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さよならをおしえて~Twitter創作物感想録42~
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「すべての創作者に必要なのは”いいね”や”スキ”の投げ合いじゃない、全力の”解釈”と”感想”だ!!」Web創作界隈に「読者のいる(感想が贈り合われる)創作」文化を根付かせるべく、思想を掲げ暴れ続ける”ことばの魔物”コンノダイチの分別奮闘記、あるいは、才悩人応援歌。
この記事は、Twitter上で我々「26時(@kikan_26)」が主宰する「#ばけもののうた」および「 #全読」 参加作品へと宛てられた「web創作物への感想ツイート」をまとめたものです。元作品を辿れるように「引用リツイート」の形で投稿は統一しておりますゆえ、私の拙い感想を通じてnoteユーザーの皆様が「Twitter創作物」に触れる一助となれましたらば幸いです。
コンノダイチ=さよなら(@D_8823_drive)
蒼馬-ΛOMΛ-(@ssk_aoma)
26時(@kikan_26)
なんだろ、いい人そう……。きっと面倒見良いですこの人。なんだかんだ文句いいながら結局手伝ってくれそうないいキャラ。本人もちょっと困ってる感じとか、思い出したように威嚇する様子などもなんだか微笑ましいです。と同時に、定義されて初めて「何者」なのかが決まるというのは、化物の本質(字数 https://t.co/2kh03GRQGD
— さよなら (@D_8823_drive) January 7, 2019
太陽信仰的な雰囲気。「御身」でこう、語り手が感じる立ち位置がわかるような気がしてすき。字面通りに読むと一句目のばけもの恐るべきものすぎるんですが、その禍々しさが二句目の神聖性と呼応していて面白いです。師走の説明は出来なくなりますが、夕日を噛りゆく地球と欠けながら沈む太陽とし(字数 https://t.co/dCJC8ZaxbJ
— さよなら (@D_8823_drive) January 7, 2019
雪のおくりびととでも申しましょうか。一面の白に昇りゆく日の光が次々に反射していく様子が美しいです。最後の最後で行われる種明かしも的確でよき。雪の積もる地方で死に行くものの骸を飾り付け弔って回る、精霊か妖怪のようなものとして読みました。何故かうっすらと、生き物が死んでいくのは(字数 https://t.co/GCHpSzSSB3
— さよなら (@D_8823_drive) January 7, 2019
命令に対してのリアクションとしてしか感情を表現できないものが存在するとしたら、結構不気味ですね。感情は本来「心から湧く」ようなもので、それが湧かない=心が無い=心の概念を共有できない存在、のように見えるからかもしれません。心の無痛症患者とでも言うべき「彼」は真のばけものか不(字数 https://t.co/6rAlcrwtgf
— さよなら (@D_8823_drive) January 7, 2019
異形を日常に配置した場合起こりうるケースとドラマ、その心情。「誰かのための涙」の価値がわかるというのは高度に人間的な精神構造で、その点で彼は彼をいたずらに忌避する「みんな」よりも人間的でさえあります。ただ、そんな心根を補ってあまりある異形なのか、致命的に立ち回りの下手な人間(字数 https://t.co/WyTcYJ4TxN
— さよなら (@D_8823_drive) January 7, 2019
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