【3x3exe初観戦】
以前アーバンスポーツの魅力と可能性について触れた内容を綴りました!あれから月日は経ちますが、ずっと「見に行きたいな」という気持ちはありまして…
というわけで、今回は3x3exe初観戦の感想を書き留めたいと思います!
【きっかけ】
元々は観戦目的ではなく、運営業務に携わらせていただくはずでした。自分はエンタメ興行/運営を行う企業にアルバイト登録をしており、その関連で関わる予定でした。
しかし、、、
まさかの定員オーバーにより直前でキャンセルとなる悲劇…!
よって、前日の会場設営のみ携わらせていただきました!
そんな訳で翌日の予定がぽっかり空いてしまい、特に埋め合わせる宛もなかったので観戦することにしたという経緯なのです。。。
【設営】
せっかく関わらせていただいたので、設営の様子も書き留めておこうと思います。
まず第一に、、、
外めちゃくちゃ暑い!暑すぎる!!
焼けるとか通り越して焦げるだったし、何なら溶けそうなほどの感覚!
よく一人も体調不良者を出さずに最後まで終えられたなぁ、といった率直な感想。
7月の炎天下。
しっかりと休憩を小まめにいただけたことや、近くの施設内は冷房が設備されていたことで、その環境に救われました。翌日に試合を行う選手たちは大丈夫かなぁ?と、前日から心配になるほどでした。
さて、本題の設営自体はどうだったのかというと、他のスポーツ興行の現場と大きくは変わらなかったな、といった印象でした!
基本的には、倉庫に保管されている用具や備品を準備して、それらを設置していく業務。
社員さんや運営担当の方々の指示を基に、形にしていく流れでした。
1つ感じたこととしては、やはり3x3ということもあり、コートは小さいなと。5対5フルコートのプロバスケ興行の設営に携わった経験があると、少しだけ楽に感じます。ただ、3x3のコート設営は初で、正確な大きさや観客席の位置、当日のアテンドを意識した設営と、新しい視点も多く見つけられたので学びの多い経験でした。
3x3バスケという、まだ認知度も人気も伸び代しかないコンテンツ。今大会に協賛してくださっていたスポンサー様や携わっていた業者様の看板や垂れ幕などを設置しながら、この市場の未来が大きなバックアップの支えによって成り立っていることを実感しました。
【いざ当日!】
翌日の試合は午前中の昼前から!自分は午前中に予定があったので、午後の試合から観戦しました。
ベスト16から決勝まで。CENTRAL TOKYO conf の試合を応援しました。
このリーグにはサッカーで有名な東京ヴェルディが所有するチームや、開幕から3連覇のかかった渋谷の強豪チームが属しています。
また、なんと210cmもの長身選手が所属するチームもあり、試合自体はとても白熱していました。
1つ気になった点は観客席。要するにファン・サポーターの方々の数がチームによって大きく異なる印象を強く受けました。
チームによって、ほとんど身内とチーム関係者のみが観戦している試合もあれば、試合が入れ替わった瞬間に後ろからタオルマフラーやユニをまとった熱狂的なファンサポの方々が応援しているチームも存在しました。
バックアップにいるチームスポンサー様や、そのチームが拠点とする土地柄、また実績などに完全に左右されているということを、会場に足を運んで実感しました。
なんだか、アーバンスポーツの伸び代と厳しい現実の両側面を一気に感じる出来事でした。
それでも、どのチームの選手もとても高いレベルでプレーしていました!また、観ているお客さんやDJの方を中心に会場全体が盛り上がっていた様子は、この競技の1番の魅力なのかなと、初心者ながら感じました。
【感想】
色々と大小含めて沢山の気づきと学びのあった2日間でした!運営に関われなかったことは少し残念でしたが、準備の苦労を経験したうえで、翌日は観客という立場で試合を観ると、なんだか新鮮な気持ちになりました。
今回は屋外での開催。天候や気温に左右されるため、選手の方々は様々な準備や対策が必要で本当に大変だったと思います。
また、運営側も内部から体調不良者を出さないことはもちろんのこと、観客の方々やチーム関係者、メディアの方々などの健康にも気遣いながら運営するため、非常に沢山のことを考えながら運営されておりました。
しかしその一方、屋外開催の大きな利点も発見できました。それは、全く競技を知らない人や、その日が試合日とすら認知していなかったであろう一般の人々の目に留まるという点です。
今回の会場は、一部の座席エリアを除き、残り全ては無料観戦エリアでした。建物と建物の間にあるスペースを利用して行ったため、その施設周辺を利用する方々や会社のお昼休みで出歩いていた方々が立ち見していました。建物の2階の渡り廊下から観戦する人や、涼しい施設内からガラス越しに観ている人、中には動画や写真を撮る人も。
そういった、新規顧客の開拓に繋がる可能性は、圧倒的に屋外開催が持つメリットだと思います。
何を基準に、どこに焦点を当てながら競技運営を行っていくのか。まだまだマイナースポーツに分類される競技だからこそ、様々な視点から様々な取り組みを行うことが大切なことだと感じました。
サッカーや5×5バスケなど、メジャースポーツばかりの観戦が最近は多かったので、こういった経験は新しい発見を与えてくれます。
アーバンスポーツの可能性は、これからさらに広がっていくと思います。しかし、その広がっていく加速度感や成長角度といった部分は、それぞれの競技の取り組み方次第なのかなと感じます。
今回はここまで。
読んでくださった方々ありがとうございます!
また書き残せそうな試合観戦があれば、これからも書いていこうと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。