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さよならをおしえて~Twitter創作物感想録14~
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「すべての創作者に必要なのは”いいね”や”スキ”の投げ合いじゃない、全力の”解釈”と”感想”だ!!」Web創作界隈に「読者のいる(感想が贈り合われる)創作」文化を根付かせるべく、思想を掲げ暴れ続ける”ことばの魔物”コンノダイチの分別奮闘記、あるいは、才悩人応援歌。
この記事は、Twitter上で我々「26時(@kikan_26)」が主宰する「#ばけもののうた」および「 #全読」 参加作品へと宛てられた「web創作物への感想ツイート」をまとめたものです。元作品を辿れるように「引用リツイート」の形で投稿は統一しておりますゆえ、私の拙い感想を通じてnoteユーザーの皆様が「Twitter創作物」に触れる一助となれましたらば幸いです。
コンノダイチ=さよなら(@D_8823_drive)
蒼馬-ΛOMΛ-(@ssk_aoma)
26時(@kikan_26)
感想に一番大切なのは、「こう読めましたよ!」だと思っている。全力で深読みした解釈を提示することだ。たとえそれが全くの見当違いでも、「どこまで伝わったのか」さえわかれば、創作者は逆に「どこが伝わらなかったのか」について考えることが出来る。それはこの上もない経験値だ。生産的な感想だ。
— さよなら (@D_8823_drive) December 16, 2018
まずい点や至らない点があってもそれに言及する必要はない。読んでちゃんと「解釈を提示し、価値を見出したことを表明する(ひらたく言えば"具体的に誉める")」ことが出来ているなら、「その点に触れない」だけで批判は終わる。0文字で済むものにわざわざ字数を割くくらいならその分解釈を書くべきだ。
— さよなら (@D_8823_drive) December 16, 2018
こういう字数の限られた環境下の感想で、最上級の悪口であり批判は「沈黙」だ。創作者は「良かったか」以上に「悪かったか」に敏感だから、「他の部分と違って誉められなかった」だけで十分に察する。どうしても教えてあげたい弱点があれば「自分なら100倍上手く書ける」場合にだけ言い後は沈黙でよい
— さよなら (@D_8823_drive) December 16, 2018
自分の作品を「全力で読む人間がいる」ということ。それは「喜び」である以上に「経験」だ。「全力の解釈をぶつけてくる読者」の存在が、「読まれるものを書いている」という自覚が、きみを「創作者」にする。そして、その経験はきみのなかにいつしか「内なる読者」を宿し、きみとともに創作を始める。
— さよなら (@D_8823_drive) December 16, 2018
「こう?」「違う」「こうか?」「まだまだ」「じゃあこうだな!?」「全然面白くないやり直し」みたいなやりとりを「内なる読者」と繰り返すことが、きみの「悩む時間」を「推敲」に変える。もう「わかんないけど発表しちゃお、17いいね!やた!」では済まない。「全力で読む」やつが内側にいるから。
— さよなら (@D_8823_drive) December 16, 2018
#全読
— さよなら (@D_8823_drive) May 11, 2019
暮らしていれば覚えがあるか、想像に難くない「ケーブルとの闘い」からの飛躍が素敵。知らないものなどないはずだ、と驕り、不覚を嫌う我々の認知の外で配線の密林が誕生する可能性、その恐怖、不安。集合知へと繋がる物ともいえるケーブルに「蛇め!」と毒づくシーンなど、実に示唆的で面白い! https://t.co/qliTyKPRBe
#全読
— さよなら (@D_8823_drive) May 11, 2019
"空が青かったから"。奇数行に挟まれるこの一文が、それこそ一繋ぎの青空のように、全然無関係に思える出来事の間になんとなくの因果を見せてくれる感触。それはきっとなんの動機にもなっていないのですが、空の青さのせいにでもしないとやっていられない、やり場の無い心情が伝わってくる一作。 https://t.co/ut9vgP3rx0
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