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フリーランスのコピーライターは、「共創」によってほかの地方にもポジティブな影響を与えられるのか #私の働き方実験

こんにちは。フリーランスのコピーライターをしています、中新です。
はじめましての方も、お久しぶりの方にもまずは自己紹介からさせてください。

中新 大地
新しい働き方LAB岡山コミュニティマネージャー/Lancer of the Year2023受賞
大学2年次(2014 年)より、フリーランスのコピーライターとして活動。
全国の企業・個人の広報活動を支えながら、地方フリーランスの可能性を模索。
悩める社会人や学生を対象に、多様な価値観にふれるための講演活動にも携わる。
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”研究員企画”には以前より参加していまして、CMとして運営の立場だけでなく、一研究員として一般参加者の方と同じ立場でも参加をしています。
3期では「地方観光DX」企画に応募し、ありがたいことに合格をいただきました。※運営のサポートとしては新卒フリーランスの企画に参加しています
本noteはこの地方観光DXの計画書となります。

研究員企画2期「能古島離島DX」について

今回の3期での取り組みについて語るには、2期で参加させていただいた「能古島離島DX」について語らざるを得ません。
私は能古島の企画においてもコピーライターと参画し、Villa防人様のWebサイトのリニューアルなどをお手伝いさせていただきました。
※離島DX以外には、Udemy様と連携したメンター企画に運営側として取り組みました

その後、能古島の来島者は増加傾向にあり、テレビや新聞などでも企画やチームメンバーを取り上げられるようになりました。
DXと一口にいっても取り組んだことはさまざまです。
そもそものブランドやカスタマージャーニー等の設計面はもちろん、島を盛り上げるイベントの開催、魅力的な情報発信、来島される方がストレスなく遊ぶ・食べる・宿まるができるような動線づくりなどなど…。
フリーランス、経営者、会社員といった雇用形態や職業、住んでいる地域などの垣根を超えて集まったチームの取り組みは”大成功”となりました。

共創の力を広げる

「ひとりじゃやれないことも、みんなとならできる。ひとりできることは、みんなでやれば、もっとすごいことになる」
そんな共創のパワーの凄まじさを感じたのが、この2期のDX企画だったわけです。
この企画を振り返って再認識したのは、「能古島以外にも、この共創の力を必要としている場所があるはず」ということ。それは3期「地方観光DX」の原動力になっているだけでなく、フリーランスという働き方において私が感じるさらなる可能性でもあります。

迎えるフリーランス10年目の夏、これからの目標

「書く」というスキルを拠り所に、私はいくつものプロジェクトに携わってきました。周囲のフリーランスの方と比較すると年齢は若い方なのですが、大学2年生からこの働き方をしているので歴はそこそこ伸びてきました。

前項で『みんなとなら…』と言いつつ、私は個人プレーが嫌いではありません。書斎で音楽を聴きながら黙々と作業するのは、得も言われぬ高揚感があります。
ただ、団体プレーが嫌いなわけでもありません。すでに協業している仕事仲間も大勢いて、仕事においてもプライベートにおいても充実した時間を共にしています。

今後の私が目指したいフリーランス像をひとことで表すなら、”縦横無尽”かもしれません。
どんなプロジェクト・地域においても、まずは自らのスキルを遺憾なく発揮すること。
目標の達成のために、上も下も横も立場に関係なく、チームを結成・解散しながら「いいモノ」「いいコト」づくりを継続して行うこと。
その先に私が以前より掲げてきた、「地方の新しい働き方のロールモデルになりたい」のひとつのパターンも実現できるように思います。

地方観光DXではそのための実験をさせていただければと考えています。
それは
・自分のパフォーマンスを最大化する立ち回りやチームのあり方
・他者のパフォーマンスを最大化する立ち回りやチームのあり方
・クライアントやエンドユーザーにとってのより良い未来の描き方
を模索する道です。

フリーランスが行政案件に携わるメリット

地方観光DXにおいては行政案件に応募することになるわけですが、生々しい話、フリーランスが行政案件に携わるメリットにはかなり大きいです。

それはずばり「信頼性の向上」。

私が始めた約10年前に比べると、コロナ禍や雇用への不安など諸々の社会情勢の変化を経て、フリーランスという働き方は少しずつ浸透しつつあります。ただ、地方においてはその信頼性はまだまだ乏しいと見られている節があります。

しかし、私の経験談として『フリーランスですが、行政のお仕事に携わっています』『高校や大学などで講演をしています、一緒に課外授業をつくっています』といったことを伝えると、がらりと応対が変わった、あるいはやり取りがスムーズになった体験は数え切れません。

もっとも、私は『行政案件にかかわった経験があるんだ!だからもっと俺(フリーランス)を尊重しろ』という横柄なスタンスをとりたいわけではありません。
今後さらに多くの行政と連携するために、ひとつひとつの実績を数珠つなぎのようにしていきたいのです。

約半年間にわたる研究員企画期間内に、どのような人・プロジェクトとの出会いがあるのか…。
心を躍らせつつも、自分のできることに全力を注いでいきたいと思います。

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