ポータブルスキルについて

NewsPicksの記事で「ポータブルスキル」に関する興味深い記事があった。

キャリアの「これまで」と「これから」

この記事の中では、これまでとこれからのキャリア選択の違いについて言及されていた。

これまでの会社員のキャリア選択は「今の会社に留まる」か「同じ職種で転職」の二択だった。でもこれからは、ますます起業もしやすくなっていくし、マッチングサービスの発達により、フリーランスの仕事や副業もしやすくなっていくと。

よって、これまでは「2択」しかなかった選択肢が「5択」から自由に選べる時代になった、とこの記事では言っていた。

これまで 2択
 ・今の会社に留まる
 ・同じ職種で転職

これから 5択
 ・今の会社に留まる
 ・同じ職種で転職
 ・起業
 ・フリーランス
 ・副業

そして自分らしいキャリアを構築するためにも、この5択から自由に選択できるようになる必要があり、そのためには「ポータブルスキル」を持ちましょうというメッセージだった。

ポータブルスキル

記事の中ではポータブルスキルのことをこのように説明している。

価値観とは、生まれてから今までの間で培ってきた志向や性格が表れた集大成でもあります。

つまり人間の土台となる部分です。

我々は、スキルとは、この上に乗っかった能力だと解釈しています。
そして、スキルとは「専門知識・専門技術」と、どんな職種や業種にでも持ち出すことができる「ポータブルスキル」に分かれます。

ポータブルスキルの位置づけ

専門性こそポータブルスキルだと思っていたけれど、「そうではない」という考え方が、とても面白いと思った。

そして記事内ではポータブルスキルを更にブレイクダウンして説明している。

ポータブルスキルとは

特にスピードスケートの例が逸脱だった。

それは「橋本聖子理論」と呼ばれるもの。元スピードスケートの選手だった橋本聖子元選手のキャリアからインスパイアを受けた理論らしい。

スピードスケートの橋本聖子元選手は、自転車競技でもオリンピックにでました。なぜ、違う種目のオリンピックに出場できたのか?
それは、スピードスケートと自転車競技は、どちらも「大腿二頭筋」と「臀筋」「大腿四頭筋」という3つの部分の筋肉の力が試される競技だったからです。そして、橋本聖子元選手は、その3つの筋肉が完璧に鍛えられていました。

つまりキャリアにおいても、「ポータブル可能な筋肉を鍛えることが大切」なのだと。これは、とてもわかりやすい例えだと思う。

この話を聞いて思ったこと2つについて。

究極のポータブルスキルはゼロをイチにするスキル

まず思ったのが「究極のポータブルスキルはゼロをイチにするスキル」なのではないか、ということだ。

これは「特定の業種でのみ通用するスキル」の対極にあるスキルだと思う。

会社で考えてみると「部署の垣根を越えて課題をゼロから定義する力」や「部署間を越境しながら(その課題を)解決する力」、必要であればヒト・モノ・カネを自分で調達し、「新しいものを生み出す力」などは究極の(ゼロからイチにする)ポータブルスキルだと考えた。

専門スキルはイノベーションによって代替されるリスクに常に晒されている。その一方で、ポータブルスキルとして「ゼロからイチにするスキル」さえ身につけておけば、業種や時代背景を問わず「どこでも通用する力」が身につくのではないだろうか。

ポータブルスキルの土台となる力は想像力

もう一つ考えたこと。

この記事ではポータブルスキルを大きく「仕事の仕方」と「人との関わり方」にわけている。

僕はこの二つを向上させる上で、必要なのは「想像力」だと考えた。

「仕事の仕方」において想像力は必要不可欠だと思う。

想像力があることで、時代を読む力を養うことができる。これはとても大切なスキルだ。未来を見据え「今、自分がすべきことは何か」を考えることなく、正しい努力を行うことはできないと思う。(また、それは課題定義の質にも繋がることだと思う)

想像力があるからこそ、「正しい方向」で「正しい量」の努力ができる。「仕事の仕方」において想像力はとても重要な能力だ。

また「人との関わり方」においても想像力は大切だ。

たまに本気で努力し、頑張っている人に対し、皮肉を言ったり、嘲笑する態度を取る人がいる。他人が努力しているのを見て「自分の努力不足を指摘されている」ように勘違いしてしまうようだ。その結果、努力する人に対して的を外した主張で批判し、自分を肯定しようと躍起になる。

でも時代背景やその人の立場を考えたら、つまり想像力さえあれば「なぜその人が頑張るのか」は理解できるはずだ。(これは、わざわざ教えてもらうようなことではないと思う)

要するに、皮肉的な態度をとってしまう人は「想像力が欠如している」のだと思う。(そんな人をサポートしようと思う人はいないのではないだろうか。)

仕事の仕方同様に人との関わり方についても、想像力はとても重要なポイントだと思う。

想像力を手に入れるためにまずやること

想像力を養うために最初にやるべきことは、自分の頭で考えることだと思う。(このことは、前にnote「自分の頭で考えない人のこと」で書いた)

想像力はポータブルスキルを鍛える上で必要不可欠な「土台」ともいえるのではないだろうか。だからこそ、思考停止せず、自分の頭で考え続けることが重要になってくる。

最後に纏める。

想像力を働かせ、時代を読みながら、自分が今やるべきことが何かを特定し、やるべき量を知ること。

そして、ゼロをイチにする筋肉を鍛え続けることで、どこにいっても通用するポータブルスキルが身につけていくこと。

これからのキャリアに活かしていきたいと思う。


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SIer企業に勤務しながら、寄付を集めるためのWEBサービスをステルスで運営しています。「倦まず弛まず屈せず」をテーマに毎日必死です。

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