Cycle Takeyama

大手メディア記者として14年勤務し、2023年にアウトドア雑誌✖︎IT企業に転職。司法、…

Cycle Takeyama

大手メディア記者として14年勤務し、2023年にアウトドア雑誌✖︎IT企業に転職。司法、行政、スポーツと幅広く取材経験あり。 編集スパルタ塾10期生MVP いわゆるガチじゃない自転車、登山、サッカー、テニスなどが趣味。

マガジン

  • うつ病のパートナーを見守る日記

    うつ病のパートナーを見守る日記をまとめています

  • キャリアに関すること

    退職やキャリアに関すること

最近の記事

うつの見守り日記 3 (6/24-27)

うつの見守り日記3回目です初回はこちら 6/24 前日までと比べると比較的調子いい前の晩はマイスリーを飲んで5時間睡眠。 記憶を失ってしまい、noteを書くと本人もアカウントを立ち上げたもののふらふらしてしまい、そのまま書かずに終了しました。 そのふらふらが心地いいそうですが、記憶が飛んでしまうのでいいことなのかわかりません。 一度目覚めたあとは7時間ほど寝られずにうとうとしていました。休まないといけないのに寝られないは辛そう。夕方1時間ほど昼寝。 前日までと比べると比較

    • うつの見守り日記2(6/23)

      1日の中でのアップダウンがかなりあるうつの見守り日記2回目です。 前回はこちら。 今日の調子は悪そう。数週間前と比べて最悪レベル。1日の中でアップダウンがすごくあります。 調子が良くなってくると、すぐにカフェに行こうと誘うパートナー。 一見調子がよさそうに見えてもここ数日は特にすぐダメになってしまいます。 今回も外出後、5分で車の中でかなり倦怠感が襲うようになりグデンとしてしまいました。 そんな状態にも少し慣れてきた感じがあります。 会話もしんどそうでした。この状態は

      • うつの見守り日記 1(6/20-22)

        うつのパートナーの見守り日記を始めます日記を始めた理由はいくつかあります。 同棲するパートナーの具合が急激に悪化し、メンタルクリニックに付き添いを開始したから(2日前から)。 遅まきながら、うつに関する本を読み出しから。 パートナーの治療のために、自分がどこまで犠牲にできるか、疑問が生じ客観視したくなったから。 記録に残すことで誰かの役に立つかもしれないから。 記録に残すことが現状困難なパートナーと、のちに振り返ることで笑える気がするからなどです。 うつを抱えながら今年4月

        • 偲んで遺す

          何度も通ったはずの明治神宮前近くの駅、歩道橋の先に見えたビルは薄青く発光し夜空に映えていた。 見慣れたはずの景色がなんで新鮮に感じたのだろう。 新鮮な風景を写真に収めようか、少しの逡巡ののち代々木公園まで歩き出す。 公園の中に入った頃には、さっきのビルは私が東京に住んでいない時に渋谷駅前に出来たものだったことに気づく。 なぜ新鮮に感じたのか腑に落ちるとほぼ同時に、きっとこの感動も長くは続かないと諦めでもなんでもなく思う。 私は忘れっぽい。 昨日食べたものも、自分が発

        うつの見守り日記 3 (6/24-27)

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        • うつ病のパートナーを見守る日記
          3本
        • キャリアに関すること
          5本

        記事

          彼の不在とかけがえのない日常

          私が自転車に乗り出して、日常のサイクリングを楽しむようになったのは6年前 きっかけは些細なものだったが、決定的なものだった 楽しみ方の発見 日常を豊かにする方法が自転車にあると気づいたのだ 早く遠くに行くのみならず、 四季を感じながら近所を走るだけで コーヒーを飲みに行くだけで 友人と走るだけで 日々を楽しく味付けしてくれる そんなツールが自転車だった そして先人や友人の存在も大きかった スタイルや機材にとらわれず、自転車を使って楽しむことを追求する もっ

          彼の不在とかけがえのない日常

          記者に贈るキャリア論 ♯2

          新しい職場で3週間が経った。始めよりは少し落ち着いたので、これまで気づいたことを整理していきたい。 今の組織のままでいいのだろうか、転職して飛び出したらどうなってしまうのだろうか。不安な記者に自分の体験をシェアしたい。 以前の仕事について 「NHK ニュースの記者」 この辺りは記者界隈の方には説明不要だろう。 それぞれ事件、行政、遊軍など各担当ごとに、日々ニュースを取材してテレビ、ラジオ、ウェブといった原稿を作成する。出来上がった原稿はアナウンサーがニュースで読むほか、

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          記者に贈るキャリア論 ♯2

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          記者へ贈るキャリア論 #1

          はじめに退職を機に、何か振り返って書こうと思ったものの筆が進まず、私にはやはり前を向いて将来の展望を考える方が性に合っているようだ。 現状の仕事内容、将来の展望、自分のやりたいこと、目指す理想など、総合的に考えて転職を決めたわけだが、それは至極あたり前のことだとも思う。 それぞれがそれぞれのタイミングで、それぞれのキャリアを選択していけばいいだけのことだと思うし、縁は続いていく。 不安はあるけれど、自分が起点となって発信や取り組みができるような人材になりたいと思うし、その

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          記者へ贈るキャリア論 #1

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          溺れながら泳ぎ方を体得する【編集スパルタ塾第10期】

          相反する感想2023年3月28日およそ1年間に及んだ編集スパルタ塾第10期が終わった。 心に浮かんた感想は相反したものだった。 「やっと終わった・・・」 「もっと受けたかった・・・」  編集スパルタ塾は非常にタフな講座である。 ゲスト回と呼ばれる講義では、一流クリエイターの講師が直面している今の課題に生徒たちが自らの力でリサーチして各々の解をプレゼンする。 第10期のガイダンスはこちら。  受講生のほとんどは社会人なので、それぞれの仕事の合間に、課題を仕上げること

          溺れながら泳ぎ方を体得する【編集スパルタ塾第10期】

          退職とこれからやりたいこと

          退職の理由  私はかねてから2020年東京五輪パラリンピックまで全力で走り、その後はWLBも含めて、やりたいことや仕事の環境を考え直そうと思っていました。(スポーツに異動したときから東京大会は決まっていましたので)  私は、記者という仕事を選んだときは、「お金を稼がない」「信頼関係を構築して、一次情報をとる」「公共性に資する」この仕事の特性に魅力を感じていましたが、 次第にキャリアを重ねるにつれて、「お金を稼ぐこと」の難しさや大切さを周りの友人などから学び、自分もいつかは

          退職とこれからやりたいこと

          20-21

          滋賀県にきて4か月。 環境に適応する期間は終わったと思っています。 ここまで何ができて何ができなかったのか。 何がしたくてこれから何をしていくのか、 整理できればと思います。 まず、仕事! 想定外の連続でした。理想とは程遠い結果に。 ただ、所与の条件というのもあって、自らの努力だけではどうしようもないところもありました。正直、降りかかった火の粉を振り払うのに少し時間と労力を使いすぎたような感じですが、ここからの頑張りが必要でしょう。 事件取材という突発事案に対する瞬発

          ものが語る物語

          NHKのニュースウォッチ9で、飲食店の苦境を伝えるいいリポートが。 読み手がディレクターというのもあって、「おっ大作が始まるぞ」という気がしてしっかりと見た。 内容をかいつまんで言うと、コロナ禍で苦境に立たされた飲食店がどんどん閉店を余儀なくされている。(この現状はとても辛い) その飲食店の調理器具を買いとってリサイクルする会社を取材したもの。 「やめるときの方がパワーがいる」と語る、 ことし3月にオープンしたばかりのうどん屋を閉めることになった店主。 今年オープンのた

          ものが語る物語

          これからのお仕事こうします

           私は、あるテレビ局の記者として東京からで6年間のスポーツ畑での業務を終えて、滋賀県の大津市に異動となります。9月からです。  夢にまで見た17年ぶりの関西です。  なんでやねんをはじめとする関西弁、琵琶湖をはじめとする自然。  どれだけ気持ちが落ち着くのだろうかと想像するとちょっとわくわくしています。  本当は引っ越しのあれこれに食傷気味ですけど。 これからのお仕事こうします 記者人生12年目の目標は、ジャーナリズムの原点に立ち返ることです。 滋賀県はニュースの規模とし

          これからのお仕事こうします

          5作目「ラジオ・コバニ」ペア鑑賞

          トルコとの国境に近いシリア北部のクルド人街コバニは、2014年9月から過激派組織「イスラム国」(IS)の占領下となるも、クルド人民防衛隊(YPG)による激しい迎撃と連合軍の空爆支援により、2015年1月に解放された。人々はコバニに戻って来たが、数カ月にわたる戦闘で街の大半が瓦礫と化してしまった。 そんな中、20歳の大学生ディロバンは、友人とラジオ局を立ち上げ、ラジオ番組「おはよう コバニ」の放送をはじめる。生き残った人々や、戦士、詩人などの声を届ける彼女の番組は、街を再建して

          5作目「ラジオ・コバニ」ペア鑑賞

          10年後の自分のために起点をはっきりさせておこう

          昔の自分からの手紙私は今年、齢35。 アスリートでいえば大ベテラン、というところまで人生を歩んできて、自分の成果について疑問を抱き、進むべき道を迷っていました。これまで自分が理想とするような態度で人に向き合えていたのかなど、モヤモヤが続いていました。 最近特に仲良くさせてもらっている友人と、昔の「mixi」を見てみようという話になり。(30代くらいの人はあったあったと膝を打つのではないでしょうか) 自分ではうまくログインできなかったものの、こんな「日記」を書いていたよとちょ

          10年後の自分のために起点をはっきりさせておこう

          映画ペアログ 顔たち ところどころ編

          友人と取り組んでいるUPLINK cloud見放題サービスでの映画評。今回は顔たち ところどころ。めちゃくちゃ面白い映画です。

          映画ペアログ 顔たち ところどころ編

          心に留めておきたい懸念いくつか

          コロナ対応は国家権力が国民生活に踏み込むチャンスである。規制をかけたり、自粛を迫ったり。 国家危機をあおれば、国民生活を止められる。 例えば、携帯の位置情報を利用した感染防止策にもそうした懸念はある。(かなりい有用だろうけど) そういう権利を簡単にわたしていいのか、あとで取り戻すことができるのか。 民主主義の根幹を揺るがす可能性も、認識しつつ対応せねばいけない。 PCR検査数が少ないことは統計的に問題なのでは?そもそも、現状の感染者の統計は信用に足るものだろうか。 コロナ対

          心に留めておきたい懸念いくつか