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#ボーカル

Synthesizer V Studio 1.11.0b1のアップデート(2023.11.24.)

Synthesizer V Studio 1.11.0b1のアップデート(2023.11.24.)

今回のアップデートの主なポイントは、ARA対応とボーカルMIDI変換機能の追加です。特に、音声データを入力するだけでメロディラインと歌詞を抽出・生成するボーカルMIDI変換機能は非常に良い。これにより作業の効率が向上します。触ってみた印象としては、iZotope RXなどで抽出したボーカルデータでは精度が約30~80%というバラツキがありますが、純粋なボーカルトラックではより高く安定した精度で抽出

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ボーカルレコーディング|単一指向性vs無指向性と部屋鳴り対策の話

ボーカルレコーディング|単一指向性vs無指向性と部屋鳴り対策の話

ボーカルレコーディングをどのような環境で行うか、部屋鳴り対策、も自宅でDTMやっている素人・私の悩みの種です。

毛布を使う、など様々な解決策がネット上に転がっていますが、なにもない状態で手を叩いて出る部屋鳴り音(反響音、共鳴、レゾナンス)と毛布の中で手を叩いて出る部屋鳴り音に、あまり違いが感じられないので効果は絶望的に薄いのではないか。また防音室などの設置はお金と物理的な場所の制約で簡単ではない

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DTM・MIX|ミックスのセンスがない人が「音の密度と艶のあるボーカル」にするためにやるべきこと

DTM・MIX|ミックスのセンスがない人が「音の密度と艶のあるボーカル」にするためにやるべきこと

ミックスに時間を費やし、試行錯誤を繰り返すこと約20年強。ミックスの教室にも通ったけどいまいち結論は見出せなかった。プロの方と会話しても「答えのない世界(だからこそ自分らしさも出る)」ということでなんとも腑に落ちない。

そんな中、初めて自分なりの結論が持てたのでここにまとめたいと思う。結論、艶のあるボーカルのサウンドメイキングは以下の通りで順にご説明します。自分の耳のセンスに疑いを持っている私の

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