見出し画像

やりたいことって何だ? - チュニジアで活動する理由のようなもの ②

「やっとやりたいことが見つけられるかもしれない!」

解決方法を理屈では理解したつもりでいましたが、
何事も行動したからといってすぐに結果が出るわけではありません。

前回の記事 ↓

客観的に考えれば当たり前なのですが
かんたんに変化を実感できない方が当たり前です。

その度に「今やっていることは意味がないんじゃないか?」と焦りがつのります。
それでもあきらめられず、うっすらと悩み続けました。

たぶんいい歳になっても現実を見ないような僕の行動は
周りから見たら理解しがたいバカそのものだと思います。

けれど僕にとっては
『純粋な視点を取り戻して、ものごとをありのままに見てみたい 』
いう気持ちの方が、 周りの目やお金よりも大切だったのです。

結果が出ない、何も変わらないと悩みながらも
それでもなんとか歩みを止めることはしませんでした。

そして今、自分の行動や考え方を振り返ってみると
数年前の自分とは明らかに変わっていることに気づきます。

「人生をかけてやりたいこと」には出会えていないかもしれません。
そもそもそんなもの誰もが出会えるものではないのかもしれません。
ですが、今とは違う景色を見れるようになるための方法を
言葉ではなく心で理解できているという実感はあります。

歩いても歩いても無駄なんじゃないか、という焦りではなく、
今日のこの一歩には意味がある、という感覚。

同じ苦労をする必要はない


後悔してもしょうがないし
未熟でもその時なりにベストを尽くして頑張ったんだから
今までの自分はほめてあげたい。

けれど若い内にやりたいことを見つけられたら幸せだし。
そのチャンスがある若者たちが
僕と同じような苦労をしないで済むのであれば 絶対にその方がいい。

超高齢化社会。人口減少。年金制度は破綻。
日本の経済、社会はゆるやかに衰退していく。

そんな言葉を聞かされながら育つ若者たち。
ただ無責任に「夢を持て」「もっと頑張れ」なんて
少なくとも僕には言えません。

日本の若者たちが
僕たちの時代よりも広い視野とたくさんの選択肢を持ち。
できればやりたいことに向かって活き活きと自由に生きられる。

そうなれば、日本は真に面白くて素晴らしい国になります。

及ばずながらその役に立ちたい。
まずは「大人になってもアホなことをやってるやつもいるな 」
くらいにでも認識してもらえたら嬉しいです。

チュニジアの砂漠地域の子どもたちに、広い世界を感じてもらうためのプロジェクトを準備中です! シェアなどで応援していただけるととても助かります(^^)