンです。

このワクチンは、MF59アジュバントを含む以前に認可された3価ワクチンに似ていますが、インフルエンザB成分が1つ追加されています。

今年利用可能な新しいワクチンに関する詳細情報。

2020年から2021年のインフルエンザシーズンの場合、プロバイダーは、認可された年齢に適したインフルエンザワクチン(IIV、RIV4、またはLAIV4)を投与することを選択できますが、いずれかのワクチンを他のワクチンよりも優先することはありません。

今シーズンのワクチンオプションは次のとおりです。

・標準用量のインフルエンザの予防接種。
・65歳以上の人のための高線量ショット。
・65歳以上の人のためにアジュバントを使って撮影したショット。
・細胞培養で増殖したウイルスで撮影したショット。このワクチンの製造には卵は含まれていません。
・ワクチン製造技術(組換えワクチン)を使用して作成されたショットで、製造に候補ワクチンウイルス(CVV)サンプルを用意する必要はありません。
・弱毒生インフルエンザワクチン(LAIV)。 –点鼻薬によって与えられる弱毒化(弱毒化)生ウイルスで作られたワクチン。

 ↑ 前年度今年度方針方式に変わりなし…ってことですね。

このインフルエンザシーズンの予防接種のタイミングに関するCDCの推奨事項に変更はありません。 7月または8月に予防接種を受けるのは、インフルエンザシーズンの後半にインフルエンザ感染に対する防御が低下する可能性があるため、特に高齢者にとっては時期尚早です。
最後に、NCHSは、米国で発生したすべての死亡の死亡診断書データを収集し、これらのデータは死亡発生の週ごとに集計されます。以前のインフルエンザシーズンでは、NCHSサーベイランスデータを使用して、肺炎および/またはインフルエンザ(P&I)が死因としてリストされた毎週発生するすべての死亡の割合を計算しました。進行中のCOVID-19パンデミックのため、COVID-19でコード化された死亡がP&Iに追加され、PIC(肺炎、インフルエンザ、および/またはCOVID-19)分類が作成されました。 PICには、死亡診断書に記載されている肺炎、インフルエンザ、および/またはCOVID-19によるすべての死亡が含まれます。

https://www.cdc.gov/flu/season/faq-flu-season-2020-2021.htm
Page last reviewed: October 20, 2020(← 最終更新 10/20 最近)


これはともかくとして、
今年の1月~2月ぐらいまで、コロナパンデミックとされるまで、
アメリカは記録的インフルエンザの流行…というのが時々伝えられていて、

https://www.sankei.com/world/news/200208/wor2002080014-n1.html
2020.2.8 14:44 国際  米州 
【ロサンゼルス=上塚真由】中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスが猛威を振るう中、米国ではインフルエンザが流行している。米疫病対策センター(CDC)は7日、最新の推計値を発表。2019~20年のシーズンで患者数は2200万人に上ったとし、さらに拡大する恐れが指摘されている。
 CDCの推計値では、1日までの1週間で患者数は300万人増加し、昨年10月以降の累計で2200万人となった。  ~~~

というような風でした。
これが途中から実はコロナだったのでは?・・・で色々変化したり、
そもそもアメリカのインフルエンザは自己申告的な部分もあったとか…?
(休業、欠勤理由として。)

診断書問題も日本ほど正確かどうか怪しい…というのも
諸外国の多くであることのようです。


ひとまず、どうして毎年毎年流行するんだ、という永遠の謎、
それと死亡者数の完全の一致はなく報告に基づく推計である、という点、
一つの症状を一つの原因に結び付ける事の実際の困難性、
…その辺りは少なくともある、という事で終わりにします。

2019-2020
Most people with flu have mild illness and do not need medical care or antiviral drugs. If you get sick with flu symptoms, in most cases, you should stay home and avoid contact with other people except to get medical care.
~~~
インフルエンザのほとんどの人は軽度の病気で、医療や抗ウイルス薬は必要ありません。インフルエンザの症状で病気になった場合、ほとんどの場合、家にいて、医療を受ける以外は他の人との接触を避ける必要があります。
~~~

どのレベルを軽度と思うか、というのはかなりあると思いますけどね。

興味がある方は検索して下さい。

-----------加筆2 2020-2021シーズン (12月2週時点)

ーーーーーーーーーーーーーーーー加筆1
2017-2018シーズン以前について
意外に同じような情報ページを見つけられませんでした。

また、この年度時点の追跡について

”このシステムは、肺炎またはインフルエンザを死因の根本または原因としてリストしている、処理された死亡診断書の割合を追跡します。このシステムは、インフルエンザ関連の死亡が増加しているかどうかの全体的な指標を提供しますが、インフルエンザで死亡した人の正確な数は提供しません。”

How many people died from flu during the 2017-2018 season?
While flu deaths in children are reported to CDC, flu deaths in adults are not nationally notifiable. In order to monitor influenza related deaths in all age groups, CDC tracks pneumonia and influenza (P&I)-attributed deaths through the National Center for Health Statistics (NCHS) Mortality Reporting System. This system tracks the proportion of death certificates processed that list pneumonia or influenza as the underlying or contributing cause of death. This system provides an overall indication of whether flu-associated deaths are elevated, but does not provide an exact number of how many people died from flu.

https://www.cdc.gov/flu/about/season/flu-season-2017-2018.htm


また前後して、2018はよく読むと少し変更があったようで
一度効果を否定的としていた 点鼻薬型 についての説明がありました。

Why is the nasal spray being recommended as an option this year when it has been shown to not be effective in past flu seasons?
While observational data from 2010-11 through 2015-16 flu seasons indicate that LAIV was not effective among 2 through 17-year-olds against H1N1pdm09 influenza viruses in the U.S., LAIV was effective against influenza B viruses, and was similarly effective to inactivated influenza vaccines against H3N2 viruses. Some data suggest that the new H1N1 vaccine virus included in the new LAIV vaccines will have improved effectiveness against circulating H1N1 viruses; however, no published effectiveness estimates are available yet.
過去のインフルエンザシーズンでは効果がないことが示されているのに、今年、鼻スプレーがオプションとして推奨されるのはなぜですか?
2010-11から2015-16のインフルエンザシーズンの観察データは、LAIVが米国のH1N1pdm09インフルエンザウイルスに対して2〜17歳で効果がなかったことを示していますが、LAIVはインフルエンザBウイルスに対して効果的であり、不活化インフルエンザに対しても同様に効果的でした。 H3N2ウイルスに対するワクチン。 一部のデータは、新しいLAIVワクチンに含まれる新しいH1N1ワクチンウイルスが、循環するH1N1ウイルスに対する有効性を改善することを示唆しています。 ただし、公表されている有効性の見積もりはまだ利用できません。

https://www.cdc.gov/flu/about/season/flu-season-2018-2019.htm

痛くない注射、予防というのは憧れではあるんですが、
なかなか日本に来ないのにも何か訳があったのかもしれません。

https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/67/wr/mm6722a5.htm?s_cid=mm6722a5_w
・2003年に3価製剤(LAIV3)として米国で最初に認可
・ 4価の弱毒生インフルエンザワクチン(LAIV4
 (FluMist Quadrivalent、MedImmune)は、2012年から米国で認可
LAIV3に代わって2013〜14年のインフルエンザシーズンに初めて利用可能
2016〜17年および2017〜18年のインフルエンザシーズン中、
 予防接種実施諮問委員会(ACIP)は、
 インフルエンザA(H1N1)pdm09様 ウイルスに対する有効性が
 低いことを懸念して、LAIV4を使用しないことを推奨
2018年2月21日、ACIPは、LAIV4を2018–19シーズンに適した人の
 インフルエンザワクチン接種のオプションにすることを推奨しました。

詳細はリンク先(読んではいません。)



もし何かあれば報奨金として頂戴します。