上杉謙信や武田信玄らの戦国武将の攻撃に耐えた難攻不落の城！小田原城を紹介します（歴史編）

どうもみなさまこんばんは^^
旅ライターのてっぴぃです！

前回は、JR早川駅から歩いて行ける小田原漁港について紹介しましたが、今回からは小田原の市街地にある小田原城について紹介します✨
...ただし！小田原城について1記事で紹介するのはかなりのボリュームになってしまうので（汗）、今回は小田原城の概要とその歴史を中心に紹介していきたいと思います～(^^ゞ

☆小田原城の概要について☆

小田原城は、神奈川県小田原市にある城跡で、戦国時代には広大な関東一円の領土を支配したと言われている北条氏の本拠地だった城郭です。
来たる豊臣秀吉からの侵略に備えるべく、総延長9㎞にも及ぶ広大な外郭を有していたのが特徴の城で、日本百名城にも選ばれています。

小田原市の中心街にあり、JR・小田急の小田原駅からも徒歩圏内にある小田原城。上の写真は、小田原城の常盤木門になりますが、現在は天守閣も含め小田原城址公園として整備されています。

冒頭の天守閣は、昭和35年（1960年）に市政20周年の記念事業として復興されたもの。天守閣の高さは27.2mで、これは大阪城、名古屋城、島原城、熊本城、姫路城、小倉城の天守に次いで国内第7位の高さを誇ります。
その後、平成28年（2016年）には大規模な耐震改修工事が行われ、天守閣の展示の全面的なリニューアルも行われました。

地上の高さとあわせて標高60mに相当する天守閣最上階からの眺めは、小田原の街並みを一望出来ることはもちろんのこと、目の前に広がる相模湾の大パノラマと熱海や伊豆の海岸線まで見渡せる素晴らしい景色を楽しむことが出来ます(^^♪

小田原城の歴史～”難攻不落の城”と言われる所以～

さて、北条氏の根城として「無敵の城」とも言われていた小田原城。現在に至るまで”難攻不落の城”との異名を轟かせている所以はやっぱり戦国時代の功績が大きかったんですね！

時は北条氏3代当主・北条氏康のこと。戦国時代真っ只中であった氏康氏の頃は、北に越後の上杉謙信、西に甲斐の武田信玄と、ともに戦国時代”最強”と称される武将らの領地に関東は囲まれた大変な時代でした。
そんな中、北条氏康は上杉氏の10万もの押し寄せる怒涛の兵力に城を囲まれたにも関わらず、1ヶ月とも言われる籠城戦の末にまずはこれを凌ぎます。
ほっと息をつくのも束の間、今度は西から武田信玄が攻め入り、またも小田原城の周囲を武田軍が包囲しますが、徹底した籠城戦の末、なんとこちらも撃破！

最終的には、天下統一を治めた豊臣秀吉の侵攻によって小田原城は落城してしまいますが、戦国最強とも謳われた武将のそれぞれの侵攻から、二度も猛攻の凌ぎ切ったことで、小田原城は”難攻不落の城”であるという地位を確固たるものにしました。

...というのが、小田原城の簡単な歴史に関する紹介になりますが、こうした歴史のロマンを感じながら、観光スポット（＝特に城跡などの史跡などは）を巡るのも楽しいかもしれませんね(^^♪

【小田原城　基本情報】
　所在地：神奈川県小田原市城内
　営業時間
　　天守閣：9時～17時(※夏季、桜まつり等イベント時は延長あり)
　　常盤木門SAMURAI館：9時～17時(※最終入館は16時半まで)
　　小田原城NINJA館：9時～17時(※最終入館は16時半まで)
　　甲冑着付け体験：9時～16時(※最終貸出は15時半まで)
　　こども遊園地：9時～16時半
　休館日
　　天守閣：12月第2水曜日、12/31～1/1
　　常盤木門SAMURAI館：12/31～1/1
　　小田原城NINJA館：12/31～1/1
　　甲冑着付け体験：12/31～1/1
　　こども遊園地：12/31～1/1(※雨天の場合、休園あり)
　チケット料金
　　天守閣：一般510円、小・中学生200円
　　常盤木門SAMURAI館：一般200円、小・中学生60円
　　～上記2館共通券：一般610円、小・中学生220円～
　　小田原城NINJA館：一般310円、小・中学生100円
　　～上記3館共通券：一般800円、小・中学生300円～(※平日限定)
　　甲冑着付け体験：大人500円、小人(小学生以下)300円
　　こども遊園地：豆汽車、豆自動車各80円他

　交通アクセス
　　電車：JR東海道線小田原駅より徒歩約10分
　　車：西湘バイパス小田原ICより国道1号線など約5分

(※今回の記事が参考になりましたら、ぜひぜひみなさまの温かいサポートなどをお待ちしております(^^♪)