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さよならをおしえて~Twitter創作物感想録29~
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「すべての創作者に必要なのは”いいね”や”スキ”の投げ合いじゃない、全力の”解釈”と”感想”だ!!」Web創作界隈に「読者のいる(感想が贈り合われる)創作」文化を根付かせるべく、思想を掲げ暴れ続ける”ことばの魔物”コンノダイチの分別奮闘記、あるいは、才悩人応援歌。
この記事は、Twitter上で我々「26時(@kikan_26)」が主宰する「#ばけもののうた」および「 #全読」 参加作品へと宛てられた「web創作物への感想ツイート」をまとめたものです。元作品を辿れるように「引用リツイート」の形で投稿は統一しておりますゆえ、私の拙い感想を通じてnoteユーザーの皆様が「Twitter創作物」に触れる一助となれましたらば幸いです。
コンノダイチ=さよなら(@D_8823_drive)
蒼馬-ΛOMΛ-(@ssk_aoma)
26時(@kikan_26)
対比した環境を設定して語られる風刺的作品、と読みました。どれも人の営みのようですが「ここにはひともけものもない」と繰り返されるたび「あー、そうかもな」=「(非人間としての)ばけものばかりだな」あるいは「(人間の比較対象としての)ばけものなんかいないな」二重の価値観が浮かびます。よき。 https://t.co/NrB4fDWyEt
— さよなら (@D_8823_drive) December 28, 2018
食べる(意味深)と言っては身も蓋もありませんが、なんだかそういう、屈折した性愛めいたものを感じました。行われるのは食べる(物理)でしょうが、擦り切れた母を想う子の想いが高まって「目覚める」、その精神性の行き場のなさに、悲しみと恐怖を覚えます。 https://t.co/v6HCLSztER
— さよなら (@D_8823_drive) December 28, 2018
女々しい、とは女性には使いませんが、女性にもなんというか「女女している」とでもいうのか、自分の中の剥き出しの「オンナ」をどこか忌避する気持ちがあるような気がしています。よりによって愛や恋の周りにある、抗い難くも従いたくない生々しい情動。それに身を任せることを決めたとき、女と(字数 https://t.co/l4ygob0QOR
— さよなら (@D_8823_drive) December 28, 2018
人のコミュニティに隠れたつもりが頼った相手も同類、しかも上位種でした!と明かされる一幕。クール。獣の獰猛さ漂うヒトデナシの言動として「ふりをさせて」は上品かな?と思いつつ、語り手もまぁ意地の悪そうな紳士風なのに炎使いだし、上辺と本質がちぐはぐな擬態は逆にばけもの感あるかもな(字数 https://t.co/x4FnyhQYJy
— さよなら (@D_8823_drive) December 28, 2018
カナリアの歌を理由に手を下さない「世界の終わり」。この危うい世界観、好きです。
— さよなら (@D_8823_drive) December 28, 2018
カナリアの歌さえ無ければ「全て諦めて」しまえる、つまりカナリアは彼(?)にとっては希望の残滓であり、その滅びは絶望を条件に行われるらしい、という悲劇性がよいです。怒りや憎しみじゃないんですよね、諦め(字数 https://t.co/J9YmoKcVyQ
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