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冬道の運転は路面凍結に注意してね ♫ 


|早朝が危険

冬の早朝などは、普通に車を運転しているつもりでもスリップしやすいですね。
でも雪も降っていないし雨も降っていないので・・・ついつい普通に運転してしまうのだが・・。その結果タイヤがスリップして・・・・、ブレーキをかけても停まりきれずに・・・・事故に
冬の早朝に起こりやすい現象ですね。

|冬の道路は凍結の危険がいっぱい!

冬は、凍結によるスリップという危険性が伴います。
雪道はもちろんですが、早朝などには雪などがなくても路面が凍結していることも・・・。
今回はそのあたりを総論的に書きます。

|凍結って凍ることだよね

その通りですね。
凍結とは、路面が凍ることですが、大別して三種類を説明します。

① 圧雪アイスバーン
雪がタイヤによって踏み固められて、硬く圧縮された状態の路面です。
雪が降っているときや降雪後に車が多く通りタイヤで雪が踏み固められたところに、夜間に気温が下がると「凍結」が発生しやすくなります。これを「圧雪アイスバーン」といいます。

② ミラーバーン
圧縮された路面の雪が、さらに通行車両のタイヤで磨かれ、鏡のように反射するほどのツルツル状態になった路面のことをいいます。
特に交通量が多く、発進・停止が繰り返される交差点付近などで発生しやすくなり、追突事故などの原因にもなっています。

交差点で発進するときはもちろん、赤信号や「止まれ」で停止するときにもミラー状態等を十分に注意してください。
発進時は優しくアクセルを踏むこと、停止時は早いタイミングでブレーキをかけゆっくりと減速することが大切です。

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③ ブラックアイスバーン
道路表面が薄い氷で覆われた状態
の路面です。
路面が一見、濡れた路面のように黒く見えるのに、実は薄い氷が張っている路面凍結のこと。気温が変化し、積もった雪がとけた時や空気が冷却されて舗装道路の表面の溝に付いた水滴などが凍る状態のことをいいます。

雪が降った翌日に気温が上昇し、夜になって急速に冷え込んだ場合や、雨が降った後に急速に冷え込んだ場合、放射冷却現象によっても発生しやすく、非常に滑りやすく、交通事故につながりやすいです。

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|凍結しやすい場所はどこ?

降雪地域や寒冷地でなくても、冬の路面は凍結しやすいといわれています。特に

●橋の上
●トンネルの出入口
●切り通し(山や丘陵などの間を切り開いて通した道)
●山間部などの日陰になっているところ
●早朝の日陰の道路

など

|凍結しやすい時間帯は?

地域や場所など道路を取り巻く環境によっても変わるが、一般的には気温の下がる深夜から明け方の時間帯や、雨が降った後などで気温が低下した場合などには凍結しやすいので、路面の状態に十分な注意が必要です。

|路面が凍結する温度は?

道路端などに設置された路温表示板などで「路面温度」「現在の気温」などが表示されている場所では特に注意が必要です。
道路管理者などが路面凍結等の注意を呼びかけるために温度を表示する装置を設置しています。

気温表示装置の例

路面凍結は「地面が濡れている」状況で「路面温度が0度以下になっている」ときに起こるといわれています。(参考;ウェザーニュース)
この「地面が濡れている」というのは、降雨時や降雨後はもちろんのこと、地表が冷やされて霜が降りる、除雪された雪が解けて道路に流れだすなど、直前の天候の状態だけでは分かりません。
いずれにしても路面温度などが表示がされている場所は要注意です。

|車の外気温計も参考に

最近では車の計器の1つに、外気温を表示しているものがあります。
寒い朝や山間部などを走行するときは、この室外温度を参考にして、速度を調整したり、一層路面状況を確認しつつ走行することが必要ですね。

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|安全運転のために

冬の運転では、路面凍結(アイスバーン)を想定した運転をすることが大切です。
路面が凍結している道路、または凍結のおそれがある道路を走行する際には、慎重な運転をお勧めします!

<安全運転のポイント>
①「急」のつく操作・・急ハンドル・急ブレーキをしない。
②スピードを十分に落として一定速度で走行する。
③車間距離を十分に充分にとる。
④スタッドレスタイヤなどの冬用タイヤに早めに交換する。
➄必要によりチェーンなども携行する。

など事前の準備もしっかりしておことが大事です。

文長の関係で詳しくは別途書きますね


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