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うつの見守り日記 3 (6/24-27)


うつの見守り日記3回目です

うつ病のパートナーを支える体験を綴った日記。診断から休職、日々の変化まで、うつ病患者の家族や支援者に役立つ実体験を共有。回復への希望を込めて。

初回はこちら

6/24 前日までと比べると比較的調子いい

前の晩はマイスリーを飲んで5時間睡眠。
記憶を失ってしまい、noteを書くと本人もアカウントを立ち上げたもののふらふらしてしまい、そのまま書かずに終了しました。
そのふらふらが心地いいそうですが、記憶が飛んでしまうのでいいことなのかわかりません。
一度目覚めたあとは7時間ほど寝られずにうとうとしていました。休まないといけないのに寝られないは辛そう。夕方1時間ほど昼寝。

前日までと比べると比較的調子は良さそうですが、口に出すとその後体調が悪くなることが続いていたのであえて口にしなくなりました。

メンタルクリニックから精神科病院へ転院する準備

自傷行為が見られたこと、薬への依存傾向などから、一時は入院の可能性も考えて精神科病院への転院を決めました。メンタルクリニックの医師は20分刻みの予約時間で、次々と患者を見ていて、正直じっくり向き合うほどの時間はないなと感じています。
状態が落ち着いた後の精神療法などするなら別のところへとも言われたので、精神科病院へ転院するのは抵抗がなければ良い機会なのかも。

パートナーはこの日、メンタルクリニックに1人で紹介状をとりに行って、役場でヘルプマークももらってきました。

外出を終えると、家でドリルをしたりアニメを見たりしてゆったり。回復に努めました。夕食は近所の洋食屋でたっぷりと。

機嫌も比較的いいまま就寝。

6/25 休養続き少し安定か

前夜はマイスリーで4時ごろまで睡眠。その後10時半ごろまで断続的に睡眠。良くもないが悪くもないのかも。

ドラッグストアにポテトチップスを買いに行ったり、洗濯や洗い物をしたりできた。これはこの数日の落ちていた状態からするとかなりの回復。
こんなにもあらゆることができなくなっていたことが逆に驚き。

夜には散歩も

15分ほど夜の蒸し蒸しとした街を散歩。アイスを食べながら。
こちらも悪くはないところ、今後少し落ちてくるかもしれないので慎重に。

6/26 精神科病院へ転院

精神科病院へ転院し、初診。
病院へ向かう車中ではしんどさや頭痛が出ていました。ストレスかもしれません。終わったあとは、元気そうにフォーを食べていたので。

医師の方は、紹介状を読み込み、パートナーへ基本的な質問。
タイピングに集中しているのか、どこかで読んだ口コミのように第一印象はもっと患者に向き合えばいいのにと一瞬思ったものの、喋ってみるとそんなに悪い印象でなさそう。経験も豊富そうなので、次回以降色々相談していければ。

マイスリーやワイパックスで健忘が起きている可能性があるとのことで、薬の飲み方は少し注意しつつ処方されました。睡眠薬はデエビゴの量を2.5mgから10mgに。本人が嫌がっていたので、どうでるか。

病院を終えたあとは、会社で休職について上司と相談したパートナー。良い会社そうで、希望を優先してくれるとのこと。性格上リモートで仕事した方が落ち着くのではという提案を受けて、本人も前向き。ただ、症状が落ち着かないと現実的ではないのでは、というのは私の意見。
今はまず、休むこと。
休み方を模索すること。

処方薬

抗うつ剤 エスシタロプラム 2錠
     アリピプラゾール 1錠
睡眠薬  デエビゴ 1錠 10mg
不安薬  ロラゼパム(ワイパックス) 1回1錠(どうしてもの時は2錠でもOK)

6/27 晴れのち曇り(途中なので追記します)

これまでの反動か、とてもしんどそうです。

リモートワークの相談をしに精神科病院へ診察を予約していたそうですが、とてもできず。ベッドに付して回復を待つことに。

6/28 帰省

この日はお気に入りのカフェへ行ってから、実家へ帰省しました。
体調はやはりあまり良くなさそうですが、美味しいものを支えに、長時間移動。
2週間弱の療養に入ります。

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